がく‐めい【学名】
学名
実験方法装置単位など: | 多重配列アラインメント 好気的培養 好気的培養装置 学名 実験群 密度勾配遠心分離法 対照実験 |
学名
(Scientific Name ; Botanical Name)
◇学名のつけ方(Nomenclature)
「国際植物命名規約」(International Code of Botanical Nomenclature,略してICBN)に基づいて命名される。ラテン語のイタリック体(斜体)で表記される。「種小名」のあとに「命名者名」を書くのが正式であるが、一般的に「命名者名」を省略する場合が多い。
◇洋ラン学名の読み(カタカナ表記)の相異例
属名・種小名 | 英語読みに近い カタカナ表記 | ラテン語の読みに近い カタカナ表記 |
Cattleya | キャトレイア | カトレア、カトレヤ |
Cymbidium | シンビディアム | シンビジウム、シンビジューム |
Dendrobium | デンドロビアム | デンドロビウム、デンドロビューム |
Disa | ダイサ | ディサ |
Lycaste | ライカステ | リカステ |
Oncidium | オンシディアム | オンシジウム、オンシジューム |
Paph. | パーフ | パフィオ |
Paphiopedilum | パフィオペディラム | パフィオペディルム |
Phalaenopsis | フェレノプシス | ファレノプシス |
album | アルバム | アルブム |
coerulea | セルリア | セルレア、コエルレア |
intermedia | インターメディア | インテルメディア |
purpurata | パープラータ | プルプラタ |
skinneri | スキネリー | スキンネリー、スキンネリ |
violacea | ヴァイオレシア | ビオラセア |
学名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/17 15:42 UTC 版)
生物学における学名(がくめい、scientific name)は、生物学(かつては博物学)の手続きに基づき、世界共通で生物の分類群に付けられる名称である。
- ^ a b 文部省・日本動物学会 1988, p. 586.
- ^ a b 国際動物命名規約 第4版 日本語版[追補] 2005, 用語集.
- ^ a b 国際動物命名規約 第4版 日本語版[追補] 2000. 用語集
- ^ 国際動物命名規約 第4版 日本語版[追補] 2000. 条21
- ^ a b c 国際動物命名規約 第4版 日本語版[追補] 2000. 勧告22A
- ^ a b 国際動物命名規約 第4版 日本語版[追補] 2000. 条45.5
学名
出典:『Wiktionary』 (2020/03/04 09:00 UTC 版)
名詞
- 《分類学等》 生物種や生物群(wp)の、分類学上の世界共通の名称。すなわち、生物および生物群の学問上の国際名称。
- 国際的規約に則って命名されるものであり、種(生物種)の場合は属名と種小名(細菌では種形容語)による二名法が採られ、ラテン語またはラテン語化した名詞と形容詞で表す。二名法は分類学の父と謳われる博物学者(wp)リンネ(wp)によって体系化され、それを世界中の研究者が厳守することにより、諸言語ごとに別の名で呼ばれる生き物に“本名のような呼称”をあてがうことができるようになった。
- 学名の例 :Homo sapiens (en) (Homo が属名、sapiens が種小名)。種の学名は斜体(wp)で表記するよう定められている。属名は頭文字(wp)だけ大文字で表記される。植物学名に限り、人名に由来する種小名は頭文字を大文字で表記する。
- 《一般》 「学術名」の略語。
- 《一般》 学問上の名声。
関連語
語義1
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