おおかみ座とは? わかりやすく解説

おおかみ‐ざ〔おほかみ‐〕【狼座】

読み方:おおかみざ

南天の小星座7月上旬午後8時ごろに南中し、南の地平線近く見える。学名 (ラテン)Lupus

狼座の画像

おおかみ座

分類:星座/神話


名称:おおかみ座(狼座)
学名:Lupus
小分類:南半球
構成する主な星雲星団恒星:―
神話主な登場人物:ケンタウロス
日本観測できる時期:5月8月の約4ヵ月
見ごろ季節:春(20時正中は7月下旬)

ケンタウルス座の東にある星座で、ケンタウルス貫かれの姿を表してます。星座はちゃんと見える形をしており、なかなか見ごたえあります。しかし南の地平線低くにしか昇らないので、沖縄など南の土地行って見た方が良いでしょうギリシャでは古くから知られていた星座で、紀元前4世紀頃には「野獣座」と名付けられいました

1.見つけ方ポイント
ケンタウルス座の東にある星座です。見つけるときは、ケンタウルス座の東の端、ちょうどケンタウルスの腕と部分の東を見ると、5個ほどの4等星が3角形作っているのが見つかるでしょう。それがおおかみ座の頭で、そこから南(下方向)へたどっていくと、おおかみ座の胴体前足後ろ足を見つけることができます。ただ、本州では地平線すれすれに現われるので、見つけにくいかもしれません。

2.神話内容について
星座図を見ると、隣の星座であるケンタウロス貫かれるの姿を表してます。ギリシャ神話出てくるケンタウロスは、上半身人間下半身が馬という半人半馬種族で、ギリシャテッサリア地方に住むといわれていましたケンタウロス勇壮誇り高く荒っぽい種族です。このそうした勇壮なケンタウロスによって狩られ、神に捧げられたものだとされています。おおかみ座は紀元前4世紀頃、ギリシャで「野獣座」と呼ばれていたと記録にあり、「おおかみ座」とされたのは、13世紀スペイン星図からだといわれています。

3.同じ時期見え星座について
春から夏にかけて、南の空低く見え星座ですので、春の南の星座と一緒に見えます7月頃なら、まず北(上方向)にてんびん座さそり座へびつかい座へび座見え、東にはいて座みなみのかんむり座見えます。また西にはケンタウルス座うみへび座からす座などが見えます。さらに日本からは見えませんが、南にはじょうぎ座やさいだん座みなみのさんかく座あります

4.主要都市での観測について
新潟県より南なら全体観測することができます。しかしよく見るには、南の土地行った方が良いでしょう

参考文献:「星座クラブ沼澤茂美著(誠文堂新光社)、「星のポケットブック」(誠文堂新光社)、「星座天体観測図鑑藤井旭著(成美堂出版)、「星座夜空四季小学館学習百科図鑑、「星座博物館・春」、「同・夏」、「同・秋」、「同・冬」、「同・星座旅行瀬川昌男著(ぎょうせい)、「星空ガイド沼澤茂美、脇屋奈々代著(ナツメ社)


おおかみ座

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/03 21:46 UTC 版)

おおかみ座
Lupus
属格 Lupi
略符 Lup
発音 [ˈljuːpəs]、属格 /ˈljuːpaɪ/
象徴 オオカミ[1]
概略位置:赤経  14h 17m 48.1s 16h 08m 36.7s[2]
概略位置:赤緯 −29.84° - −55.58°[2]
20時正中 7月上旬[3]
広さ 333.683平方度[4]46位
バイエル符号/
フラムスティード番号
を持つ恒星数
41
3.0等より明るい恒星数 3
最輝星 α Lup(2.286
メシエ天体 0
隣接する星座 じょうぎ座
さそり座
コンパス座
ケンタウルス座
うみへび座(角で接する)
てんびん座
テンプレートを表示

おおかみ座 おおかみざ、ラテン語: Lupusは、現代の88星座の1つで、プトレマイオスの48星座の1つ[5]オオカミをモチーフとしている[1]さそり座ケンタウルス座に挟まれた領域にあり、星座の南端が-55.6°と南天の深い位置にあるため、日本など北半球の中緯度地域から星座の全容を見ることは難しい。

主な天体

恒星

2等星のα星のほか、6つの3等星がある。これらαからηまでの7星は、全て見かけの明るさギリシア文字のアルファベット順に並んでおり、β・ζを除く5星は「上部ケンタウルス・おおかみアソシエーション (Upper Centaurus Lupus association, UCL)」と呼ばれるOBアソシエーションのメンバーと見られている[6]

2023年7月現在、国際天文学連合 (IAU) によって固有名が認証されている恒星は1つもない[7]

  • α星太陽系から約465 光年の距離にある、見かけの明るさ2.286 等、スペクトル型B1.5IIIの青色巨星で、2等星[8]変光星としては脈動変光星の分類の1つ「ケフェウス座β型変光星 (BCEP)」に分類され、0.2598466日の周期で0.05等級の振幅で変光する[9]。おおかみ座で最も明るく見える。
  • β星:太陽系から約383 光年の距離にある、見かけの明るさ2.68 等、スペクトル型B2III の青色巨星で、3等星[10]
  • γ星:太陽系から約421 光年の距離にある、ともにB型のスペクトルを持つ見かけの明るさ3.48 等のA星と3.51 等のB星による連星系[11]。A・Bのペアは互いの共通重心を約190年かけて公転している[12]。A星はそれ自体が分光連星で、2021年の研究でA星の伴星Abは前主系列星であるとされた[13]
  • δ星:太陽系から約485 光年の距離にある、見かけの明るさ3.190 等、スペクトル型B1.5IVの準巨星で、3等星[14]。変光星としてはケフェウス座β型変光星に分類され、0.16547日の周期で0.04等級の振幅で変光する[15]
  • ε星:太陽系から約512 光年の距離にあるB型星の多重星系[16]。約4.56日の周期で互いに公転するAa・Abのペアの周囲をB星が約740年の周期で公転するという階層構造を持つ連星系[17]で、地球からは見かけの明るさ3.366 等の単独の星に見える[16]。Aa・Abのペアは「二重磁場を持つ早期型星の連星系」としてユニークな存在であり、高温星の磁場の起源と進化やコンパクトな系での相互作用を探る研究対象となっている[17]
  • ζ星:太陽系から約113 光年の距離にある、見かけの明るさ3.41 等、スペクトル型G8III の巨星で、3等星[18]。約70秒離れた位置に見える7等星のHD 134483と連星を成している[19]
  • η星:太陽系から約545 光年の距離にある[20]連星系。肉眼では見かけの明るさ3.41 等の恒星に見えるが、実際には3つの星からなる連星系で、スペクトル型B2IVの輝巨星のA星とスペクトル型A5Vpの化学特異星のB星の周囲をスペクトル型F5VのF型主系列星のC星が周回するという階層構造を持っている[21]
  • GQ星:太陽系から約500 光年の距離にある、見かけの明るさ11.66 等、スペクトル型K7Ve の前主系列星[22]。変光星としてはオリオン変光星のサブタイプIN(YY)に分類されており、さらに進化の過程を経たのちに主系列星に至ると考えられている[23]。直接撮像で撮影された最初の太陽系外惑星候補天体である伴星おおかみ座GQ星bをともなっている(この伴星の質量は木星質量の3~42倍と見積もられており、13倍を超える場合は褐色矮星の可能性もある)。
  • SN 10061006年に現れた超新星で「おおかみ座超新星[24] (: Lupus SN[25])」とも呼ばれる。鎌倉時代公家藤原定家の自筆日記『明月記』には、1006年当時の天文博士安倍吉昌が観測した記録があることが残されている[注 1]。『明月記』の記録では、螢惑(火星)のように明るく光り輝いていたとされる。

星団・星雲・銀河

メシエ天体は1つもない。また、パトリック・ムーア英語版がアマチュア天文家の観測対象に相応しい星団・星雲・銀河を選んだ「コールドウェルカタログ」に選ばれている天体もない[26]

  • IC 4406:太陽系から約8,600 光年の距離にある惑星状星雲[27]。ケンタウルス座との境界線近くにある。人間の眼の網膜を思い起こさせるような微細構造を持つことから「網膜星雲[28](Retina Nebula[29])」と呼ばれることもある。

由来と歴史

おおかみ座の原型は、紀元前3000年紀の古代メソポタミアの記録に登場する Uridimmu英語版 と呼ばれる人頭獣身の姿をした想像上の生物の星座に遡るとされる[30]紀元前6世紀頃の粘土板文書『ムル・アピン英語版 (MUL.APIN)』では、「エアの道」の65番目に「野生の犬」「神話上の獣」等を意味するとされる「ウル・イディム (MULUR.IDIM, : the Mad Dog)」という名の星座として記された[30]。この想像上の生物の意匠は古代エジプトにも伝わり、プトレマイオス朝クレオパトラ7世統治時代に建設されたデンデラハトホル神殿に遺る天体図には、立ち上がったカバの姿をした人物の姿で描かれていた[30][31]

古代ギリシアローマでは、おおかみ座の星々はケンタウルス座の中にある野生動物を表すアステリズムとして扱われていた[5]。メソポタミアで考えられた意匠がいつ頃地中海沿岸地域に伝わったのかは定かではないが、紀元前3世紀前半にマケドニアで活躍した詩人アラートスの詩篇『ファイノメナ (古希: Φαινόμενα)』には、既にこのアステリズムについての言及がある[32]。アラートスは、ケンタウルス座についてうたった詩の中で、現在のおおかみ座に当たる星々を「野獣テーリオン[32] (Θηρίον, Therion[5])」という不特定の野生動物を指す言葉で呼び、ケンタウルス座の一部として扱った[32]。紀元前3世紀後半にアレクサンドリアで活躍した天文学者エラトステネースも同様で、エラトステネースは著書『カタステリスモイ (古希: Καταστερισμοί)』の中で、「ケンタウロスはいけにえを捧げるかのように、野獣を祭壇に向けて掴んでいる」と記している[5][33]紀元前1世紀頃の古代ローマの詩人ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌスもまた、ケンタウロスがゼウスに供える「いけにえ」 (Hostia) と見なしていた[33]。このように、エラトステネースもヒュギーヌスもともに野獣をケンタウルス座の一部と見なしており、10個の星からなるとしていた[33]

野獣を1つの星座として独立させたのは、2世紀にアレクサンドリアで活躍した天文学者クラウディオス・プトレマイオスであった[5]。プトレマイオスは、天文書『ヘー・メガレー・スュンタクスィス・テース・アストロノミアース (古希: ἡ Μεγάλη Σύνταξις τῆς Ἀστρονομίας)』、いわゆる『アルマゲスト』の中で、ケンタウロスと野獣を2つの星座に分割し[5]、野獣に19個の星を数えている[34]

この星座を狼とみなすようになったのはルネサンス期以降のことで、古代メソポタミアでの「ウル・イディム」という呼称に影響を受けたものと考えられている[5]1603年ドイツの法律家ヨハン・バイエルが刊行した全天星図『ウラノメトリア (Uranometria)』では、ラテン語で「オオカミ」という意味の「LVPVS[注 2]」という名前で星座絵とそこに書かれた星の簡単な解説が書かれており、星座絵ではケンタウロスに槍(テュルソス)で突き刺されようとしている狼の姿が描かれている[35][36]。バイエルは、星座の中で目立つ恒星に対してギリシア文字の小文字のαからυまで20個の符号、いわゆるバイエル符号を付した。しかしバイエルがおおかみ座の星に振った符号は、18世紀フランスの天文学者ニコラ=ルイ・ド・ラカイユによってほぼ全て振り直された[37]。ラカイユは、1756年に出版されたフランス科学アカデミーの1752年版紀要に寄稿した星表と星図の中で、バイエルがおおかみ座に付したバイエル符号を廃して、ギリシア文字の24文字全てと、ラテン文字の小文字の a から h までの9文字の計33文字を新たに振り直した[38]。そのため、バイエルの付けたギリシア文字符号の中で現行のものと一致しているものは αとι の2星しかない[39]

1922年5月にローマで開催されたIAUの設立総会で現行の88星座が定められた際にそのうちの1つとして選定され、星座名は Lupus、略称は Lup と正式に定められた[40]

中国

ドイツ人宣教師イグナーツ・ケーグラー英語版(戴進賢)らが編纂し、清朝乾隆帝治世の1752年に完成・奏進された星表『欽定儀象考成』では、おおかみ座の星は、二十八宿の東方青龍七宿の第一宿「角宿」から第五宿「心宿」に亘って配されていた[41]。角宿では、ι・τ1の2星が「(武器庫を支える)柱[42]」を表す星官「柱」に充てられた[43]。第二宿「亢宿」では、φ1・1 の2星が「獄吏[42]」を表す「頓頑」に充てられた[43]。第三宿「氐宿」では、2番星が「戦車[42]」を表す星官「陣車」に、ζ・ρ・σの3星が「戦車と騎兵[42]」を表す星官「車騎」に、κが「車騎将軍[42]」を表す星官「騎陣将軍」に、γ・δ・β・λ・ε・μ・π・ο・αの9星が騎兵を表す星官「騎官[42]」に、それぞれ充てられた[43]。第四宿「房宿」では、ψ2・χ の2星が「天子に侍従する官[42]」を表す星官「従官」に充てられた。「心宿」では、θ・ηの2星が「五営軍の兵士[42]」を表す星官「積卒」に充てられた[43]

神話

紀元前の古くから知られた星座だが、この星座の由来を伝えるギリシャ神話はない[5]19世紀末のアメリカのアマチュア博物学者リチャード・ヒンクリー・アレンは、神との宴に人肉を供したアルカディアリュカーオーンが大神ゼウスによりに変えられた姿である、とする説を紹介している[44][45]が、リュカーオーンと星座を結びつけた伝承もなく、後世の後付けとされる[5]

呼称と方言

日本語の学術用語としては「おおかみ」と定められている[46]

日本では、1874年(明治7年)に文部省より出版された関藤成緒の天文書『星学捷径』で「」という名前で紹介されている[47]1910年(明治43年)2月刊行の日本天文学会の会報『天文月報』第2巻11号に掲載された「星座名」という記事でも「狼」とされていた[48]。この訳名は、1925年(大正14年)に初版が刊行された『理科年表』にも「狼(おほかみ)」として引き継がれた[49]。戦後の1952年(昭和27年)7月に日本天文学会が「星座名はひらがなまたはカタカナで表記する」[50]とした際に、Lupus の日本語名は「おおかみ」と定められた[51]。これ以降は「おおかみ」という表記が継続して用いられている。

現代の中国では、豺狼座[52](豺狼座[53])と呼ばれている。

脚注

注釈

  1. ^ 『明月記』に残る「客星出現例」の箇所は、過去の客星の出現例について定家からの問い合わせを受けた陰陽師安倍泰俊が定家に寄越した返書そのものが『明月記』に綴じ込まれたもので、定家の自筆ではない。
  2. ^ 当時はVとUの区別がなかったためこのように綴った。

出典

  1. ^ a b The Constellations”. 国際天文学連合. 2023年7月16日閲覧。
  2. ^ a b Constellation boundary”. 国際天文学連合. 2023年7月16日閲覧。
  3. ^ 山田陽志郎「星座」『天文年鑑2016年版』2015年11月26日、290-293頁。ISBN 978-4-416-11545-9 
  4. ^ 星座名・星座略符一覧(面積順)”. 国立天文台(NAOJ). 2023年1月1日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i Ridpath, Ian. “Lupus”. Star Tales. 2023年7月16日閲覧。
  6. ^ NAME UCL”. SIMBAD. 2023年7月17日閲覧。
  7. ^ Mamajek, Eric E. (2022年4月4日). “IAU Catalog of Star Names”. 国際天文学連合. 2023年7月16日閲覧。
  8. ^ "alf Lup". SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2023年7月16日閲覧
  9. ^ Samus’, N. N. et al. (2017). “General catalogue of variable stars: Version GCVS 5.1”. Astronomy Reports 61 (1): 80-88. Bibcode2017ARep...61...80S. doi:10.1134/S1063772917010085. ISSN 1063-7729. https://vizier.cds.unistra.fr/viz-bin/VizieR-5?-ref=VIZ64b4908d24dda9&-out.add=.&-source=B/gcvs/gcvs_cat&recno=27657. 
  10. ^ "bet Lup". SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2023年7月16日閲覧
  11. ^ "gam Lup". SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2023年7月16日閲覧
  12. ^ Heintz, W. D. (1990-01). “Orbits of 15 visual binaries”. Astronomy & Astrophysics supplement series (EDP Sciences) 82: 65-69. Bibcode1990A&AS...82...65H. ISSN 0365-0138. 
  13. ^ Jerzykiewicz, M et al. (2021-03-24). “BRITE observations of ν Centauri and γ Lupi, the first non-eclipsing members of the new class of nascent binaries”. Monthly Notices of the Royal Astronomical Society (Oxford University Press (OUP)) 503 (4): 5554-5568. Bibcode2021MNRAS.503.5554J. doi:10.1093/mnras/stab846. ISSN 0035-8711. 
  14. ^ "del Lup". SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2023年7月16日閲覧
  15. ^ Samus’, N. N. et al. (2017). “General catalogue of variable stars: Version GCVS 5.1”. Astronomy Reports 61 (1): 80-88. Bibcode2017ARep...61...80S. doi:10.1134/S1063772917010085. ISSN 1063-7729. https://vizier.cds.unistra.fr/viz-bin/VizieR-5?-ref=VIZ64b4908d24dda9&-out.add=.&-source=B/gcvs/gcvs_cat&recno=27659. 
  16. ^ a b "eps Lup". SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2023年7月16日閲覧
  17. ^ a b Pablo, H; Shultz, M; Fuller, J; Wade, G A; Paunzen, E; Mathis, S; Le Bouquin, J-B; Pigulski, A et al. (2019-06-21). “ϵ Lupi: measuring the heartbeat of a doubly magnetic massive binary with BRITE Constellation”. Monthly Notices of the Royal Astronomical Society (Oxford University Press (OUP)) 488 (1): 64–77. Bibcode2019MNRAS.488...64P. doi:10.1093/mnras/stz1661. ISSN 0035-8711. 
  18. ^ "zet Lup". SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2023年7月16日閲覧
  19. ^ Dommanget, J.; Nys, O. (2002-03), VizieR Online Data Catalog: CCDM (Catalog of Components of Double & Multiple stars), Bibcode2002yCat.1274....0D, https://vizier.cds.unistra.fr/viz-bin/VizieR-S?CCDM%20J15122-5206B 
  20. ^ "eta Lup". SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2023年7月16日閲覧
  21. ^ Eggleton, P. P.; Tokovinin, A. A. (2008-09-11). “A catalogue of multiplicity among bright stellar systems”. Monthly Notices of the Royal Astronomical Society (Oxford University Press (OUP)) 389 (2): 869–879. Bibcode2008MNRAS.389..869E. doi:10.1111/j.1365-2966.2008.13596.x. ISSN 0035-8711. 
  22. ^ "GQ Lup". SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2023年7月16日閲覧
  23. ^ Samus’, N. N. et al. (2017). “General catalogue of variable stars: Version GCVS 5.1”. Astronomy Reports 61 (1): 80-88. Bibcode2017ARep...61...80S. doi:10.1134/S1063772917010085. ISSN 1063-7729. https://vizier.cds.unistra.fr/viz-bin/VizieR-5?-ref=VIZ64b454be3a13e3&-out.add=.&-source=B/gcvs/gcvs_cat&recno=27397. 
  24. ^ 岡崎彰『奇妙な42の星たち - 宇宙の秘密教えます』誠文堂新光社、1984年4月1日、84-88頁。 ISBN 4-416-29420-4 
  25. ^ "SN 1006". SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2023年7月16日閲覧
  26. ^ Frommert, Hartmut (2006年8月22日). “The Caldwell Catalog”. SEDS Messier Database. 2023年7月16日閲覧。
  27. ^ "IC 4406". SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2023年7月16日閲覧
  28. ^ ハッブルがとらえた「網膜星雲」IC4406”. AstroArts (2002年6月14日). 2023年7月16日閲覧。
  29. ^ The Retina Nebula: Dying Star IC 4406”. hubblesite.org (2002年6月13日). 2023年7月16日閲覧。
  30. ^ a b c 近藤二郎 2021, pp. 324–328.
  31. ^ 近藤二郎 2021, p. 112.
  32. ^ a b c アラトス二カンドロス、オッピアノス 著、伊藤照夫 訳「星辰譜」『ギリシア教訓叙事詩集』(初版第1刷)京都大学学術出版会、京都、2007年10月15日、40頁。 ISBN 978-4-87698-170-0OCLC 676527275 
  33. ^ a b c Condos, Theony (1997). Star myths of the Greeks and Romans : a sourcebook containing the Constellations of Pseudo-Eratosthenes and the Poetic astronomy of Hyginus. Grand Rapids, MI, U.S.A.: Phanes Press. pp. 71-74. ISBN 978-1-60925-678-4. OCLC 840823460 
  34. ^ 竹迫忍 (2017年11月7日). “Almagestの星表”. 古天文の部屋. 2023年7月24日閲覧。
  35. ^ Bayer, Johann (1603) (ラテン語). Ioannis Bayeri Uranometria omnium asterismorum continens schemata, nova methodo delineata aereis laminis expressa / tabulae in aes incidit Alexander Mair. doi:10.3931/e-rara-309. https://www.e-rara.ch/zut/content/zoom/77558 2023年7月24日閲覧。 
  36. ^ Bayer, Johann (1603) (ラテン語). Ioannis Bayeri Uranometria omnium asterismorum continens schemata, nova methodo delineata aereis laminis expressa / tabulae in aes incidit Alexander Mair. doi:10.3931/e-rara-309. https://www.e-rara.ch/zut/content/zoom/77559 2023年7月24日閲覧。 
  37. ^ Gould 1879, p. 59.
  38. ^ de La Caille, Nicolas Louis (1763). Coelum australe stelliferum. pp. 196-197. http://www.e-rara.ch/zut/content/titleinfo/152572 2023年7月24日閲覧。 
  39. ^ 竹迫忍 (2020年7月17日). “Uranometria(1603) by Johann Bayerの星の同定”. 古天文の部屋. 2023年7月24日閲覧。
  40. ^ Ridpath, Ian. “The IAU list of the 88 constellations and their abbreviations”. Star Tales. 2023年7月24日閲覧。
  41. ^ 伊世同 1981, p. 155.
  42. ^ a b c d e f g h 大崎正次「中国星座名義考」『中国の星座の歴史』雄山閣出版、1987年5月5日、141-192頁。 ISBN 4-639-00647-0 
  43. ^ a b c d 伊世同 1981, p. 141.
  44. ^ 原恵『星座の神話 - 星座史と星名の意味』(新装改訂版第4刷)恒星社厚生閣、2007年2月28日、124-125頁。 ISBN 978-4-7699-0825-8 
  45. ^ Allen, Richard Hinckley (2013-02-28). Star Names: Their Lore and Meaning (再販 ed.). Courier Corporation. pp. 278-279. ISBN 9780486137667. https://play.google.com/books/reader?id=vWDsybJzz7IC&hl=ja&printsec=frontcover&pg=GBS.PA278 
  46. ^ 学術用語集:天文学編(増訂版) 1994, pp. 305–306.
  47. ^ 関藤成緒 編『星学捷径 下』文部省、39頁。doi:10.11501/831014NCID BA37079704 
  48. ^ 星座名」『天文月報』第2巻第11号、1910年2月、11頁、 ISSN 0374-2466 
  49. ^ 東京天文台 編『理科年表 第1冊丸善、1925年、61-64頁https://dl.ndl.go.jp/pid/977669/1/39 
  50. ^ 学術用語集:天文学編(増訂版) 1994, p. 316.
  51. ^ 星座名」『天文月報』第45巻第10号、1952年10月、158頁、 ISSN 0374-2466 
  52. ^ 伊世同 1981, p. 131.
  53. ^ 大崎正次「辛亥革命以後の星座」『中国の星座の歴史』雄山閣出版、1987年5月5日、115-118頁。 ISBN 4-639-00647-0 

参考文献

座標: 15h 18m 00s, −45° 00′ 00″


おおかみ座

出典:『Wiktionary』 (2018/07/01 14:46 UTC 版)

固有名詞

おおかみ おおかみざ

  1. 南天星座のひとつ。トレミーの48星座のひとつ。

翻訳


「おおかみ座」の例文・使い方・用例・文例

  • おおかみ座という星座
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「おおかみ座」の関連用語

おおかみ座のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



おおかみ座のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JAXAJAXA
Copyright 2025 Japan Aerospace Exploration Agency
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのおおかみ座 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのおおかみ座 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS