形態論と文法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 07:49 UTC 版)
いくつかの語については、一般的にその他のロマンス語で見られる語形よりも、ラテン語により近い形式が見られる。
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形態論と文法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 17:09 UTC 版)
「イヌクティトゥット語」の記事における「形態論と文法」の解説
詳細は「イヌクティトゥット語の文法」を参照 より理解を深めるには、英語版ウィキペディアの Inuit language morphology and syntax も参照されたい。 他のエスキモー・アレウト語族のように、イヌクティトゥット語にも非常に豊富な形態論システムがある。他の言語との違いでもっとも成功している部分は、事態を表す基語が形態素として加えられていることである。たとえば英語のような言語では、同じことを表現するのにいくつかの単語を必要とする(膠着語と抱合語を参照)。全ての単語は根形態素 root morpheme で始まり、他の形態素が接尾辞として添えられる。イヌクティトゥット語には100語以上の異なった接尾辞があり、いくつかの方言では700語近い。 学習者には幸いにも、この言語の形態論は非常に規則的である。とても複雑なルールもあるが、その複雑さの程度は英語やインド・ヨーロッパ語族ほどではない。 よく知られた例をあげると、単語 qangatasuukkuvimmuuriaqalaaqtunga (ᖃᖓᑕᓲᒃᑯᕕᒻᒨᕆᐊᖃᓛᖅᑐᖓ) の意味するところは 「空港へ行かなければならない」である。形態素分析を下表にまとめた。 形態素意味音便 (en)qangata 動詞の語幹 verbal root 持ち上げる/空中に掲げられる suuq 動詞から名詞への接尾辞 習慣的に特定の行動をする者;つまり qangatasuuq: 航空機 -q 除去 kkut 名詞から名詞への接尾辞 集団 -t 除去 vik 名詞から名詞への接尾辞 著しい;すなわち qangatasuukkuvik: 空港 -k は -m に変換 mut 名詞の語末 与格 単数 へ・に -t+a は -u に変換 aq 名詞から動詞への接尾辞 ある場所に到着する; 出発する -q+ja 除去 jariaq 動詞から名詞への接尾辞 特定の行動をとる義務 -q 除去 qaq 名詞から動詞への接尾辞 を行う・持つ -q 除去 laaq 動詞から動詞への接尾辞 未来形 であろう -q+l は -q+t に変換 lunga 動詞の語末 分詞、第一人称 単数 私 En:Igloolik|
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