IUS(ミレーナ)装着を公表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 07:27 UTC 版)
「益若つばさ」の記事における「IUS(ミレーナ)装着を公表」の解説
2021年6月8日に、自身のYouTubeチャンネルとInstagramで、子宮内黄体ホルモン放出システム(LNG-IUS)「ミレーナ」を装着する施術を受けたことを報告し、自筆の内性器のイラストを付けて説明した。 公開したYouTube動画の再生回数は、同月26日時点で自身のチャンネルとしては過去最高の100万回再生を突破した。 詳細は「ミレーナ (子宮内避妊システム)」を参照 この動画について、2021年8月4日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA news)に水曜週替わりMCとして出演した益若は、「以前は生理不順の対策として低用量ピルを飲んでいたが、毎日飲まなければならないことや副作用などのデメリットも多かった」時に避妊リングの存在を知ったという。また、症状によっては保険適用になることを知らなかったため、全額自己負担の自由診療で挿入した。 この件について、産婦人科医の高橋幸子は、「産婦人科医は普段は避妊リングとは呼ばず、『子宮内リング』や『ミレーナ』と呼んでいるが、そう聞いても子宮内避妊具とは伝わらないので、もっと良い言葉が出てきてほしい」とコメントした。その上で、「IUSを避妊目的で使って何が悪いのかという議論が、低用量ピルでも同様の議論となっている。ピルもIUSも『避妊で使って何が悪い』と言いたい」と述べている。 公表から約4か月後の2021年10月2日、YouTubeチャンネルにて経過報告動画を公開した。装着後の生理の変化と現在の様子、さらに前回公開時のユーザーからのコメントの反響などを伝え、今後も継続的に経過報告を更新するとしている。 動画を公開した際には、あらゆる世代や性別の視聴者から反応があり、「ミレーナを知らなかったので婦人科に行く」と言う女性をはじめ、30代や40代の中にも、動画でミレーナの存在を初めて知った人が多かった。実際に自分に導入してみたが身体に合わなかったという女性や、生理に苦しむパートナーに薦めるという男性の声もあった。その一方で、「避妊リングを入れたからセックスし放題だな」「性に奔放なのか」という意見もあったが、益若は「こういう人は性の知識がないから嫌悪感を持っているのだと思う」と言う。「生理の話が当たり前だったり皆が性の知識を持っていたら嫌悪感は減るはずで、何でも気軽に話せる環境づくりのために、私は積極的に発信する」方針を出している。益若は「自身がインフルエンサーの立場上、言い辛い話もしなければならない。生理の話を出すことで、『益若が言ってたから話してもいいこと、恥ずかしいことではない』との認識が広まり、親や身近な存在に相談できる社会になってほしい」と言った。
※この「IUS(ミレーナ)装着を公表」の解説は、「益若つばさ」の解説の一部です。
「IUS(ミレーナ)装着を公表」を含む「益若つばさ」の記事については、「益若つばさ」の概要を参照ください。
- IUS装着を公表のページへのリンク