そくていさく座とは? わかりやすく解説

そくていさく座

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/14 08:49 UTC 版)

そくていさく座(そくていさくざ、測程索座、Lochium Funis)[1]は、現在使われていない星座の1つ。

ドイツ天文学者ヨハン・ボーデが、1801年に刊行した著書「ウラノグラフィア」に描いた[2]。船尾から流して船の速度を測る測程儀を元にした星座で、ニコラ・ルイ・ド・ラカーユが設定したらしんばん座に巻き付くような形で描写されていた。ボーデは Lochium Funis とらしんばん座を1つの星座として考えており、同じ年に刊行した星表 Allgemeine Beschreibung und Nachweisung der Gestirne の中でも同じ1つの星座として取り扱っている[2]

1922年国際天文学連合が88の星座を設定した際、らしんばん座は採用されたが、この星座は採用されなかった。

脚注

  1. ^ 原恵 『星座の神話 - 星座史と星名の意味』 (新装改訂版) 恒星社厚生閣、1996年6月30日、277頁。ISBN 4-7699-0825-3 
  2. ^ a b Ian Ridpath. “Star Tales - Lochium Funis”. 2016年10月14日閲覧。




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