標準光源とは? わかりやすく解説

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ひょうじゅん‐こうげん〔ヘウジユンクワウゲン〕【標準光源】

読み方:ひょうじゅんこうげん

物体の色を測定するために指定された光を照射する人工光源CIE国際照明委員会)により、相対的な分光分布定めた標準イルミナント標準の光)AおよびD65を照射する具体的な光源として、A光源D65光源2種類規定されている。

天文学において、地球から宇宙のある天体までの距離を測定する際、絶対等級があらかじめわかっており、見かけの等級比較することで距離を見積もることができるような天体。変光周期長いほど絶対等級明るくなるケフェウス型変光星最大明るさがほぼ一定となるⅠa型超新星などがある。→宇宙の距離梯子


標準光源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/27 02:39 UTC 版)

標準光源(ひょうじゅんこうげん、standard candle)とは天文学で距離を推定する際に用いられる天体で、絶対的な光度が分かっている天体を指す。銀河系外を対象とする天文学や宇宙論の分野では、距離を導出する重要な手法のいくつかが標準光源に基づく方法を採っている。既に分かっている標準光源の絶対光度(またはその対数をとった絶対等級)と、実際に観測される見かけの明るさ(見かけの等級)とを比較することで、その天体までの距離を以下のように計算することができる。




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