命名法とは? わかりやすく解説

命名法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 01:19 UTC 版)

命名法英語: nomenclature)は、自然科学の対象となる自然物の呼称に関する規則であり、自然についての系統的な認識を可能とする意義をもつ[1]。以下のものがある。


  1. ^ めいめいほう【命名法】”. 世界大百科事典第2版. 2018年7月19日閲覧。


「命名法」の続きの解説一覧

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 08:41 UTC 版)

ヘルペスウイルス」の記事における「命名法」の解説

ヘルペスウイルス学名は、自然宿主属する科(または亜科)の英名に続けてherpes virusとし、あとはアラビア数字機械的に連番をつける慣習になっているこのうち亜科用いるのは霊長目ウシ科限られており、またヒト自然宿主とする場合例外的にHumanとする。ただしこの方式が確立する以前から広く知られていたウイルスなどは、学名とは異なる名称が同様に通用する場合がある(たとえばエプスタイン・バール・ウイルス)。

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環式有機化合物」の記事における「命名法」の解説

環式有機化合物命名は、IUPAC命名法に従う。一方IUPAC命名法制定される以前から知られている化合物も多いことと、また環式有機化合物IUPAC系統名複雑になる傾向があるので、慣用名を持つ環式有機化合物慣用名呼ばれることが多い。

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標準到着経路」の記事における「命名法」の解説

STAR命名規則に特にルールはないが、一般にSTAR構成するウェイポイント名+アライバル」であることが多い。たとえば、大阪国際空港着陸する際に奈良上空方面から到着するSTARは「ヤマト・アライバル (YAMAT Arrival)」である。しかし福岡空港NAKASU EAST/WEST RNAV ARRIVALのようにウェイポイントにもない名称を用いることもある。 また、空港対す方角用いことがある。例:福岡空港東西から到着する「サンディ・ウエスト・アライバル (SANDY West Arrival)」と「サンディ・イースト・アライバル (SANDY East Arrival)」 さらに、数字アルファベット付すこともある。数字改訂区別滑走路区別使用されアルファベット途中から経路が変わる場合区別使用される例えば、デリーインディラ・ガンディー国際空港の東SIBADからの到着はSIBAD1A、SIBAD1B、SIBAD1Eアライバル等と命名されている。また、東京国際空港XAC(大島VORTAC)からの進入経路もXAC1C、XAC2Hアライバルなどと区別されている。 この他に、日本以外では航空路上のある地点からSTAR開始点を結ぶ転移経路トランジション)が設定されていることも多い。例えば、シカゴ・オヘア国際空港西から到着するJANESVILLE5アライバルイリノイ州マディソンから合流する転移経路はJANESVILLE5アライバルMADISONトランジションである。

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バシラス科」の記事における「命名法」の解説

バシラス綱のようにこの科に類する種は、時には口語的に識別されることがある。しかし、この用語は、バシラス綱バシラス目バシラス科及びバシラス属区別しないので、不明瞭な名前である。

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アベナンスラミド」の記事における「命名法」の解説

アベナンスラミド類は、3種フェニルプロパノイド類(p-クマル酸フェルラ酸カフェ酸)の1種アントラニル酸(またはそのヒドロキシ化・メトキシ化誘導体)が縮合したアミドである。CollinsとDimbergは論文上でそれぞれ異なアベナンスラミド類の命名規則用いている。Collinsアルファベット使用してアベナンスラミド類を分類している。一方で、DImbergはアントラニル酸部位大文字で、フェニルプロパノイド部位小文字(c = カフェ酸、f = フェルラ酸p = p-クマル酸)で示す命名規則使用した。Dimbergは後にアントニル酸部位数字で示す命名法を使用するようになった。以下の表に示すアベナンスラミド類はエンバク中に最も多量に存在する: アベナンスラミドA(2p、AF-1、Bp)、アベナンスラミドB(2f、AF-2、Bf)、アベナンスラミドC(2c、AF-6、Bc)、アベナンスラミドO(2pd)、アベナンスラミドP(2fd)。 CollinsDimberg's originalDimberg's modifiednR1R2R3A Bp 2p 1 H H OH B Bf 2f 1 OCH3 H OH C Bc 2c 1 OH H OH O 2pd 2 H H OH P 2fd 2 OCH3 H OH

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コンジェニック系統」の記事における「命名法」の解説

コンジェニック系統命名方法としては、原則「(レシピエント系統)(ピリオド)(ドナー系統)(ハイフン)(ドナー由来対立遺伝子イタリック体>)」という形である。 例:LEW.BN-RT1n ドナーBNのRT1nをレシピエントLEWに導入 ドナー近交系ない場合複雑な場合はコンジェニックであることを表すために記号としてCg用いる。

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ジヒドロメナキノン」の記事における「命名法」の解説

側鎖イソプレン単位には、キノン環に近い方から順にローマ数字でI, II, III,...のように番号付けられている。そこで例えメナキノン-9キノン環から2番目の二重結合単結合となっていれば、II-ジヒドロメナキノン-9(II-dihydromenaquinone-9, MK-9(II-H2))と命名する

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ラクチド」の記事における「命名法」の解説

ラクチドヘテロ環として命名する例えば、4-ヒドロキシブタン酸 (4-hydroxybutanoic acid) のラクチドは 1,6-ジオキサシクロデカン-2,7-ジオン (1,6-dioxacyclodecane-2,7-dione) となる。

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ニトリル」の記事における「命名法」の解説

IUPAC命名法では炭素数の等しアルカン語尾に -ニトリル (-nitrile) をつけて命名する。または、母体となるカルボン酸語尾 (-oic acid または -ic acid) を (-onitrile) に置き換える。または、接頭語として「シアノ-」(cyano-) を用いる。

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フェニル基」の記事における「命名法」の解説

フェニル基はしばしPh略され、たとえばベンゼンPhH表記することができる。フェニル基分子内のほかの原子結合している。トリフェニルメタン (Ph3CH) はその一例である。フェニル化合物複数の名称を持つ事が多く中には"フェニル"という文字含まないものもある。たとえば塩素結合した C6H5Cl はふつうはクロロベンゼン呼ばれるが、塩化フェニルと呼ぶこともできる稀なケースでは、フェニルアニオン (C6H5-)、フェニルカチオン (C6H5+)、フェニルフリーラジカル (C6H5) のような単独フェニル基検出される。 C6H5 と表される原子団フェニル基ぐらいしかないので、その置換体の示性式フェニル基存在強調することができる。たとえば O2NC6H4 はニトロフェニル基 (3つの異性体を持つ) で、F5C6 はペンタフルオロフェニル基である

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過カルボン酸」の記事における「命名法」の解説

基本的には、母体となるカルボン酸の名称の頭に「ペルオキシ」(peroxy) を付けて命名する一部過カルボン酸には「過酢酸」(peracetic acid)、「過安息香酸」(perbenzoic acid) など、頭に「過」(per) を付けた慣用名を持つものがある。

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スピンネーカー」の記事における「命名法」の解説

多くヨットには、特にレース時に複数スピンネーカー搭載されている。それらを区別するための一般的な命名法を説明する数字通常サイズを示すために使用される数字小さいほど帆が大きく数字大きいほど帆が小さいことを示す。これは、他のヘッドセール(ジブジェノアなど)に使用される数字と同様である。それに加えて非対称場合はA、対称場合はSが数字前に置かれる例えば、あるヨットにはS2とA1のスピン積まれる、といった具合である。 次のコードは、対称非対称両方セール使用されるコード1は、弱風下でのリーチングセールであり、低速時見かけの風の角度が、船の角度大きく影響するコード2は、中風下でのランニングセールで、追い風時に使用されるコード3は、中風下でのリーチングセールで、風に対して横方向に進む時に使用されるコード4は、強風下でのランニングセールで、通常予想される最も激しい風で使用されるコード5は、強風下でのリーチングセールで、通常予想される最も激しい風で使用されるコード6は、嵐の際に使われるセール

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カルボン酸ハロゲン化物」の記事における「命名法」の解説

カルボン酸塩化物命名する場合母体となるカルボン酸名の語尾 "—oic acid"、"—ic acid"、または "—carboxylic acid" を、それぞれ "—oyl chloride"、"—yl chloride"、または "—carbonyl chloride" に置き換えるフッ化物 "fluoride"、臭化物 "bromide"、ヨウ化物 "iodide" も同様である。日本語では「○○化」を前に置き、その後に "—yl" の部分を字訳する。 例 CH 3 CO 2 H {\displaystyle {{\ce {CH3CO2H}}}} (酢酸:acetic acidエタン酸:ethanoic acid) ⟶ CH 3 COCl {\displaystyle {\ce {-> CH3COCl}}} (塩化アセチルacetyl chloride塩化エタノイル:ethanoyl chloride

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アルキン」の記事における「命名法」の解説

IUPAC命名法では、語幹に -yne付加することによって命名する。つまり、対応するアルカン alkane語尾 -ane を -yne変えればよい。三重結合位置位置番号表し、これが最も小さくなるように番号与える。アルキン2つ以上含む場合は数辞を付け -diyne (ジアルキン), -triyne (トリアルキン), ... とする。例えば、 HCCCH 2 CH 3 {\displaystyle {\ce {HC # CCH2CH3}}} は 1-ブチン 1-butyne、 CH 3 CCCH 2 CH 3 {\displaystyle {\ce {CH3C # CCH2CH3}}} は 2-ペンチン 2-pentyne、 CH 3 CCCH 2 CCCH 2 CH 2 CH 3 {\displaystyle {\ce {CH3C # CCH2C # CCH2CH2CH3}}} は ノナ-2,5-ジイン nona-2,5-diyne である。親化合物 HCCH許容慣用名アセチレン acetylene を持つ。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/24 03:41 UTC 版)

アノマー」の記事における「命名法」の解説

2種アノマーは、アノマー中心アノマー参照原子間の立体配置相関によって、それぞれα(アルファ)あるいはβ(ベータ)と命名される。したがってこれらは相対立体記述子である(カーン・インゴルド・プレローグ順位則)。アノマー中心は、ヘミアセタールではC-1炭素で、ヘミアセタール酸素(環内)に結合しており、ヘミケタールではC-2炭素で、ヘミケタール酸素結合している。アルドヘキソースおよび小さな糖質では、アノマー参照原子 (anomeric reference atom) は環内で最も遠いキラル中心である(糖がD体L体かを定義する参照原子)。α-D-グルコピラノースでは参照原子はC-5位である。 もし環状フィッシャー投影式アノマー中心環外酸素原子アノマー参照原子環外酸素原子ヒドロキシル基)とシス(同じ側)であった場合アノマーはαである。もし2つ酸素原子トランス異なる側)であった場合アノマーはβである。環状化合物では、しかしながらフィッシャー投影式は複雑であり一般的ではない。 もしアノマー炭素参照原子絶対立体配置比較すると、異な場合(S,RあるいはR,S)がαアノマー、同じ場合が(R,RあるいはS,S)がβアノマーである。

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アゾール」の記事における「命名法」の解説

アゾール類は次に示す許容慣用名以外は拡張ハンチュ-ウィドマン命名法に従って命名されるピロール (pyrrole) —- 1H-azole 2H-ピロール (2H-Pyrrole) —- 2H-azole イミダゾール (imidazole) —- 1,3-diazole ピラゾール (pyrazole) —- 1,2-diazole イソチアゾール (isothiazole) —- 1,2-thiazole イソオキサゾール (isoxazole) —- 1,3-oxazole フラザン (furazan) —- 1,2,5-oxadiazole 拡張ハンチュ-ウィドマン命名法では窒素原子に応じて含窒素複素5員環化合物アゾール (azole) ジアゾール (diazole) トリアゾール (triazole) テトラゾール (tetrazole) と呼ばれるまた、窒素以外の複素元素酸素硫黄)も置換されアゾール類のIUPAC組織名ハンチュ-ウィドマン命名法を基に数詞と共に "Oxa"、"thia" を使った置換命名法("a"命名法)で命名される。 例〉1,3,4-チアジアゾール (1,3,4-thiadiazole)

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子嚢菌門」の記事における「命名法」の解説

学名については、元来子嚢菌類不完全菌類別の基準従い別群として分類したため、完全世代不完全世代別個に命名する規定があり、あとから同種わかったため1つの種に2つ学名がある例も多い。たとえば〈イネばか苗病菌〉にはGibberella fujikuroi [交配群C](完全世代)、Fusarium fujikuroi(不完全世代)の2つ名がある(同じ完全世代名の Gibberella fujikuroi でもA~Hの他の異なった交配群では別の不完全世代名が付けられている)。アオカビ属(不完全菌類としての学名Penicillium)は子嚢菌類の Talaromyces など複数の属に相当する。 また地衣類学名はそれを構成する子嚢菌学名としても用いる。

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アミン」の記事における「命名法」の解説

他にカルボン酸アルコールがある場合はそちらを優先しアミノ基置換基とする。

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科 (分類学)」の記事における「命名法」の解説

科の名前の付け方命名規約によって強く規制されている。国際藻類・菌類・植物命名規約国際細菌命名規約国際動物命名規約では、それぞれの科のタイプ属語尾変形させて付けることになっている亜科(および動物の上科)も同様である。 科名語尾階級植物細菌動物ウイルスウイロイド上科 -oidea 科 -aceae -aceae -idae -viridae -viroidae 亜科 -oideae -oideae -inae -virinae -viroinae しかしタイプ属基づいて名前を付けるという規則はいくつ例外設けられている。 植物 規約第18.5条によって、長い間使われた以下の名前タイプ属基づいていないが、括弧内に示したタイプ属基づいた名前と同等に使うことができる。Palmae (Arecaceae) ヤシ科 Gramineae (Poaceae) イネ科 Cruciferae (Brassicaceae) アブラナ科 Leguminosae (Fabaceae) マメ科 Guttiferae (Clusiaceae) オトギリソウ科 Umbelliferae (Apiaceae) セリ科 Labiatae (Lamiaceae) シソ科 Compositae (Asteraceae) キク科 Papilionaceae (Fabaceae) (狭義マメ科同様に規約第19.7条によって、以下の名前タイプ属基づいていないが、括弧内に示したタイプ属基づいた名前と同等に使うことができる。Papilionoideae (Faboideae) マメ亜科 以上は代替名(alternative name, nom. alt.)と呼ばれている。 原核生物 Judicial Opinion 15によって、以下の例外認められている。Enterobacteriaceaeタイプ属Escherichia) ウイルス・ウイロイド 語尾揃えるだけで良い

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門 (分類学)」の記事における「命名法」の解説

門・亜門対する命名法は一般にあまり強く規制されていない国際藻類・菌類・植物命名規約国際動物命名規約国際原核生物命名規約のいずれでも、優先権を必ずしも守る必要がなく、タイプの名前を元にして作る必要もない。国際藻類・菌類・植物命名規約では、タイプの名前を元にして命名する場合には科名語尾統一語尾変えることが規定されているが、説明的な名前の場合にはその必要はない。なお、植物学では上門下門はほとんど使われない国際動物命名規約国際原核生物命名規約にはそもそも門以上の階級対す規定はないた統一語尾存在しないが、慣例的にほとんどは -a で終わり、とくに動物は -zoa細菌は -bacteria古細菌は -archaeota が多い。国際原核生物命名規約では、2015年2018年に門に対す規定提案提出されており、タイプ綱の語幹語尾 -ota付ける(綱名が -bacteria場合は -bacteriota となる)ことが提案されている。 ウイルスには現在のところ門・亜門などの階級存在しない門名語尾階級陸上植物藻類菌類細菌動物門 -phyta -phycota -mycota 亜門 -phytina -phycotina -mycotina

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3C様プロテアーゼ」の記事における「命名法」の解説

酵素委員会EC)が提供する代替名として、3CLpro3C様プロテアーゼコロナウイルス3C様プロテアーゼMproSARS 3C様プロテアーゼSARSコロナウイルス3CLプロテアーゼSARSコロナウイルスメインペプチダーゼ、SARSコロナウイルスメインプロテアーゼSARS-CoV 3CLpro酵素SARS-CoVメインプロテアーゼ、SARS-CoV Mpro重症急性呼吸器症候群コロナウイルスメインプロテアーゼがある。 英語版Alternative names provided by the EC include 3CLpro, 3C-like protease, coronavirus 3C-like protease, Mpro, SARS 3C-like protease, SARS coronavirus 3CL protease, SARS coronavirus main peptidase, SARS coronavirus main protease, SARS-CoV 3CLpro enzyme, SARS-CoV main protease, SARS-CoV Mpro and severe acute respiratory syndrome coronavirus main protease.

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 03:26 UTC 版)

アルデヒド」の記事における「命名法」の解説

アルデヒドIUPAC命名法の例 IUPACではアルデヒドの命名法を以下のように定めている。 非環式脂肪族アルデヒドホルミル基を含む最も長い炭素鎖から誘導して命名する。従って、 HCHO {\displaystyle {\ce {HCHO}}} はメタンから誘導されCH 3 CH 2 CH 2 CHO {\displaystyle {\ce {CH3CH2CH2CHO}}} はブタンから誘導される。名称はアルカン語尾の -e (-ン)を -al (-アール)にする。つまり、HCHOメタナール(methanal)、 CH 3 CH 2 CH 2 CHO {\displaystyle {\ce {CH3CH2CH2CHO}}} はブタナール(butanal)となる。 ホルミル基が環についているときは語尾に -carbaldehyde (-カルバルデヒド)を使う。従って、 C 6 H 11 CHO {\displaystyle {\ce {C6H11CHO}}} はシクロヘキサンカルバルデヒド(cyclohexanecarbaldehyde)となる。もし、他の官能基存在した場合接頭辞の formyl- (ホルミル-)を使う。接頭辞は methanoyl- (メタノイル-)が推奨される化合物天然生成するカルボン酸のときは、ホルミル基結合した炭素原子指示して接頭辞 oxo- (オキソ-)を使う。例えば、 CHOCH 2 COOH {\displaystyle {\ce {CHOCH2COOH}}} は、3-オキソプロパン酸(3-oxopropanoic acid)と命名されるホルミル基カルボン酸カルボキシル基から合成され場合はそのカルボン酸慣用名から誘導される語尾の -ic acid または -oic acid を -aldehyde変える例えば、HCHOホルムアルデヒドCH 3 CHO {\displaystyle {\ce {CH3CHO}}} はアセトアルデヒド、 C 6 H 5 CHO {\displaystyle {\ce {C6H5CHO}}} はベンズアルデヒドとなる。

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ヌクレオチド」の記事における「命名法」の解説

略号説明含まれる塩基A adenine A 1種 C cytosine C G guanine G T thymine T U uracil U W weak A T 2種 S strong C G M amino A C K keto G T R purine A G Y pyrimidine C T B Aではない(→B) C G T 3種 D Cではない(→D) A G T H Gではない(→H) A C T V TやUではない(→V) A C G N 区別なし A C G T 4ヌクレオチドの名称は4文字略号表される。1文字目は糖の種類リボヌクレオチド(r。省略する場合もある)かデオキシリボヌクレオチド (d) かを示す。2文字目は次の塩基種類を示す。 A: アデニン C: シトシン G: グアニン T: チミン通常RNAには現れない) U: ウラシル通常DNAには現れない) すなわち、最初の2文字ヌクレオシド種類が決まる。 3文字目は結合するリン酸基の数 (mono 1、di 2、tri 3) を、4文字目はリン酸塩 (P) であることを示す。 例えば、デオキシシチジン三リン酸 (deoxycytidine triphosphate) はdCTP略されるまた、4種類デオキシリボヌクレオチドリン酸 (dATP, dCTP, dGTP, dTTP) を混合したものはdNTP表記する

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超対称性粒子」の記事における「命名法」の解説

ボソン対すフェルミオン超対称性パートナーは、元のボース粒子の名の語尾を-inoとする。-inoは「小さい」という意味。 フェルミオン対すボソン超対称性パートナーは、元のフェルミ粒子の名の語頭にs-をつける。s-はスカラーの略で、フェルミオン対す超対称性粒子スピンが0のスカラー粒子であることを表す。略さずスカラー」を頭につけることもある。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 13:32 UTC 版)

四次構造」の記事における「命名法」の解説

オリゴマー複合体中のサブユニット数は -merギリシャ語で)を接頭辞に付けて表現する。正式のギリシャラテン語名は十量体まで用いられることが多いが、二十量体までの複合体使用可能である。二十量体より複雑な複合体では、サブユニットの数をアラビア数字で -mer前に持ってくることが一般的である。 1 = monomer 2 = dimer 3 = trimer 4 = tetramer 5 = pentamer 6 = hexamer 7 = heptamer 8 = octamer 9 = nonamer 10 = decamer 11 = undecamer 12 = dodecamer 13 = tridecamer 14 = tetradecamer 15 = pentadecamer* 16 = hexadecamer 17 = heptadecamer* 18 = octadecamer 19 = nonadecamer 20 = eicosamer 21-mer 22-mer 23-mer* etc. *現在未発見の多量体 九量体以上の複合体確認されることは滅多にないが、重要な生体物質にも例外はある。ウイルスのカプシド60から成るタンパク質複合体構成されていることが多い。数種の分子機械もまた細胞内確認される。その一つプロテアソーム4つの七量体環から成るため、合計する二十八量体ということになる。その他の分子機械に、転写複合体スプライソソームなどがある。リボソームは恐らく最大分子機械で、多数RNAタンパク質分子集合体である。 時々、タンパク質同士会合して更に大きな複合体形成することがあるこのような場合、「二量体二量体dimer of dimers)」「二量体三量体trimer of dimers)」といったような命名法を使用する。これにより、タンパク質複合体単量体乖離する前に小規模部分複合体に一旦乖離する可能性示唆することができる。

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ケトン」の記事における「命名法」の解説

ケトン命名する場合は、カルボニル基位置を示す数字とともに対応するアルカン語尾に one をつけるか、接頭語 oxo用いる。 詳細は「IUPAC命名法」を参照 例: 2-ブタノン (2-butanone) / 2-オキソブタン (2-oxobutane)

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命名法

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2020 BX12」の記事における「命名法」の解説

発見時に小惑星には仮符号与えられた。小惑星フォローアップ観測の後、2020年1月30日小惑星センターによって仮符号 2020 BX12与えられた。仮符号小惑星の発見日と年を示す。2020 BX12軌道正確に決定されるためには観測長い時間要する小惑星センター2020 BX12小惑星番号与えられると、命名対象となる。

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命名法

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カロテン」の記事における「命名法」の解説

カロテン炭素水素だけで構成されカロテノイドであり、それ以外元素を含むものはキサントフィルと呼ぶ。 β-カロテンの両末端同一の環構造であり、これをβ環(β-rings)と呼んでいる。一方、α-カロテン末端片方にβ環をもち、反対側の末端にはε環(ε-ring)と呼ばれる構造をもつ(α環というものは存在しない)。これらとカロテノイド分子末端構造によって基準となる組織名をつける。 2000年11月改訂の『日本食品標準成分表』(五訂)から、表記が「カロチンではなくカロテン」と統一された。 α-カロテンは、β,ε-カロテン β-カロテンは、β,β-カロテン γ-カロテンは、β,ψ-カロテン(非環末端はψで表す) δ-カロテンは、ε,ψ-カロテン ε-カロテンは、ε,ε-カロテン リコペンは、ψ,ψ-カロテン

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命名法

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グリコシダーゼ」の記事における「命名法」の解説

グリコシダーゼ通常作用する基質基づいて命名される例えば、グルコシド結合加水分解する酵素グルコシダーゼキシロースホモポリマーであるキシラン分解する酵素キシラナーゼxylanase)と呼ばれる。 他にも、ラクターゼアミラーゼキチナーゼスクラーゼマルターゼノイラミニダーゼインベルターゼヒアルロニダーゼリゾチームなどがある。

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命名法

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カルボン酸」の記事における「命名法」の解説

生物作りだすカルボン酸、およびその塩は自然界普遍的に見出すことができるので、物質としては有史以来親しまれてきた。錬金術時代以来単離命名されて来たので酢酸のような慣用名を持つものが少なくないIUPAC命名法では、カルボキシ基メチル基置換した炭化水素語尾を「oic acid」とし命名する

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事象関連電位」の記事における「命名法」の解説

いくつかの ERP 成分は別名の略語例えearly left anterior negativity, ELAN)で呼ばれるが、殆どの成分極性を示す頭文字に、典型的な時のミリ秒をつけて呼ばれる。従って、N400成分とは刺激提示から約 400 ミリ秒後に発生する陰性電圧変位表しており、一方 P600 成分とは刺激提示から 600 ミリ秒後の陽性電圧変位表している。この ERP 成分呼び方付いている潜時にはしばしばかなり幅がある。例えば N400 成分300500 ミリ秒の潜時で現れる場合がある。

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命名法

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タンパク質を構成しないアミノ酸」の記事における「命名法」の解説

カルボキシル基中のものも含め分子構成する炭素原子順番番号割り振ることによって有機分子中の様々な炭素原子区別するためのIUPACナンバリング体系加えアミノ酸側鎖上の炭素原子ギリシャ文字割り振ることができる。この際α炭素は、カルボキシル基側鎖、さらにα-アミノ酸場合アミノ基を持つ中央のキラル炭素となり、カルボキシル基炭素数えない(したがってタンパク質構成しないα-アミノ酸多くの名前は、「2-アミノ」で始まる)。

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命名法

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脂肪酸」の記事における「命名法」の解説

脂肪酸の命名法はIUPAC生化学命名法に定義されている。(尚、この項の符号Rule Lip-…は同命名法の節番号を示す) 脂肪酸天然脂肪加水分解して得られる脂肪族モノカルボン酸である。広く使用されている遊離脂肪酸(free fatty acids)や非エステル化脂肪酸(nonesterified fatty acids)という語が使用されているが、遊離や非エステル化という修飾語徐々に廃止すべきである(Rule Lip-1.1)。また、これらのアクロニムであるFFAやNEFAなどは使用すべきではない(Rule Lip-1.14)。言い換えると、厳密に炭素数が3以下など天然脂肪含まれないものは脂肪族モノカルボン酸と呼ぶべきであるが総称として脂肪酸呼ばれる。 尚、脂肪酸基をアシル(基)という語で示す場合があるが、アシルacyl)はIUPAC有機化合物命名法によるものである。アシル任意の長さ直鎖構造を持つがIUPAC生化学命名法の脂肪酸炭素数が4以上のものを指す。そして、炭素数が10超える(>C10)脂肪酸高級脂肪酸(higher fatty acids)と呼ばれている。(Rule Lip-1.2) 脂肪酸とそのアシル基命名IUPAC有機化合物命名法(Rule C-4)に従うまた許容慣用名略号については下の表に示す。いままで2つ上の二重結合有する不飽和脂肪酸ギリシャ文字使用して異性体示していた(例α-ないしはγ-リノレン酸)、これは二重結合位置番号列挙する方法(例 (9,12,15)-リノレン酸ないしは(6,9,12)-リノレン酸)に変えるべきである。しかし、二重結合位置を示すさいに接頭辞としてギリシャ文字を使う方法位置列挙する方法省略形として使用して良い(Rule Lip-1.6)。あるいは二重結合位置IUPAC有機化合物命名法の省略形であるΔを使用してもよい(例 Δ9,Δ1215-リノレン酸)。 また脂肪酸炭素数と二重結合の数の組み合わせ(例 16:0 = パルミチン酸, 18:1 = オレイン酸 )で示して良いアシル基場合は(stearyl-の代わりに)(18:0)acyl-と表して良い (Rule Lip-1.15)。 脂肪酸末端カルボキシ基から最も離れた位置)から同じ位置二重結合を持つことを示す場合は(例、末端から9番目に二重結合を持つ脂肪酸グループ場合)はn-9(nは具体的に当該脂肪酸炭素数を意味する)、あるいはω9と示す(ωは二重結合位置を示すギリシャ文字省略形)。すなわちオレイン酸二重結合18-9ネルボン酸24-9とはω9と総称する (Rule Lip-1.16)。不飽和脂肪酸は、ω3 系列か、ω6 系列かをはっきりさせるため、20:5 ω3あるいは20:5(n-3)と表記することもある。 脂肪酸命名例 (Rule Lip. Appendix A, Appendix B)数値表現Numerical symbol示性式CH3-(R)-CO2H組織名慣用名略号融点)4:0 -(CH2)2- ブタン酸 酪酸ブチル酸) Bu 5:0 -(CH2)3- ペンタン酸 吉草酸バレリアン酸) Pe 6:0 -(CH2)4- ヘキサン酸 カプロン酸 Hx 7:0 -(CH2)5- ヘプタン酸 エナント酸ヘプチル酸Hp 8:0 -(CH2)6- オクタン酸 カプリル酸 Oc 9:0 -(CH2)7- ノナン酸 ペラルゴン酸 Nn 10:0 -(CH2)8- デカン酸 カプリン酸 Dec 12:0 -(CH2)10- ドデカン酸 ラウリン酸 Lau 44.2 14:0 -(CH2)12- テトラデカン酸 ミリスチン酸 Myr 53.9 15:0 -(CH2)13- ペンタデカン酸 ペンタデシル酸 16:0 -(CH2)14- ヘキサデカン酸 パルミチン酸 Pam 63.1 16:1(n-7) 16:1(Δ9) -(CH2)5CH=CH(CH2)7- 9-ヘキサデセンパルミトレイン酸 ΔPam 0.5 17:0 -(CH2)15- ヘプタデカン酸 マルガリン酸 18:0 -(CH2)16- オクタデカン酸 ステアリン酸 Ste 69.6 18:1(n-9) 18:1(Δ9) -(CH2)7CH=CH(CH2)7- cis-9-オクタデセン酸 オレイン酸 Ole 14.0 18:1(n-7) 18:1(Δ11) -(CH2)5CH=CH(CH2)9- 11-オクタデセン酸 バクセン酸 Vac 18:2(n-6) 18:2(Δ9,12) -(CH2)3(CH2CH=CH)2(CH2)7- cis,cis-9,12-オクタデカジエン酸 リノール酸 Lin -5.0 18:3(n-3) 18:3(Δ9,12,15) -(CH2CH=CH)3(CH2)7- 9,12,15-オクタデカントリエン酸 (9,12,15)-リノレン酸 αLnn -11.3 18:3(n-6) 18:3(Δ6,9,12) -(CH2)3(CH2CH=CH)3(CH2)4- 6,9,12-オクタデカトリエン酸 (6,9,12)-リノレン酸 γLnn 18:3(n-5) 18:3(Δ9,11,13) -(CH2)3(CH=CH)3(CH2)7- 9,11,13-オクタデカトリエン酸 エレオステアリン酸 eSte 20:0 -(CH2)18- エイコサンアラキジン酸 Ach 75.6 20:2(n-9) 20:2(Δ8,11) -(CH2)6(CH2CH=CH)2(CH2)6- 8,11-エイコサジエン酸 Δ2Arc 20:3(n-9) 20:3(Δ5,8,11) -(CH2)6(CH2CH=CH)3(CH2)3- 5,8,11-エイコサトリエン酸 ミード酸 Δ3Arc 20:4(n-6) 20:4(Δ5,8,11,14) -(CH2)3(CH2CH=CH)4(CH2)3- 5,8,11-エイコサテトラエン酸 アラキドン酸 Δ4Arc -49.5 22:0 -(CH2)20- ドコサンベヘン酸 Beh 81.5 24:0 -(CH2)22- テトラコサンリグノセリン酸 Lig 86.0 24:1 -(CH2)7CH2CH=CH(CH2)13- cis-15-テトラコサンネルボン酸 Ner 26:0 -(CH2)24- ヘキサコサン酸 セロチン酸 Crt 28:0 -(CH2)26- オクタコサン酸 モンタン酸 Mon 30:0 -(CH2)28- トリアコンタン酸 メリシン酸

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命名法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 08:15 UTC 版)

日本のナンバープレート一覧」の記事における「命名法」の解説

字数が最も多いのは「尾張小牧」「伊勢志摩」の4文字である。「尾張小牧」については、本来なら愛知県尾張地方名古屋市以外)の陸運事務所所在地である「小牧」になるはずだったが、人口規模などから愛知県尾張地方において代表的都市自称する周辺市町村一宮市春日井市など)の反発があり、結局尾張」+「小牧となった書体によっては「尾張」の文字の方が「小牧」の文字より大きいナンバープレートもある。なお、一宮市2006年平成18年10月10日を以てご当地ナンバー一宮」の発行開始春日井市2014年平成26年11月17日を以てご当地ナンバー春日井」の発行開始したことにより、尾張小牧ナンバー発行グループから離脱した東京都では、1962年昭和37年2月14日まで地名表示無かった1961年昭和36年3月 - 1962年昭和37年8月15日まで、軽自動車二輪車に「東」が使われことがある)。 島根県では、1963年昭和38年10月14日まで「嶋」が使われていた(鳥取県で「」が使われており、文字似ていることから、「島」の代わりに「嶋」とした)が、同年10月15日に「島根」に変更されている。 「茨城」(1975年昭和50年1月 - 1978年昭和53年5月)・「埼玉」(1975年昭和50年1月 - 同年3月20日)は、総排気量360cc超550cc以下の軽自動車黄ナンバー黒ナンバー)のみに使われていた。 沖縄県では、本土復帰1972年昭和47年5月15日から1987年昭和62年12月までの間、軽自動車ナンバーには旧字体の「沖繩」が使用されていた。 帯広のかつての表示である「帯」については、当初旧字体の「帶」だった。 なにわナンバーについては1983年昭和58年)に新陸運事務所開設され交付開始となったが、当初所在地大阪市住之江区)の「住之江」の予定であった(「大阪」が既存のため)。しかし、大阪市民の要望、および事務所の名称が「大阪陸運事務所なにわ支所」であることから「なにわ」となった。 大分󠄁ナンバーについては1999年平成11年5月13日までは旧書体(「分󠄁」の字の「八」の部分が「へ」の字のようにくっついていた)を使っていたが、同年5月14日書体変更されている。 愛媛ナンバーについては「愛」、「媛」の両字を2003年平成15年11月7日までは略字使っていたが、同年11月10日書体変更されている。 地名書体については、地域ごとに異な場合がある。平仮名でも異なっていることがある。 たとえば、「帯広」の「広」と「広島」の「広」の書体違い見られる。 「佐賀」の「賀」と「滋賀」の「賀」の書体違い見られる。 「岡山」の「岡」の書体は他の「福岡」「岡崎」「長岡」「静岡」「盛岡」とも異なる。 「宮崎」の「宮」の書体も他の「宮城」「大宮」とも異なる。 「山梨」の「山」書体も他の「山形」「山口」などとも異なる。 「沖縄」の字は他の地名よりも太く角ばった書体になっている。 現在でも旧字体表外漢字字体表示されているのもある。 たとえば、「飛騨」の「騨」の字は表外漢字字体の「驒」(「馬」+「單」)の書体である。 地名書体については普通の書体とは異な文字もある。 「山形」の「形」は「彡」の部分を「三」に変えた文字。 「習志野ナンバーについては、千葉県習志野市から来ているものではない。習志野ナンバー管轄を行う事務局船橋市習志野台設置されており、本来であれば船橋ナンバーとなるが、習志野台という地名昭和天皇命名した由緒正し地名であることから習志野というナンバー制定された。なお「船橋ナンバー2020年令和2年)度からご当地ナンバーとして採用されている。

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命名法

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光学異性体」の記事における「命名法」の解説

IUPAC命名法では右旋性を(+)で左旋性(-)表し絶対立体配置不斉中心の4個の置換基命名上の優先順位によりSまたはRを用いRS表示法で表す。ただし、旋光性絶対配置の間に関連性無く両者概念独立している。 また、歴史的経緯により、d, l も用いられるが、旋光性ではなく相対立体配置意味する場合があるので注意が必要である。現在のIUPAC命名法では相対立体配置は D, L で表すのが正しい。 dl および DL、さらに (+)(-) は1分子全体にひとつ付け名称記号だが、RS分子内の不斉中心ごとにひとつひとつ付け記号である。したがって複数不斉中心を持つ分子では、その数だけ名称中に R または S の記号添えられることになる。 ちなみに、d, l は dextro-rotatory(右旋性)、levo-rotatory(左旋性)に由来するdextrolevoそれぞれギリシャ語の右、左を意味する語から来ている。一方、R、S はラテン語の右、左を意味するRectusSinister由来する

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命名法

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綱 (分類学)」の記事における「命名法」の解説

綱・亜綱対する命名法は一般にあまり強く規制されていない国際藻類・菌類・植物命名規約国際動物命名規約国際細菌命名規約のいずれでも、優先権を必ずしも守る必要がなく、タイプの名前を元にして作る必要もない。国際藻類・菌類・植物命名規約では、綱や亜綱タイプの名前を元にして命名する場合には語尾統一することが規定されているが、説明的な名前の場合にはその必要はない。なお、植物学では上綱下綱はほとんど使われない国際動物命名規約には統一語尾規定存在しないが、原生動物などでは独自の統一語尾を使う慣行がある。細菌動物の場合語尾は‐a、‐iが多い。ウイルスには現在のところ綱・亜綱などの階級存在しない。 綱名の語尾階級陸上植物藻類菌類細菌動物綱 -opsida -phyceae -mycetes 亜綱 -idae -phycidae -mycetidae

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命名法

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ニトロ化合物」の記事における「命名法」の解説

IUPAC命名法では置換命名法用いる。すなわち、母体となる化合物接頭辞ニトロ」を付けて命名する例えベンゼンニトロ基置換した PhNO2 はニトロベンゼンとなる(Phフェニル基を表す)。

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命名法

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南極隕石」の記事における「命名法」の解説

同じ場所で複数落下により複数隕石発見されたときは、地名の後に(a)(b)アルファベット付けるのだが、南極隕石同所で見つかる隕石数が多いためアルファベットでは足りない。 よって南極隕石はまず、やまと山脈見つかったやまと隕石、アランヒルズで見つかったらアランヒルズ隕石、と発見場所により総称される。そして総称採集年の下2ケタ個別番号付与され南極隕石それぞれの固有の前になる。例えば「やまと 74662」(Yamato 74662、正式に産地の後に空白入れる)は、1974年やまと山脈662番目に発見されたため、この名前が付けられた。 ただし採集といっても、年が改まった後の1月2月採集した隕石は、その前の年に採集したものとして命名する南極南半球にあるため、野外活動しやすいシーズンである夏場11月後半から1月にかけての時期である。よって1つシーズン集めた隕石纏めて扱うために、たとえ1975年1月見つかった隕石でも、74年採集したものとして命名するのである。 なお、2000年以降00以降用いる。 個別番号付け方国際的に決められていないため詳細は国により異なるが、日本では、年(シーズン)ごとに1から始まる通し番号付けられている。番号年内では0埋めして同じ桁数にする(例 やまと74001)が、各年の桁数年間採集数で変わる。1969年採集数9個だったため1だが、その後、2以上と定められたため、1992年は3個だが2である。 1969年発見された9個のやまと隕石は、発見当時は非南極隕石同じよう(a)(b)アルファベットをつけていたが、その後南極隕石大量にあることが判明し現在の前に変更された。

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命名法

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接木キメラ」の記事における「命名法」の解説

国際栽培植物命名規約英語版)(ICNCP)の第24条は、接木キメラを以下の2種類いずれか用いて命名することとしている。 式: 構成要素となる植物の学名を、アルファベット順プラス記号 "+" で結び付ける例: Crataegus + Mespilus, Cytisus purpureus + Laburnum anagyroides 名称:構成要素となる植物異なる属に分類される場合一方属名一部他方属名全体につなぎ "+" を前置することで接木キメラ属の名称を作ることができる。この名称はICNに従って正式発表され属名一致していてはいけない。こうして作られ接木キメラ属の名称の後に、栽培品種名を置く。例: Crataegus monogynaMespilus germanicaセイヨウカリン)の接木キメラ次のように命名することができる。まずCrataegus一部をMespilusにつなげて、+ Crataegomespilusという名称を作る(これは両者真の雑種に対して用いICN従った属名×Crataemespilusとは異なっている)。続いて栽培品種名記して、+ Crataegomespilus 'Dardarii'とする。 構成要素となる植物が同じ属に分類される場合、単にその属名後ろ栽培品種名を置く。例: Syringa vulgarisライラック)とSyringa ×chinensis(ルーアンライラック)の接木キメラをSyringa 'Correlata'とする。プラス記号使わない接木キメラ同時に2つの種であるため、種名を持つことができない例えば、+ Laburnocytisus 'Adamii' はあたかも種であるかのごとく書かれていることがある (+ Laburnocytisus adamii) が、これは誤っている。

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命名法

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電波探信儀」の記事における「命名法」の解説

開発した電探はその目的により以下に分けられた。 一号 : 陸上見張二号 : 艦載見張用 三号 : 艦載水上射撃四号 : 陸上対空射撃五号 : 航空機用PPIスコープ使用六号 : 陸上誘導用 それに完成順に一型二型と型を割り振って命名、小改造場合改番号を末尾付加した。更に兵器として採用され場合は名称の先頭年号付加する採用前は仮称付加)。よって正式名称例えば「三式一号電波探信儀一型改一」のようになる略称として一号一型改一」や「11号改1電探」等が使われている。

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命名法

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2020 CD3」の記事における「命名法」の解説

この小惑星発見されると、その小惑星には一時的な内部指定C26FED2が与えられた。対象物確認するフォローアップ観測の後、2020年2月25日小惑星センターから仮符号2020 CD3与えられた。この暫定指定対象物発見日と年を示している。2020 CD3は、数日間の短い観測弧のため、小惑星センターからの恒久的な小惑星番号がまだ発行されていない

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命名法

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スルフィン酸」の記事における「命名法」の解説

IUPAC命名法においてスルフィン酸は、例えベンゼンスルフィン酸 (benzenesulfinic acid, C6H5-S(=O)OH) のように、母骨格名に接尾辞スルフィン酸」を添えて表す。-S(=O)OH 部位は、スルフィノ基 (sulfino group) と呼ばれ対応する接頭辞は「スルフィノ」である。

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命名法

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アルカン」の記事における「命名法」の解説

アルカンの命名法はIUPAC命名法に従う。分岐のないアルカン主なアルカンの節に詳しい。分岐のあるアルカンは最も長い直鎖主幹とするアルカンアルキル基置換したように命名する。下のような官能基を R を用いて表すこともある。

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命名法

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メルツァリオ・A3」の記事における「命名法」の解説

メルツァリオの製作したマシン命名について、各文献統一した合意は無い。これは、メルツァリオの最初グラウンド・エフェクト・カーにも当てはまる。ほとんどのソースではこのマシンを「A3」と呼称している。この番号はすでに現代レポート使用されている。後の出版物これから部分的に逸脱している。1979年初頭暫定モデルをA1ファミリー見なしA2ではなくA1B呼称し、1979年4月以降使用されグラウンド・エフェクト・カーにA3ではなくA2割り当てている。

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命名法

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アセン」の記事における「命名法」の解説

IUPAC命名法では、テトラセン上のアセンは(倍数接頭辞)+「アセン (-acene)」として命名される

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カルボン酸無水物」の記事における「命名法」の解説

IUPAC命名法では、カルボン酸の名称から「acid」を除いてanhydride」と付けて命名する

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命名法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 03:01 UTC 版)

アシル基」の記事における「命名法」の解説

アシル基の名前は、対応する酸の英語名の-icという語尾を、-yl変えることで得られる。なお、メチル基(methyl)、エチル基 (ethyl)などはアルカンから誘導されアルキル基を示すための「-ylであってアシル基意味するものではない。IUPAC系統名を使うことが推奨されているが、慣用名があるものについては系統名がほとんど使われていないアシル基の名前(R-CO-)対応するカルボン酸の名前(R-CO-OH)慣用名系統名慣用名系統名ホルミル基formyl メタノイル基methanoyl ギ酸formic acid メタン酸methanoic acid アセチル基acetyl エタノイル基ethanoyl 酢酸acetic acid エタン酸ethanoic acid プロピオニル基propionyl プロパノイル基propanoyl プロピオン酸propionic acid プロパン酸propanoic acid ベンゾイル基benzoyl 安息香酸benzoic acid アクリリル基acrylyl プロペノイル基propenoyl アクリル酸acrylic acid プロペン酸propenoic acid

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 03:17 UTC 版)

金属アミド」の記事における「命名法」の解説

金属アミド対応するアミン語尾を -ineイン)から -ideイド)に換え、対カチオンを元のアミン前に持ってくることで命名できる。 ジイソプロピルアミン (diisopropylamine) → リチウムジイソプロピルアミド (lithium diisopropylamide) アニリン (aniline) → リチウムアニリド(lithium anilide) 接尾語を -ine から -ide にすることで、塩素 (chlorine) が塩化物 (chloride) になるのと同様、「アミド (amide)」とは元来アミン (amine) からプロトン取り除いてできるアニオンを示す。また、アミン誘導体に対して用いられる -アザン (-azan) の場合には -アジド (-azide) もしくは -アザニド (-azanide) とすることでアニオン種であることを示す。

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命名法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 09:42 UTC 版)

ミトコンドリアDNAハプログループ」の記事における「命名法」の解説

ヒトミトコンドリアDNAハプログループ体系は、ネイティブ・アメリカン研究でA, B, C, Dの4つ命名されたことに始まっており、それを踏襲してラテンアルファベット大文字大分類行っている。それぞれの内部は1~2ケタ数字使って細分されており、その内部は小文字アルファベット細分されている。以降必要に応じて数字小文字交互に用い、たとえばD5a2a1a1aという具合である。 ハプログループ命名はなるべく系統関係階層的に反映するようにされているが、歴史的経緯により例外多数存在している。とくに最初アルファベット入れ子になっているものが多く例えハプログループCハプログループM内包されているし、ハプログループMハプログループL3に内包されている。 最初アルファベット連続している場合は、それら全てのハプログループ内包する最小単系統群意味する。たとえばHVには、少なくともハプログループHハプログループVが含まれることを意味している。ここにはこの2つ以外にも様々な系統含まれており、それらはHV1やHV2などのように命名されている。

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命名法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 17:07 UTC 版)

目 (分類学)」の記事における「命名法」の解説

科よりも高位分類階級対する命名法は、一般に科以下と比べて緩い規約になっている国際藻類・菌類・植物命名規約では優先権を必ずしも守る必要はないし、タイプの名前を元にして作る必要もない。国際動物命名規約においては記述そのもの極めて少ないが、やはり優先権及ばないしかなり自由に命名できる。ただし国際細菌命名規約ではこの「境界」は科ではなくになっている国際藻類・菌類・植物命名規約では、目や亜目タイプの名前を元にして命名する場合には語尾統一することが規定されている。説明的な名前をつける場合にはその義務はないのだが、実際にはほとんどの場合語尾統一されている。国際動物命名規約には統一語尾規定存在しないが、鳥類原生動物などではそれぞれ独自の統一語尾を使う慣行がある。対照的に国際細菌命名規約では、目および亜目の名前はタイプ属語尾変化させたものでなければならない。なお最近になって一部ウイルスについて目が設定されるようになった目名語尾階級植物細菌動物ウイルスウイロイド巨目(Magnorder) 上目(Superorder) 大目(Grandorder) 中目(Mirorder) 目(Order) -ales -ales -virales 亜目(Suborder) -ineae -ineae 下目(Infraorder) 小目(Parvorder)

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命名法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/30 16:20 UTC 版)

AGS・JH21C」の記事における「命名法」の解説

JH21Cという車名通常とは異なった命名方法による物であったAGSはゴンファロンで製作してきた車両連続した番号車名として付けており、番号の後のアルファベットは元のモデル大幅に改良され場合に付けられた。この命名法に従えば、JH21Cという車名特殊な物である。JH21という車両存在せず、JH21AやJH21Bも存在しない2005年からフランス自動車博物館AGS・JH21Dという車両展示されていた。その外装はJH21Cの物であった。JH21Dという車両レース参加したという記録存在しない文献によるとこの車はレプリカまたは修復した車両であるとする。考えられるのは、1987年シーズン中にパスカル・ファブル事故破損したJH22の残されバーツから再生された物と考えられる

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命名法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/29 08:10 UTC 版)

チオ硫酸塩」の記事における「命名法」の解説

付加命名法でのIUPAC組織名はトリオキシドスルフィド硫酸(2-) trioxidosulfidosulfate(2-) で、対応する酸の名称はジヒドロキシドオキシドスルフィド硫黄 dihydroxidooxidosuldosulfur である。

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命名法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/27 11:43 UTC 版)

ユーロチウム菌綱」の記事における「命名法」の解説

この綱の科学的分類は複雑で、一つの種で完全世代不完全世代両方の名前をもつものがある。 例: 不完全世代= Penicillium; 完全世代= Talaromyces Eupenicillium

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命名法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/09/12 20:50 UTC 版)

標準計器出発方式」の記事における「命名法」の解説

SID命名規則に特にルールはないが、一般に地名+改訂番号+ディパーチャー」であることが多い(「地名」は厳密に航空上のウェイポイントのことであり、一般的な地名とは必ずしも一致しないまた、過去ウェイポイント名を使用し続けていて、そのSID使わない名前がついている場合もある。)。たとえば、東京国際空港から浦賀沖へ抜けSID2007年8月現在「ウラガ7ディパーチャー (URAGA 7 Departure)」である。このSID改訂番号は7である。(改訂番号が9まで達すると次は1に戻るので、必ずしも7回めの改訂であるとは限らない。) 地名用いない場合空港対す方角用いことがある。例:長崎空港から南方抜ける「サウス4ディパーチャー (South 4 Departure)」 また、空港出発したのち大きく旋回するSIDには「リバーサル」と名前に付けられることが多い。例:関西国際空港の「オグラ・リバーサル2ディパーチャー (OGURA Reversal 2 Departure)」 転移経路の命名法は一般に地名ウェイポイント)+トランジション」である。東京国際空港ウラガ7ディパーチャー出発して浦賀沖から伊豆大島方面へ向かう転移経路の名前は、「オオシマ・トランジション (Oshima Transition)」である。

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