せつび‐ご【接尾語】
接尾辞
接尾語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:31 UTC 版)
~にゃぁ 「~ね」。白峰弁の特徴であり、このことから白峰弁を「にゃーにゃー弁」とも言う。「あのにゃぁ~」 ~ちょる 「~している」。「なっている」は「なっちょる」になる。 ~くれんこ? 「~くれないか?」疑問詞。 ~め 動物の種類につく。桑島地区ではつけない。いぬ=いりめ、ねこ=にょこめ、へび=へんめ、かえる=べっとめ 等 「いりめは、にょこめを呼んできたやと(犬は、猫を呼んできました…ロシア民話『おおきなかぶ』より)」
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接尾語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 04:11 UTC 版)
…け? -> …だろうか?(質問をするとき使う。けの「ぇ」を上がり調子で読む) (例:そうけぇ?→本当にそうなの?) …さ -> …へ (例:畑さ行ってみっぺ→畑に行ってみよう) …っつう… -> と…いう… (例:夕日屋っつう店があんだよ。→夕日屋という店があるよ) …はぐる -> …しそうになる(主に残念なことに使われる) …ぱぐる -> …しそこねる (例:取りっぱぐる→取りそこねる) …みたく -> …みたいに(例:モデルみたくかっこいい→モデルみたいにかっこいい) …んさ -> …んだ(「んさぁ」となる事もある。上がり調子で言う) (例:今日カラオケ行ったんさ→今日カラオケ行ったんだ)
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接尾語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 09:25 UTC 版)
か・かー・が・がー:側(がわ・かわ)。多く促音化した言葉に付く。そっちっかー:そっち側。 かい・けー・こい:促音化した名詞・形容詞に付き状態を表す体言を作る。「けー」は「かい」の逆行同化形。いずれも標準語にある表現だが、茨城では使用範囲が広く独特の言葉を形成する。 がし・かし:端。側。あっちがし:向こうの端・向こう側。「~が尻」の意味の可能性もある。 かだ・けだ:方。~の方。ひがしっかだ:東の方。 くさい・くせー:状態を示す接尾語で、「怪しい」「...らしい」の意。「にクサイ・にクセー」→(似ているっぽいらしい)、「ちっぽクサイ・ちっぽクセー」→(小さいっぽいらしい) ぐし:~ごと。~を含めて全部。上代上方語の「共(ぐち)」にあたる。グは鼻濁音。「この魚、骨グシ食えっと」→(この魚は骨ごと食べられるよ) こ:標準語にもわずかにある接尾語。東北方言に特に顕著な接尾語。(1) 小さなものや子供を示す。あまっこ・おんなこ・おんなっこ・むすめっこ:女の子。(2) 愛称。よめっこ:嫁。(3) 場所を表す。すまっこ:隅。(4) 体言等が約されているもの。ひざっこ:膝っ小僧。(5) 意味を持たない接尾語。きれっこ:布切れ。ぜにっこ:銭。あなこ・あなっこ:穴。 だ・た:指示の連体詞の語尾の「な」に当たるが国語辞書には単独での定義は無い。助動詞の「だ」の連体形は「な」だが、標準語には「それだのに」のような変則的な言葉も残る。一方文語形容動詞にはカリ・タリ・ナリ活用があるように、標準語の「な」と「た」はかつて二手に分かれていたが、その後「な」に移行し、茨城では「た」に移行したと考えられる。いずれも連体形の「なる」「たる」の変化したものと考えられるが、「な」と「た」の大系的な関係は一般の国語辞書からは読み取れない。こーた:こんな。あーた:あんな。どーた:どんな。 てーら:~の人たち。「てーら」は、「て」の複数形。「あそこのテ」(あそこの人)、「若けぇーテーラ」→(若い衆)。 ぱだ・ぱた・ぺだ・ぺた:~端。~の表面。「べた・ぺた」は標準語で「尻臀」があるが、茨城では多用する。 ぱな:~端(はな)。 め:動物や昆虫、子供の俗称としてつける接尾語。イヌメ(犬)、ネゴメ(猫)、ウシメ(牛)、ハチメ(蜂)、カンメ(蚊)、ガギメ(子供)など。県西の一部地域を除くが、栃木でも使われる。 ぼ・ぼー・ぽ・ぽー:人の性(さが)を示す接尾語。「坊・法師」。 ぽい:体言・動詞の連用形に付いて形容詞を作る。茨城では標準語に比べ使用範囲が遥かに広い。まるっぽい:丸い。ふとっぽい:太い。かぐっぽい・かくっぽい:四角っぽい。
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接尾語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/20 12:31 UTC 版)
単語の末尾に「じゃん」「じゃかん(久賀地方)」「ちた」「ちたな」という接尾語をつけることが多い。「書くのだ」「白いのだ」が、間に「ト」が入って「書くトジャ」「白カトジャ」に変化する。理由を表す接尾語には「〜けん」を用い、「〜から」を用いない。「〜から」は別の意味合いとしての用法があり、「〜をして」「〜で」に当たる言い方として「〜シテカラ」「〜デカラ」の方で用いられる。 「でも、云々〜」と「俺たちでも」の間には明確な違いがあり、前者は「シタテン」、後者は「俺たちデン」と区別される。
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接尾語
「接尾語」の例文・使い方・用例・文例
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