リンネ

デジタル大辞泉

リンネ【Carl von Linné】

読み方：りんね

［1707〜1778］スウェーデンの博物学者。雌雄蕊(ずい)に基づく植物の分類法を提唱。のち、動植物を属名と種名で表す二名法を確立。著「自然の体系」「植物の種」など。

テキサス大学図書館蔵

りん‐ね〔‐ヱ〕【輪^×廻】

読み方：りんね

［名］(スル)《「りんえ」の連声》

１ 《(梵)saṃsāraの訳。流れる意》仏語。生ある者が迷妄に満ちた生死を絶え間なく繰り返すこと。三界・六道に生まれ変わり、死に変わりすること。インドにおいて業(ごう)の思想と一体となって発達した考え。流転。転生。輪転。「六道に—する」

２ 連歌・連句で、一巻(ひとまき)のうちに同意・同想の言葉や意味が繰り返されること。また、付句に打ち越しと似た語句・趣向を用いること。禁制とされる。

３ 地学現象が一定の順序で生起し、循環的に繰り返すこと。浸食輪廻など。

４ 執着の気持ちの強いこと。愛着。

「親の慈悲心、子故の闇、—の紲(きづな)にしめつけられ」〈浄・太功記〉

[補説] 書名別項。→輪廻

りんね〔リンヱ〕【輪廻】

読み方：りんね

森田草平の自伝的長編小説。「女性」誌の大正12年（1923）10月号から大正14年（1925）12月号にかけて連載。大正15年（1926）単行本刊行。

難読語辞典

輪廻

読み方：リンネ（ｒｉｎｎｅ）

生あるものが死後、迷いの世界である三界・六道を次の世に向けて生と死とを繰り返すこと

生物学用語辞典

リンネ

英訳・(英)同義/類義語：Linne, Carl von

はじめて生物の系統的な命名法を提唱した、18世紀のスエーデンの学者、

歴史民俗用語辞典

輪回

読み方：リンネ（ｒｉｎｎｅ）

車輪が廻転してとどまることのないように、無限に生死を繰り返すこと。

別名 輪廻、輪廻転生

輪廻

読み方：リンネ（ｒｉｎｎｅ）

車輪が廻転してとどまることのないように、無限に生死を繰り返すこと。

別名 輪回、輪廻転生

外国人名読み方字典

リンネ

名前 Linné； Linne； Lynne； Rinne

近代文学作品名辞典

輪廻

読み方：リンネ（ｒｉｎｎｅ）

作者 森田草平

初出 大正12~14年

ジャンル 小説

ウィキペディア

リンネ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/05/26 23:53 UTC 版)

リンネ（Rinne）は、以下のいずれかを指す。

スウェーデン語圏の姓

• アンティ・リンネ - フィンランドの政治家。首相を務める。
• カール・フォン・リンネ - スウェーデンの博物学者、生物学者、植物学者
  • カール・フォン・リンネ (子) - スウェーデンの博物学者。上記の人物の息子。
• タル・リンネ - フィンランド出身のバイクレーサー
• ペッカ・リネ（ペッカ・リンネ） - フィンランド出身のアイスホッケー選手
• ヤコブ・リンネ - スウェーデン出身のサッカー選手

その他

• リンネ庭園 - スウェーデン最古の植物園
• ロンドン・リンネ協会 - ロンドンで分類学・博物学の研究と普及を目的とした学術機関
• リンネ鉱 - コバルトの硫化鉱物
• リンネ (ASCAの曲) - ASCA（大倉明日香）のシングル

関連項目

• りんね
• RINNE

ウィキペディア小見出し辞書

リンネ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2012/06/20 16:45 UTC 版)

「ラグナロクオンライン ここから始まる物語」の記事における「リンネ」の解説

自称「露店のアイドル」。実は高レベルのマーチャントで、いわゆるエターナルマーチャント。貧乳ゆえか巨乳化願望を持っている。

Weblio日本語例文用例辞書

「リンネ」の例文・使い方・用例・文例

• リンネ分類体系
• リンネルを漂白する.
• リンネル[ラシャ]商人.
• リンネル 1 反 《13 ヤール》.
• 薄汚れたリンネル
• 家庭用リンネル類の特売
• （リンネルまたは衣服について）熱いアイロンで滑らかにされた
• 袖のある白いリンネルの典礼に用いる式服
• リンネまたはリンネが提案した分類学的分類の体系の、あるいは、リンネまたはリンネが提案した分類学的分類の体系に関する
• 羊毛やリンネルを紡ぐ前に巻き取るもの
• 個々の配膳場所に置く食卓用のリンネル
• 1つの種：リンネソウ
• ヨーロッパとアジアの北部に生育する、リンネソウに似た植物
• リンネル繊維からできた、またはリンネルで仕上げを施した上質紙
• 服またはリンネル類等に印をつけるための消えないインク
• リンネットという化繊布
• リンネ種という,植物分類法の基本単位
• リンネ草という植物