互換機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:16 UTC 版)
ニンテンドーDSシリーズ用ソフト、これまでのニンテンドーDS・ニンテンドーDS Lite(ゲームボーイアドバンス用スロットを利用するソフトを除く)・ニンテンドーDSi・ニンテンドーDSi LLでは本体が後方互換性を持ち前世代機のパッケージソフトウェアをプレイできるようになっていたが、本機にはダブルスロット自体によるゲームボーイアドバンス(以下GBA)スロットを周辺機器を利用するニンテンドーDS用ソフトはプレイ不可能となっている。これは前世代機であるニンテンドーDSシリーズが採用していたARMとの互換機能を実現することが簡単なためであり、前世代機向けのパッケージソフトウェアをそのまま起動することはできるようになっている。また、2016年3月17日にニンテンドーDSカードに本体を差さずにDSソフトを使えないモードが含まれている「ニンテンドー3DSデジタルダウンロード」が登場した。DSi・DSi LL専用のニンテンドーDSiウェアもそのままプレイできる互換機能を有している。 カメラ機能を使用したDSi対応・DSiウェアのソフトは利用可能で、3DSのカメラはDS用に切り替わって解像度などはそのまま利用できる。なお、保存された写真を使用するDSi対応・DSiウェアのソフトでは、本体保存メモリに保存された写真を利用する。 DS・DSi用ソフト(DSiウェア・DSダウンロードプレイ・Wi-Fiコネクション設定を含む)を表示させると、両機種の解像度の相違のため、映像が多少ぼやけて表示される。STARTまたはSELECTボタンを押しながらこれらのソフトを起動すると、画面サイズは小さくなるが、本来の解像度で表示させることができる。また、3DSの上画面はDSよりワイドになっているため、DSのソフトを表示している時の上画面は左右に黒い縁が付く。 DS用ソフトの起動中は、3DSの機能が使用できない(思い出きろく帳は記録されるが、7日分に限られる)。また、HOMEボタンを押すと、ソフトをスリープ状態にしてHOMEメニューに戻るかを尋ねる画面が表示される。この画面上では、輝度調整や省エネモード切替ができ(後述)、調整後「キャンセル」を選ぶかHOMEボタンを押すとプレイ画面に復帰する。「OK」を選ぶとHOMEメニューに戻るが、その際にソフトは終了され、セーブしていないプレイデータは失われる。 ボタン対応表 New 3DSNew 3DS LLNew 2DS LL3DS3DS LL2DSDSDS LiteDSiDSi LL十字ボタン十字ボタン・スライドパッド・Cスティック 十字ボタン・スライドパッド 十字ボタン AA A A BB B B XX X X YY Y Y LL・ZL L L RR・ZR R R STARTSTART START START SELECTSELECT SELECT SELECT
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