ぎんが‐けい【銀河系】
銀河系 Galaxy
銀河系
銀河系
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かつては戦争が絶えなかったが、5000年前に大銀河神聖将軍家によって統一され、今は大銀河神聖幕府とその配下の藩によって構成されている。
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銀河系
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ガルムの大本営がある宙域。かつてはピオス星人の星系だったが今はガルムによって制圧され星人たち散々になってしまっている。星系はガルム空間と暗黒空間に分かれており両空間はガルムゲートで行き来できる。いずれの空間も最初はガルムによる特殊粒子にレーダーが妨害され、全貌がわからない。 キャステロ ガルム空間の小惑星。ガルムに対抗するピオス星人の拠点で銀河系編の拠点ポイントとなる。 ウル ガルム空間の惑星。ガルム四天王と呼ばれる4機のガルムに滅ぼされた歴史を持つ。 アルファ ガルム空間にある恒星。太陽同様暑くて調査できないがある秘密が隠されているという。 戦艦1 ガルム空間に滞在するガルム戦艦。ガルムゲートを警備しており破壊しないとガルムゲートを使うことができない。 ブラックホール 全てを飲み込む宇宙の穴。どこで現れるかは不明。 ガルムゲート ガルム空間と暗黒空間を繋ぐ宇宙トンネル。 オメガ 暗黒空間にある惑星。シェルターがガルム四天王パディンに乗っ取られた関係でここのピオス星人は恐怖の中で怯えながら生活している。 データベース ガルム空間にあるピオスの人工知能。ガルムのディスクを解析できる知能を持つ。 ザング ガルム空間にある惑星。貴重なアイテムと3人の物知りピオス人が存在するがシェルターは真っ暗であり赤外線スコープがないとまともに調査できない。 イブル ガルム空間にある惑星。ガルム四天王ヒメマドンナが根城にしている。 アモス ガルム空間の小惑星。ガルム四天王のボーラオーに占拠されている。 Xポイント ガルム空間の外れに存在する謎の小惑星。ここにはある秘密がシェルターの奥にある。 ラー 暗黒空間にあるピオスの農業惑星。シェルターは存在しないが補給してくれるピオス星人がいるので拠点として利用できる。 戦艦2 ガルムの総本山ガルム要塞に重要なエネルギーを送っているガルム戦艦。これが健在な限りガルム要塞に攻撃することができない。 イム 暗黒空間にある惑星。最強のビームと幾つかの貴重なアイテムが眠っている。シェルター内には数か所ダークゾーンが存在する。 ポー 暗黒空間にある惑星で最強の四天王ガメリンガーの根城。登場する敵はいずれも最強クラスばかりが登場する。 ガルム要塞 暗黒空間に存在するガルムの本拠地。強固な防御力を誇り通常兵器では一切傷をつけることができない。
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銀河系
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「宇宙戦艦ヤマト2199」の記事における「銀河系」の解説
太陽系 本作では星系や惑星の名称に、ガミラス側のもの設定されている。太陽系のガミラス呼称は「ゾル星系」。地球 第3惑星。ガミラス呼称は「テロン」。 国連の下に国連統合軍が存在し、国連地上軍・国連海軍・国連空軍・国連宇宙軍の4軍に分類されていたが、遊星爆弾による地球環境の激変により、陸・海・空3軍は作戦行動が不能となり、兵員は地下都市建設要員や宇宙軍に編入された。国連宇宙軍 旧作における地球防衛軍。英称は「UNITED NATIONS COSMO FORCE(略称:UNCF)」。傘下に宇宙海軍や空間防衛総隊などを持つ。 本作では極東管区における作戦名や階級の呼称や用語などに、海上自衛隊のそれに準えた設定が追加されている。宇宙海軍・連合宇宙艦隊・第一艦隊 メ号作戦のために各戦線から集結した国連宇宙軍最後の艦隊。艦隊司令長官は沖田十三宙将。金剛型宇宙戦艦キリシマを旗艦とし、村雨型宇宙巡洋艦9隻、磯風型突撃宇宙駆逐艦12隻の計22隻が所属。メ号作戦以前の所属部隊によって艦の塗装が異なっている。メ号作戦において旗艦キリシマを残して全滅した。 火星 第4惑星。本作ではテラフォーミングが施されており、地表の一部に海が存在する。かつては「アルカディアシティー」という都市も存在したが、第二次内惑星戦争での敗北後に全居住者が地球へ強制移住させられた上、その後のガミラスの攻撃により2199年時点では廃墟になっている。 旧作に存在していた観測所は存在せず、古代と島も訓練で滞在していたのではなく、メ号作戦のためにその3週間前からアルカディアポート跡地に気密テントを設置し、待機していたという設定になっている。マーズノイド(火星人) 火星へ入植した地球人居住者の中で、火星現地で出生した者を指す。ルーツは地球人なので地球出身者との差異はあまり無いが、目の光彩が赤系の色をしているのが特徴。第二次内惑星戦争に敗れた末地球へ強制移住させられた経緯があるが、それから月日を経た対ガミラス戦役時点では地球出身者との軋轢の類は見られない。 一方で『緋眼のエース』では第二次内惑星戦争が終結して間もない頃、マーズノイドは地球出身者から地球に反旗を翻した火星生まれの人間として差別を受け、玲も差別を受けていた。なおこの時、1人の地球出身者がマーズノイドの眼の色について「忌まわしい血の紅い色」と罵声を浴びせている。 木星 第5惑星。ガミラス呼称は「ズピスト」。 ヤマトが天王星軌道を目指して人類史上初のワープテストを行った際、原因不明の緊急ワープアウトが起こり、ワープアウト地点となった。 ヤマトの波動砲の余波により表面のガス層が大きく抉れた姿となる。浮遊大陸 木星の大気圏内に存在する、最大長3622kmに及ぶオーストラリア大陸に匹敵する規模を誇る大陸。本作ではガミラス植物の生育環境としてガミラスが太陽系外から移送してきた人工大陸という設定になっている。AU09の分析によると大気成分はメタンが67%、二酸化炭素が21%、窒素が6%となっており、その他にもアルコールやエタノールも含まれている。大陸を浮かせている重力制御フィールドの影響により、大陸の周囲にも多数の岩塊が浮遊している。 ヤマトの波動砲によって粉々に砕け散る。木星浮遊大陸実験基地 浮遊大陸に設営されている実験基地。司令官のサレルヤ・ラーレタ以外の基地要員は、艦艇搭乗員を含めて全てガミロイド兵で編成されている。 土星 第6惑星。ガミラス呼称は「ゼダン」。エンケラドゥス 土星の第2衛星。旧作でのタイタンと同じ位置づけになる。 クレバス内に放棄されたコスモナイト90の採掘場が存在する。なお、地球では発見された順番の都合上第2衛星とされているが、実際にはエンケラドゥスより内軌道の衛星は複数あるため、ガミラス側からは第8衛星と分類されている。 天王星 第7惑星。この惑星の公転軌道がワープテストの本来の目的地だった。また、2191年に太陽系へ侵入してきたガミラス艦を最初に発見したのは、この惑星の監視ステーションである。 海王星 第8惑星。すぐ近くをサーシャの乗ったシェヘラザードが通過し、その際第一艦隊へ信号を送った。 冥王星 エッジワース・カイパーベルト天体に属する準惑星。ガミラス呼称は「プラート」または「プラード」。 本作では前線基地を設置したガミラスによって、ガミラスフォーミングが試験的に施され、海洋が存在する。 また、周囲に不自然なほど大量のデブリが漂っているが、これは全て偽装されたガミラスの反射衛星や空間監視用宇宙塵である。 冥王星以外にも衛星カロンらしき天体も描かれており、ヤマトのレーダーにはニクスとヒドラも表記されている。ガミラス冥王星前線基地 冥王星のクレーター内に設営された前線基地。基地を取り囲むように設置された装置から展開された遮蔽フィールドによって基地の存在を秘匿している。隣接する湾の氷結した海底には、反射衛星砲が設置されている。 メ2号作戦において、反射衛星砲の爆発で生じた津波と、惑星間弾道弾の誘爆により消滅する。 ヘリオポーズ 太陽系と外宇宙の境目。ここを越えると、強力な銀河放射線の影響により、地球との超空間通信が困難になる。 シリウス星系 太陽系から約8.6光年離れた点に存在するおおいぬ座のα星「シリウス」を主星とする星系。しかし、島が名称を言っただけで、登場はしない。本星系を航行中のヤマトが、搭載しているVLBI望遠鏡で地球を観測した際、およそ8年前のガミラスの侵略を受ける前の青い地球が映し出された。 グリーゼ581星系 太陽系から約20.4光年離れた点に存在するてんびん座の赤色矮星「グリーゼ581」を主星とする星系。旧作におけるオリオン座アルファ星と同じ位置づけになる。 イズモ計画における対象惑星が存在する。 原始星団 銀河系外縁部に存在する原始恒星系の集まり。UX-01の襲撃を受けたヤマトがこの中の1つに逃げ込み身を潜めた。
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銀河系
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「宇宙英雄ペリー・ローダン」の記事における「銀河系」の解説
太陽系帝国 1990年に成立した、地球(テラ)を中心とする星間国家。首都は旧モンゴル・中国国境付近のゴシュン湖畔に建設されたテラニア(ギャラクトシティ)。成立当初はその勢力は太陽系の内側だけであったが、21世紀以降銀河各地に植民を行い、25世紀には千を超える植民世界を管理するようになり、銀河系で最高の技術力、経済力、軍事力を有する一大星間国家となった。また2115年から2329年にかけてはアルコン帝国と合併して連合帝国を形成していた。25世紀の時間警察との戦闘では太陽系が戦火に見舞われたり、30世紀には幾つかの植民星系が分離独立するといった出来事があったが、35世紀の時点でも銀河系では最強の経済力と軍事力を有していた。国家元首は選挙で選ばれるものの、設立から一貫してペリー・ローダンが務めている。 3459年、銀河系に現われた「七種族の公会議」との抗争の中で中央星と国家主権を失い、3460年に実質的に崩壊した。新アインシュタイン帝国及び自由テラナー連盟は実質的な後継国家。 アルコン帝国 アコン人から派生した植民地人アルコン人の手による星間国家。球状星団M13を中心に銀河主要部を版図に収め、高度な科学技術と軍事力を持って数々の植民種族や非ヒューマノイド種族をその支配下に置き、10万あまりの星系を有する一大星間帝国を形成していた。やがてアルコン人に種としての退廃が見られるようになると、帝国各地で反乱や内戦が絶えなくなり、1978年にはロボット摂政に統治権が移管された。2044年にはアトランがゴノツァル8世として即位する事で国家の秩序が保たれたが、2115年の太陽系帝国との合併による連合帝国形成によりアルコン帝国は消滅した。2329年にローダンが連合帝国を解消した事で主権を回復するも、アコン人と結託したブルー族の艦隊によって軍事惑星アルコンIIIが破壊された事で、名実共にアルコン帝国はその歴史に幕を閉じた。 アコン帝国 ブルーの星系の第5惑星ドロラー(スフィンクス)を中心に銀河系中央部で強い勢力を維持する星間帝国。紀元前18,000年頃に起きたアルコン人との戦争“中央戦争”の後、鎖国政策を取り続け、転送機ネットワークによる交通手段を取るようになり、少数の艦艇のみを保有するだけで、母星系の防衛は星系全体を覆うバリアによって行っていた。2102年にテラナーとの接触によりブルーの星系を覆うバリアが突破された事で本格的に艦隊を整備して、太陽系帝国に対して何度も攻撃を加えるもことごとく失敗に終わっている。2329年のアルコン帝国崩壊後は、旧アルコン帝国の植民星系も支配下に置くようになった。 レムール帝国 紀元前51,000年頃、銀河系において栄えた第一次人類レムール人による強大な星間帝国。中心世界は後のテラにあたるレムール。帝国は「タマニウム」と呼ばれる111の星州/行政区によって構成される連合体であり、それぞれのタマニウムの中で選出された「タム評議員」が帝国の最高意志決定機関を形成していた。絶頂期には銀河系のみならずアンドロメダ星雲にも勢力を持っていたが、やがて紀元前50,000年頃から勃発したハルト人との戦争によって帝国は疲弊し、レムール人の大半がアンドロメダに避難した事により、銀河系におけるレムール帝国は衰退し消滅した。 ダブリファ帝国 30世紀初頭の第二次遺伝子危機以降、太陽系帝国から独立した元植民星系からなるテラナー系3大星間帝国の一つ。反テラ連合の主体だったが、3434年の寛容革命によって崩壊。「銀河連合ノルモン」に引き継がれる。主星はノスモ。 カルスアル同盟 細胞活性装置を持つ3人のエルトルス人がトップを勤める同盟。テラナー系3大星間帝国の一つ。主星はクライト星系エルトルス。 中央銀河ユニオン (ZGU) テラナー系3大星間帝国の一つ。3430年代には同盟を結んで太陽系を攻撃しようとした。 新アインシュタイン帝国(Neue Einsteinische Imperium:NEI) 「七種族の公会議」による銀河系侵攻による太陽系帝国の崩壊とその首星テラの喪失の後に、銀河系中心部の暗黒星雲プロヴコン・ファウストのプロヴ星系第3惑星ガイアに避難したテラナーによって3460年に成立された。首都はソル・タウン。国家元首は大行政官と呼ばれアトランが就任した。非公式には公会議とは停戦しているものの、水面下においては公会議を撃退するための活動を展開している。太陽系帝国を継承して年号には西暦を使っている。 3585年、自由テラナー連盟を後継として発展的解消。 銀河種族尊厳連合(Galaktische-Völkerwürde-Koalition:GAVÖK) 3580年に銀河系中心部の暗黒星雲プロヴコン・ファウストのプロヴ星系第3惑星ガイアを拠点に活動していた新アインシュタイン帝国の国家元首アトランの呼びかけの元、当時銀河系を支配していた公会議勢力に対抗するために結成された宇宙航行種族の連合組織。 自由テラナー連盟(Liga Freier Terraner:LFT) 3586年設立。新アインシュタイン帝国(NEI)の後継国家であり、太陽系帝国の流れを汲む。銀河系が公会議から解放された後、ソル星系へ帰還したテラへ移住した惑星ガイア住民と、銀河系テラナー残存勢力によって設立された。自由と平等を国是とし、国家名は市民個人が主体であることを意味し、国家元首を「首席テラナー」と呼び市民の一員であることを強調する。初代首席テラナーはジュリアン・ティフラー、初代最高テラ評議員はロワ・ダントン。なおペリー・ローダンは加わっていない。 第二帝国帝国 ブルー族のガタス人が築いた帝国。
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銀河系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/05 06:01 UTC 版)
「宇宙英雄ペリー・ローダンの登場種族一覧」の記事における「銀河系」の解説
IVs 巨大なスズメバチのような外見を持つ昆虫型知性体。その名の正確な発音はヒューマノイドには不可能で、精神寄生体を意味する略称で呼ばれる。最後のsは複数形を意味し、一人ならIV。他の生物のからだを乗っ取ることができる。 アコン人 レムール植民者の末裔にあたりアルコン人の本家筋であるが、祖先であるレムール人と同じ褐色の肌を持ち退化現象は見られていない。地球から4万5000光年離れた銀河系中枢部の外縁のブルーの星系の第五惑星ドロラー(テラナーはスフィンクスと命名)を中心にアコン帝国を形成している。長きにわたる鎖国政策を取っていた事で、性格は傲慢で他の種族を見下す傾向があり、正々堂々と戦いを挑むよりも複雑で陰険な謀略を好む事がある。陰でアルコンIIIを破壊させたのもアコン人であり、犯罪組織コンドス・ヴァサクを操るのもアコン人である。 アスポルコス ラトレイ星系アスポルクの準ヒューマノイド、飛翔爬虫類の末裔。身長は平均1.7メートルで頭部は逆さの洋梨。二対の複眼と、無毛の頭頂部から垂れる一対の肉垂が特徴。皮膚はグリーンで、鱗の跡が残る。上腕や首筋には皮膜があり、あまり退化していない場合には高所から滑空できる。 3440年〜43年の大群危機では、肉垂につけたとさか飾り(PEW金属製)によってかえって知性が高まった。しかし、種族は“苦悶の声”に支配された。 アラス 銀河医師種族。スプリンガーから派生した種族で、医療を生業とする事で独自の発展を遂げた。球状星団M13に存在するケスナル星系第四惑星アラロンを拠点とする。銀河随一の医療技術、生物学を持ち、テラナーが宇宙進出を始めた時点においてはアルコン帝国における医療を独占し、商売のためには自ら病原菌を銀河にばらまく事も辞さなかった。長らくテラナーとは敵対関係にあったが24世紀以降はテラナーとの関係は良好になっている。外見はスプリンガーよりアルコン人に近い。 アルコン人 アコン人から派生した植民地人で紀元前18000年頃に球状星団M13を中心にアルコン帝国を成立し、高度な科学力と軍事力を持って銀河系に一大星間帝国を建設した。しかし時代が過ぎるにつれて生物的な退廃現象に見舞われるようになり、ローダン一行によるファースト・コンタクトの頃には帝国の統治を巨大なポジトロン脳である「ロボット摂政」に委ねるまでに衰退していた。テラナーが宇宙に進出するために高度な技術を授けてくれた恩人であるが、テラナーが銀河に勢力を拡大するようになった22世紀以降は銀河の表舞台から脱落するようになり、2329年にM13に存在する軍事惑星アルコンIIIを失った事で退潮は決定的となった。生物的な退化現象のため、明るい肌の色、白い髪の毛、赤い目のアルビノになっている。 アンティ アコン人から派生したアルコン人と親戚筋の種族。アプトゥト星系第六惑星トラカラトを主星とする。種族全員がテラナーのミュータントの超能力を打ち消す「アンティ・ミュータント」であり、これからアンティという名前で呼ばれるようになった。また、メカ性エネルギー(エンジンやバリア)を強化する「個体過給器」でもある。バアロル教団という神を持たない宗教結社を組織してアルコン帝国を背後から支配しようと暗躍し、22世紀には不老不死の薬と偽って麻薬「リクヴィティフ」をばらまき銀河に麻薬禍を引き起こし、結果的には失敗するもその後も悪事に関わり、30世紀にはスーパーミュータント、リバルト・コレッロの誕生に関与してテラナーに攻撃を加えるなど陰謀体質は変わっていない。 イルト 別名ネズミ・ビーバー。その名前の通り外見を持つ身長1メートルほどの種族で、褐色の毛皮と一本牙が特徴。惑星トラムプを故郷とする。全員がテレパシーとテレキネシス能力を持つほか、潜在的なテレポーターである。非常な遊び好きで寿命は600年ほどである。2044年に未知種族の実験によって故郷が核火災で炎上し、その時点ではグッキー筆頭に30体が生き残り、火星にコロニーを作って住むようになったが、30世紀頃から少子化が進み、3460年まで生き残っているのは2931年に細胞活性装置を受け取ったグッキーのみ。 ヴィンクラン人 レムール人の末裔で、銀河系中枢部のプロヴコン・ファウスト暗黒星雲テコントクリーン星系ヴィンクランに住む。異常な居住環境に適応し突然変異を遂げ、エネルギー乱流を探知できる「パラ聴覚」の能力を持った。 ウニト人 ウニト星系第三惑星出身の準ヒューマノイド。体はごつく、ずんぐりしている。2本の手、2本の足。頭部は象に近く、長い鼻の先は手のように動く。なめらかで強靭なあかるい茶色の皮膚をもつ。鼻は定期的に掃除をする必要がある。 狩人 ドリーマーたちの住む星系のとなりに住む宇宙航行種族。昆虫型。身長2メートル、脚2本、腕4本にそれぞれ指5本、するどいあご、頭部にアンテナが二つ。腰は細く非常に折れやすく、ネズミ=ビーバーが体当たりするだけでたやすく折れて死ぬ。非常に好戦的。卵型宇宙船をあやつり、通常バリアを貫通する武器を持つ。第95巻。 シェボパル人 11世紀頃に星間飛行技術を発展させたヒューマノイド。外見はテラナーの伝承の“悪魔”にそっくりで、四肢に蹄、鼻に一対の触手、頭に一対の角を持つ。 スプリンガー アルコン人から派生した銀河商人種族。氏族単位で行動し、宇宙船を故郷とする。銀河系における交易権を独占しており、自らの既得権益を守るためには戦争も辞さなかった。しかしテラナー系の自由商人が台頭するようになってからは、銀河貿易における独占権は無くなったが、有力な商人である事には変りはない。アルコン人とは異なって退化現象は見られておらず、ヴァイキングを思わせる巨漢が多い。氏族においては惑星に定住する者もおり、その中から医療を生業とするアラスや戦闘を生業とする超重族が派生した。 超重族 スプリンガーから派生した戦争を生業とする種族。自前の艦隊を持ち、アルコン帝国では帝国艦隊に次ぐ戦力を保持していた。基本的にはスプリンガーの依頼を受けて戦争を行うが、他の種族に雇われる事もある。祖先が大重力の惑星に植民したために身長・横幅が1.5メートル、体重600キログラムあまりの巨漢種族であり、通常重力下では抜群の反射神経を発揮し、スプリンガー諸氏族で一番の宙航士と評せられる。 ツグラン人 M13星団のはずれに位置するラトン星系第11惑星ツグランが中心世界。紀元前1万年ごろにアルコン人が植民、その後忘れ去られ、紀元前4000年ごろに再発見されアルコン帝国の版図に組み込まれた。アルビノではなく髪はすみれ色、皮膚は赤褐色。頽廃現象はみられない。第9巻。 テラナー 地球に発した人類の総称。ローダン達が月面にて異星種族のアルコン人と接触した事により宇宙航行に必要な技術を手に入れ、地球上の諸勢力を統合して太陽系帝国を建設。その後銀河の各地での活躍や様々な試練を乗り越えていった事により22世紀頃までには銀河系でも屈指の巨大勢力へと成長し、35世紀においても銀河系では軍事・経済面で最強の勢力を誇る。狭義には地球生まれの者だけをテラナーといい、植民星生まれの者は植民地テラナーと区別する場合がある。5万年以上昔の祖先レムール人を第一次人類、テラナーを第二次人類と称する場合もある。ちなみに第一次人類であるレムール人に発するヒューマノイド種族はテラナーとは呼ばない。植民地テラナー テラナーからの派生。イマルト人 ガトル星系イマルトに適応した人類で、酸素が少ない大気に適応し樽のような胸部をもち大呼吸漢と呼ばれる。ウールヴァ兄弟の出身地。 エプサル人 ヴォノ星系エプサルに適応した人類。惑星重力が2.1G。1Gの下では抜群の反射神経を誇る。旗艦艦長に採用されていることも多い。 エルトルス人 21世紀初頭の第一次植民ラッシュの際、クライト星系エルトルスの3.4Gの重力に適応するために遺伝子操作による「環境適応プログラム」で誕生した新しいテラナーの代表。身長は2メートル半、体重は800キロの巨漢種族でその身体能力はテラナー諸種族の中でも最強とされる。 オーロラ人 惑星オーロラの気候に対応した、いわば水棲人。 オクストーン人 重力が4.8Gでブリザードと熱風が交互に吹く過酷な環境である惑星オクストーンに適応するために環境適応プログラムを極限まで追求した結果生まれたテラナーの最強種族。外見はテラナーとさほど変らないが、身体能力ではエルトルス人をしのぐ所がある。33世紀にはプログラムにより、極限の高温・低温、有毒大気に耐えられる新しいオクストーン人が誕生した。 カマシュ人 パテルナル星系第七惑星カマシュに移民した人類。第一次植民期のテラ移民の末裔。35世紀より数世紀前まで忘れられた存在だった。成熟速度は遅いが、寿命は長い。成人になった男子には最低でも10年間既知人類銀河の植民惑星を旅行して歩くことが義務付けられている。 サパ人 2401年5月にサパ星系の惑星フィルマーの衛星コニアーズに植民したテラナー。2600年ごろに核戦争があり、科学技術も正確な歴史も失われた。3431年になるまで大宇宙に知性体はサパ人のみであると考えていた。人口は3431年時点で8億7千万人、科学技術は20世紀ごろの地球レベル。自分たちははるか昔にフィルマーからコニアーズへ移民してきたと考えていたせいか、コニアーズ人やフィルマー人ではなくサパ人と称する。第201巻。 シガ星人 エルトルス人同様21世紀初頭に惑星シガに植民した植民地テラナーの代表的種族。惑星シガがめぐる恒星グラドルの放射線が原因で小人化し、世代が経つにつれて身長20センチメートルほどに矮小化していった。その代わりに非常に長命で千年以上も生きる者がいる。小人種族であるためにマイクロ工学に卓越し、またUSOのスペシャリストも輩出している。 タウラ人 エピヒロン星系の第三惑星タウラに移民した人類。祖先はアジア系。平和的で感激屋で華美好き。体重が220ポンドなければ一人前とみなされない。タウラ人にとっておくびはマナー違反ではなく、好ましいものとされている。 プロフォス人 21世紀初頭に植民された惑星プロフォスと、プロフォス人が開発した植民星の住人の総称。植民にあたり遺伝子操作はしていないが、テラナーの寿命が140歳程度であるのに対してプロフォス人の寿命は500から800歳に達する。 職業的分離種族 身体的にはテラナーと同じながら、独自の文明を持つとされる。自由商人 その名の通り商人たちの集団で、首都をボシック星系オリンプに置く。25世紀初頭に構築され、2415年にはスプリンガーとの決戦に勝利、銀河系の貿易を一手に握る。建国者はロワ・ダントン、35世紀の皇帝はアンソン・アーガイリス(ロボット)と、変わり者が多い。 宙賊 「賊」とはいうが、一応太陽系に協力するグループ。 ノーマッド サーカス、泥棒、こじき、非合法商品の取り扱い、情報の売買などで生計をたてている。宇宙の紛争では厳格な中立を守る。誰でも偏見なく受け入れ、去るのも自由。氏族同士はゆるやかな同盟関係にある。母権制を敷いており、どの氏族も団長は女性。 プロスペクター 鉱石などの採取を行う。インケロニウムをテラナーにもたらしたのもプロスペクター。 ホモ・スペリオル 3440年の痴呆化放射の中で知性を保ち、テラナーを支配した自称“新人類”。その正体は、50年ほど前からゆっくりと変異していた放射に適応したミュータントであった。3442年に放射が弱まると、数週間で絶滅した。 トプシダー オリオン=デルタ星系を故郷とするトカゲから進化した宇宙航行種族。アルコン帝国に隷属しているが、しばしば反乱をおこしていた。非常に知的で判断力に富む反面、残酷で仮借を知らない。 ドリーマー ある星系の第二十七惑星に住む、外見がやせたアラスそっくりの知性体。肉体が惑星を10秒以上離れることを禁ずる宗教をもつ。夢マシーンによって常時種族の半数が精神を肉体から分離して“旅”にでている。第95巻。 パラマグ パラマグ・アルファ星系ワーベⅠに住む“サル=ビーバー”。PEW金属と共生し、パラトランス変形能力によってPEW金属を通り抜けられる。 ハルト人 銀河中枢部のハルタ星系の惑星ハルトを故郷とする非ヒューマノイド種族。身長は3.5メートル、体重は2トン。3つの目、4本の腕、2本の脚、2つの心臓を持つ。脳は通常脳と生体ポジトロニクスといえる計画脳の二つを持ち、両方を同時に使う事も出来る。肉体を鋼鉄以上に強化する構造転換能力を持ち、短時間なら真空中も行動が可能である。 祖先はM87にてレトルト培養された人工生命「けだもの」種族から分化したものであり、5万年前に銀河系に侵攻してレムール人を絶滅の淵に追いやった。しかし2万年ほど前にレムール人が発明した「心因性リジェネレーター」によって平和愛好種族となり、惑星ハルトに引きこもり静かな生活を送るようになった。 祖先から受け継いだ破壊衝動を昇華するために、しばしば衝動洗濯と呼ばれる冒険に出、また単性生物であるため母性本能が高く、銀河諸種族を我が子のように愛する。 バルニト人・ブハン人 象鼻のヒューマノイドで、おそらくウニト人の親戚。 ファンタン星人 地球から約800光年ほど離れたミューラ基地からさほど離れていない星の出身と思われる。上が丸くなった円筒形の身体をもち、表面はうろこで覆われている。上半身にいくつか暗い穴があり、それが目、口、耳、鼻の役割を果たす。手足に相当する6本の枝がついている。場所は不定。性別はなく、挿し木式に繁殖する。恒星間飛行技術は有しているが、技術レベルはかなり低い。 フェロン人 ヴェガ星系第八惑星フェロル出身のヒューマノイドで祖先はレムール人。重力1.4Gの環境で育ったため小柄で筋肉質。額が秀でており、小さなくぼんだ目、淡いブルーの皮膚、銅色の髪をもつ。脳が五次元思考に向いていないため、超光速技術を発達させることができなかった。その代わり、五次元思考を必要としない精密機器は芸術の域に達していた。テラナーと通商条約を結んだ最初の種族。 ブルー族 銀河系イーストサイドに強大な勢力圏を持つ酸素呼吸知性体。体型はテラナーに近いが、頭部は直径50センチの皿状で、前後に二つずつ計4つの眼を持ち、細長いホース状の首で胴体と繋がっている。卵生で繁殖率が高く、居住世界を求め銀河系イーストサイドに勢力を広げて第二帝国と呼ばれる星間国家を築いた。龍型生物シュレックヴルムが分泌する超高硬度物質モルケックスの秘密を独占していたガタス人が種族全体を支配していたが、連合帝国との戦闘の中でモルケックスが失われるようになると支配力が弱まり、その後は果てしない内戦状態に突入した。 プレビオ レムール人 レムリア大陸に発し、高度な星間文明を築いたテラナーの祖先。第一次人類と呼ばれる。太陽系諸惑星・衛星をはじめ数多くの星系に植民して強大なレムール帝国を築きアンドロメダ星雲にも進出したが、紀元前50088年〜49988年のハルト人の侵攻による戦争によって種族は四散した。植民者の子孫からはアコン人やアンドロメダ星雲に植民したテフローダーなどが独自の文明を築いていった。外見は肌が褐色であるほかはテラナーとほぼ同じだが、脳の機能や構造ではテラナーをしのぐ部分がある。
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銀河系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 06:04 UTC 版)
「宇宙英雄ペリー・ローダンの登場天体一覧」の記事における「銀河系」の解説
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「銀河系」の例文・使い方・用例・文例
- ジャンスキーが観測したのは銀河系の中心核からの波長14.6mの電波であった。
- 銀河系には無数の星がある。
- マゼラン雲はわれわれの銀河系からほぼ 20 万光年かなたにある.
- 銀河(特に我々の銀河系星雲)の、または、銀河(特に我々の銀河系星雲)に関する
- 銀河系外星雲
- 宇宙が、銀河系が互いに遠ざかっていることで出来た空間を埋めるために作られる物質と共に、一定の平均密度を維持しているという理論
- '銀河系外星雲'は'銀河'の昔の名称である
- 渦巻状の構造を持っている銀河系
- 天の川は銀河系空間をぬって流れる
- 銀河系のペガサス座とりゅう座の間にある北半球の星座
- 銀河系の中心をなす恒星群
- 恒星天文学という,恒星の進化や銀河系構造を究明しようとする学問
- コロナという,銀河系を取り巻く天体の集まり
- 銀河系外の星雲の集団
- 太陽系を含む銀河系
- 銀河系の外部に存在する星雲
- 銀河系の内部に存在する星雲
- 銀河系内にあるガス状星雲
- 銀河系の中心部
- サーリーナは,銀河系すべてを脅(おびや)かす武器としても使うことのできる,強大な力を秘めた宝を探しに地球まで来たのだった。
銀河系と同じ種類の言葉
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