IUPAC命名法
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IUPAC命名法(アイユーパックめいめいほう)は、国際純正・応用化学連合(IUPAC)が定める、化合物の体系名の命名法の全体を指す言葉。IUPAC命名法は、化学界における国際的な標準としての地位を確立している。
- 1 IUPAC命名法とは
- 2 IUPAC命名法の概要
- 3 命名の実際
- 4 IUPAC命名法の一覧
IUPAC命名法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 01:11 UTC 版)
以下に示すような方法がある。主鎖のとり方などの詳細についてはIUPAC命名法を参照。 母体化合物 NH3 をアザンとし、これを置換基名に付加する(この方法はあまり用いられていない)。 化合物の名称に対し、主基として接尾語「–アミン」を付加する(接合命名法)。 基の名称に対し、接尾語「–アミン」を付加する(基官能命名法)。 接頭語「アミノ–」を用いる(置換命名法)。 窒素を含むように主鎖をとり、その主鎖の中でメチレン (-CH2-) 基が窒素に置き換わった位置を「n–アザ–」の形で示す(代置命名法)。長鎖ポリアミンなどで利用される。 CH3NH2メチルアザン メタンアミン メチルアミン アミノメタン アザエタン (CH3)2CHN(CH3)2ジメチル(プロパン-2-イル)アザン N,N-ジメチルプロパン-2-アミン ジメチル(プロパン-2-イル)アミン 2-(ジメチルアミノ)プロパン 2,3-ジメチル-2-アザブタン また、許容慣用名が認められている化合物がいくつかある。 C6H5NH2 – アニリン CH3C6H4NH2 (パラ置換) – トルイジン H2N-C6H4-C6H4-NH2 (いずれもパラ置換) – ベンジジン
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