輝度 【luminance】
輝度
輝度
光源など、発光面の輝き度合いを表し記号はL、単位は毎平方メートル当たりカンデラ(cd/m2)である。発光面からある方向への光度を、その方向への発光面の見かけの面積で割った値。外界の明暗に応じて、人間の自の網膜は感光度が変化し本能的に瞳孔の大きさを変えるが、夜間、対向車のヘッドランプの高い輝度にくらんだ目が、再度暗闇に慣れるまでに起きる感光度の時間変化(暗順応)は大きく、安全を損なう危険をはらんでいる。逆の場合が明順応で、合わせて輝度順応と表現されている。
輝度 brightness
輝度
輝度
輝度
輝度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/19 14:19 UTC 版)
ある光源の特徴は、相対分光分布(英語版)を用いて見ることができる。ある光源の白色点は、 その光源下における白色の物体の色度であり、CIE 1931 色度図上のx, y座標のような色度座標で表すことができる。ここで、絶対分光分布でなく、相対分光分布を用いているのは、白色点の定義は色度にのみ関係しており、光の強さ (輝度) には影響されないからである。 光源と白色点は、概念的には異なるものである。ある光源において、その白色点は固有に定義されている。しかしながら、ある白色点は、ある一つの光源に紐付くものではない。CIE1931色度図において、純紫軌線上の色を除くと、白色を含むほぼすべての混合色が、単色の無限の組み合わせ (すなわち無限のスペクトルの組み合わせ) で作りだせるからである。 一般には光源と白色点の一対一対応は存在しないものの、CIE Dシリーズ標準光源では、分光分布は対応する白色点の色度座標から数学的に求めることが可能である。 光源の分光分布、指定された白色オブジェクトの反射スペクトル (固定値であることが多い) 、観察者の数値定義がわかれば、任意の色空間における白色点の座標は定義できる。 例えば、E光源すなわち等量出力 (Equal Energy) 光源は、最も簡素な光源の一つである。 その分光分布はフラットで、どの波長においても等量の出力を有する。CIE 1931 色空間およびCIE 1964 色空間の両方において、その座標は定数kを用いて[k, k, k]と表され、色度座標[x, y]=[1/3, 1/3]となる。
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輝度
「輝度」の例文・使い方・用例・文例
- 一人の人の色相、明度(あるいは輝度)そして彩度の知覚から説明された物体(または、光源)の外観
- 輝度の基準
- 照度のCGS系単位で1平方センチメートル当たり1ルーメンの反射または放射をする完全拡散面の輝度と同じ
- 輝度単位で光源から出た光線に対して垂直に測定した1平方メートル当たりの1カンデラと同じ
- 以前使われていた輝度単位で、1ルーメン毎平方フィートと同じ
- アポスチルブという,輝度を表す単位
- 発光体の輝度
- ニトという,輝度のメートル法単位
- スチルブという輝度の単位
- 1989年,彼らは世界で初めて高輝度の青色LEDを開発することに成功した。
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