大マゼラン雲とは?

だいマゼラン うん [5]大マゼラン雲

南天旗魚かじき)座にある棒渦巻き銀河。距離約20光年。 → マゼラン雲

大マゼラン雲

分類:銀河


名称:大マゼラン雲(大マゼラン銀河)
小分類:不規則銀河
属す銀河群:局部銀河群
属す星座:かじき座(旗魚座)(南天)

大マゼラン雲は、小マゼラン雲とともに南半球の空に見え不規則銀河です。1520年マゼランによる世界周航途上発見されたことからこの名が付きました。銀河としては地球から最も近い距離15光年位置あります。両マゼラン銀河連銀河を成し銀河系とともに三重銀河考えられています。宇宙分布している銀河のうち、肉眼で見ることができるのは、大マゼラン雲と小マゼラン雲アンドロメダ銀河のみです。

1.見つけ方のポイントは?
大マゼラン雲は、かじき座という星座に属していますが、この星座エリダヌス座のずっと南にあり、日本からはまず見ることができない南天の小星座です。しかし、大マゼラン雲は、この星座の南側にかかっており、南半球天の川近く大きくはっきりと、小マゼラン雲とともに見ることができます肉眼でも渦巻の腕はなんとか分かり暗い空での双眼鏡による景観美しいと定評あります

2.どのような特徴があるの?
銀河系4分の1大きさである(LMC)大マゼラン雲は不規則銀河ですが、渦状腕痕跡があるという見方あります明るさは0.6等です。また、大マゼラン雲の中にある、かじき座30番星といわれる天体は、数百から成る高温比較若い星集団で、タランチュラ星雲などの散光星雲が輝いて見えます。そのため大マゼラン雲全体の色は、アンドロメダ銀河などの渦巻銀河比べる青みがかって見えます。
また、1987年に、タランチュラ星雲近く超新星現れました。

3.どれくらい大きさなの?
視直径650´×550´4.地球からはどれくらい離れているの?
15光年

参考文献:河島監修/三品隆司ほか編「スペース・アトラス」PHP研究所パトリック・ムーア編/中村士ほか訳「ギネスワールド天文宇宙講談社小平桂一ほか編「平凡社天文事典平凡社原恵新装改訂版星座神話恒星社厚生閣


大マゼラン雲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/20 17:28 UTC 版)

大マゼラン雲(だいマゼランうん)[4][5][6]: Large Magellanic Cloud, LMC) は、かじき座からテーブルさん座にかけて位置する、星雲の集合体である銀河である。




注釈

  1. ^ この「カノープス」は、明るい星の総称であり、りゅうこつ座α星のことではない。当時は明るい星のことを「canopus」と呼んでいた。

出典

  1. ^ a b c d e f NASA/IPAC Extragalactic Database”. Results for Large Magellanic Cloud. 2008年11月28日閲覧。
  2. ^ a b c Richard Hinckley Allen (1963年). “'Star names: Their Lore and Meaning”. Dover Publications. pp. 294-295. 2016年4月24日閲覧。
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  4. ^ 国立天文台編 『理科年表 2008年版』 丸善、2007年11月23日、131頁。ISBN 978-4621079027 
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  10. ^ 山岡均 『VSOLJ ニュース』 031巻http://mirahouse.jp/vs/vsolj_news/031.html2016年4月24日閲覧 
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  13. ^ 鈴木敬信『天文学辞典』地人書館、1986年、383頁。
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  19. ^ Majaess, Daniel J. et al. (2010). “Anchoring the Universal Distance Scale via a Wesenheit Template”. JAAVSO 39 (1): 122. arXiv:1007.2300. Bibcode2011JAVSO..39..122M. 


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