接尾語とは? わかりやすく解説

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せつび‐ご【接尾語】

読み方:せつびご

語構成要素の一。単独では用いられず、常に他の語の下について、その語とともに一語形成するもの。意味を添加するもののほかに、上の語の文法的機能変える働きをもつものがある。「彼ら」「殿さま」などの「ら」「さま」は前者、「深さ」「春めく」「男らしい」などの「さ」「めく」「らしい」は後者の例。接尾辞。⇔接頭語


接尾辞

(接尾語 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 19:04 UTC 版)

接尾辞(せつびじ)、サフィックス: suffix)とは、接辞のうち、語基の後ろに付くもの。接尾語(せつびご)とも言うが、接尾辞はではない。対義語は接頭辞または接頭語。




「接尾辞」の続きの解説一覧

接尾語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:31 UTC 版)

白峰弁」の記事における「接尾語」の解説

~にゃぁ 「~ね」。白峰弁特徴であり、このことから白峰弁を「にゃーにゃー弁」とも言う。「あのにゃぁ~」 ~ちょる~している」。「なっている」は「なっちょる」になる。 ~くれんこ? 「~くれないか?」疑問詞~め 動物種類につく。桑島地区ではつけない。いぬ=いりめ、ねこ=にょこめ、へび=へんめ、かえる=べっとめ 等 「いりめは、にょこめを呼んできたやと(は、呼んできましたロシア民話おおきなかぶ』より)」

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接尾語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 04:11 UTC 版)

栃木弁」の記事における「接尾語」の解説

…け? -> …だろうか?(質問をするとき使う。けの「ぇ」を上がり調子で読む) (例:そうけぇ?→本当にそうなの?) …さ -> …へ (例:畑さ行ってみっぺ→畑に行ってみよう) …っつう… -> と…いう… (例:夕日屋っつう店があんだよ。→夕日屋という店があるよ) …はぐる -> …しそうになる(主に残念なことに使われる) …ぱぐる -> …しそこねる (例:取りっぱぐる→取りそこねる) …みたく -> …みたいに(例:モデルみたくかっこいいモデルみたいにかっこいい) …んさ -> …んだ(「んさぁ」となる事もある。上がり調子で言う) (例:今日カラオケ行ったんさ→今日カラオケ行ったんだ)

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接尾語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 09:25 UTC 版)

茨城弁」の記事における「接尾語」の解説

か・かー・が・がー:側(がわ・かわ)。多く促音化した言葉に付く。そっちっかー:そっち側。 かい・けー・こい:促音化した名詞・形容詞に付き状態を表す体言作る。「けー」は「かい」の逆行同化形。いずれも標準語にある表現だが、茨城では使用範囲広く独特の言葉形成する。 がし・かし:端。側。あっちがし:向こうの端・向こう側。「~が尻」の意味可能性もある。 かだ・けだ:方。~の方。ひがしっかだ:東の方。 くさい・くせー:状態を示す接尾語で、「怪しい」「...らしい」の意。「にクサイ・にクセー」→(似ているっぽいらしい)、「ちっぽクサイ・ちっぽクセー」→(小さいっぽいらしい) ぐし:~ごと。~を含めて全部上代上方語の「共(ぐち)」にあたる。グは鼻濁音。「この、骨グシ食えっと」→(このは骨ごと食べられるよ) こ:標準語にもわずかにある接尾語。東北方言に特に顕著な接尾語。(1) 小さなものや子供を示す。あまっこ・おんなこ・おんなこ・むすめっこ:女の子(2) 愛称よめっこ:嫁。(3)所を表す。すまっこ:隅。(4) 体言等が約されているもの。ひざっこ:膝っ小僧(5) 意味を持たない接尾語。きれっこ:布切れ。ぜにっこ:銭。あなこ・あなっこ:穴。 だ・た:指示連体詞語尾の「な」に当たるが国語辞書には単独での定義は無い。助動詞の「だ」の連体形は「な」だが、標準語には「それだのにのような変則的な言葉も残る。一方文語形動詞にはカリ・タリ・ナリ活用あるように、標準語の「な」と「た」はかつて二手分かれていたが、その後「な」に移行し茨城では「た」に移行した考えられるいずれも連体形の「なる」「たる」の変化したものと考えられるが、「な」と「た」の大系的な関係は一般国語辞書からは読み取れない。こーた:こんな。あーた:あんな。どーた:どんな。 てーら:~の人たち。「てーら」は、「て」の複数形。「あそこのテ」(あそこの人)、「若けぇーテーラ」→(若い衆)。 ぱだ・ぱた・ぺだ・ぺた:~端。~の表面。「べた・ぺた」は標準語で「尻臀」があるが、茨城では多用する。 ぱな:~端(はな)。 め:動物昆虫子供俗称としてつける接尾語。イヌメ()、ネゴメ)、ウシメ(牛)、ハチメ()、カンメ)、ガギメ(子供)など。県西一部地域を除くが、栃木でも使われる。 ぼ・ぼー・ぽ・ぽー:人の性(さが)を示す接尾語。「坊・法師」。 ぽい:体言動詞連用形付いて形容詞作る茨城では標準語比べ使用範囲遥かに広い。まるっぽい:丸い。ふとっぽい:太い。かぐっぽい・かくっぽい:四角っぽい。

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接尾語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/20 12:31 UTC 版)

五島列島方言」の記事における「接尾語」の解説

単語末尾に「じゃん」「じゃかん久賀地方)」「ちた」「ちたな」という接尾語をつけることが多い。「書くのだ」「白いのだ」が、間に「ト」が入って「書くトジャ」「白カトジャ」に変化する理由を表す接尾語には「〜けん」を用い、「〜から」を用いない。「〜から」は別の意味合いとしての用法があり、「〜をして」「〜で」に当たる言い方として「〜シテカラ」「〜デカラ」の方で用いられる。 「でも、云々〜」と「俺たちでも」の間には明確な違いがあり、前者は「シタテン」、後者は「俺たちデン」と区別される

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接尾語

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 21:36 UTC 版)

名詞

せつびご

  1. 単独では用いられず、自立語末尾付いて、意味を添えたり調子変えたりする語。

関連語

翻訳


「接尾語」の例文・使い方・用例・文例

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