音便とは?

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おん びん [0] 【音便】

国語学で、発音上の便宜から、単語一部の音がもとの音とは異なった音に変わる現象をいう。イ音便ウ音便促音便撥音便四種区別がある。

音便

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/01 06:01 UTC 版)

音便(おんびん)とは、日本語歴史上において、発音の便宜によって語中・語末で起こった連音変化のことをいう。国語史・音韻論形態論的に多様な現象を含んでいる。


  1. ^ ただし、何もないところに「ウ」音が生じた例(「設く マク → マウク」など)をウ音便と呼ぶ場合がある。
  2. ^ 音便化によって元の子音が失われた後も、子音の性質の一部が母音の鼻母音化のような形で残存し、それを後続音が吸収したものであると考えられている。
  3. ^ 少数ながらカ行などから濁音化を生じた例もある。 「衝き-食む → ついばむ」 「辛く-して → かろうじて」など。
  4. ^ 中央人の多くが日常的に中国音を模倣したことによって、否応なく日本語の音体系が広がり、音便が可能になったと考える。 各音便はそれぞれ漢字音のu韻尾、i韻尾、鼻音韻尾、入声韻尾の影響であるという。
  5. ^ 「ありがとう」 「お早う」 はこの形から 「ございます」 を落とした簡略形。
  6. ^ au, iu, eu, ou はそれぞれ o:, yu:, yo:, o: になった。 なお、これらはごく規則的な音変化。
  7. ^ a b 「かぐわしい」 「香ばしい」 「芳しい」 は三重語。
  8. ^ イ音便も併発している。
  9. ^ a b 「箒」に見られるア段の音便というのはかなり珍しく、この例は実質的には、母音の脱落(hahaki > *hawaki > *hawki > ho:ki)として説明できる種類の変化であろう。「申す」も同様である(mawosu > *mawsu > mo:su)。


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