形態論
形態論(概要)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 09:07 UTC 版)
ロジバンの言葉は、その姿(音・綴り)から三つの型に分けられる。 brivla ・ ma'ovla ・ cmevla である。これら三つの形態品詞は、それぞれに固有の音声構造すなわち子音(C)と母音(V)の並び方に特徴づけられており、互いに混同されないようになっている。すなわち、ロジバンにおいて或る語が発せられるとき、読み手・聞き手は、その語の意味を知らなくとも品詞は察知できる。これはロジバンに固有の言葉と外から借り入れる言葉とが同音異義語となるのを防ぐうえで有意義である。たとえば「近畿大学」という日本語名称を英語に持ち込むと「Kinki University」となるが、「kinki」の音は「kinky」と重複し、「近畿」本来の意味を知らない英語話者には「Kinky University」すなわち「変態大学」と解されかねない。ロジバンでは借入語をその音形から固有語と区別できるのでこのような問題が起こらない。 ウィキブックスにロジバン/形態論関連の解説書・教科書があります。
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