側近
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/09 00:00 UTC 版)
側近(そっきん)とは、重要人物のそばにいる人のこと。
概要
重要人物のそばで仕えながら近くで行動をともにする人を指し[1]、重要人物からの相談を受けることで、重要人物が決定する事項に影響力を及ぼすことがある。
同義・類義の言葉として、懐刀、右腕、片腕、参謀、軍師、女房役、知恵袋、相談役、ブレーンなどがある。
権力者の側近が実権を握っている政治のことを側近政治と呼ぶ。
側近として著名な人物等
- 山本勘助 - 武田信玄に対して[2]
- 石田三成 - 豊臣秀吉に対して
- 本多正信 - 徳川家康に対して
- 和田京平、仲田龍 - ジャイアント馬場に対して[3][4]
- 黒島亀人 - 山本五十六に対して[5]
- 直江兼続 - 上杉景勝に対して[6]
- セシル、ウォルシンガム、ダドリー - エリザベス1世に対して
- ベゾブラーゾフ - ニコライ2世に対して
- 朱徳、周恩来 - 毛沢東に対して
- 諸葛亮(孔明) - 劉備および劉禅に対して[7]
- 古田敦也 - 野村克也に対して(野村がヤクルトスワローズ監督時代)[8]
- 菅義偉、今井尚哉、北村滋 - 安倍晋三に対して[9][10][11]
脚注
- ^ 塩田潮 2011, p. 194.
- ^ 石川能弘著『山本勘助―武田軍団を支えた名軍師』PHP研究所、1999年
- ^ 仲田龍、本多誠著『NOAHを創った男』ベースボールマガジン社、2007年、282ページ
- ^ 和田京平著『人生は3つ数えてちょうどいい』メディアファクトリー、2004年
- ^ 阿部牧郎著『遙かなり真珠湾』祥伝社、2005年
- ^ 火坂雅志著『実伝直江兼続』角川学芸出版、2008年
- ^ 渡邉義浩著『諸葛亮孔明その虚像と実像』新人物往来社、1998年
- ^ 野村克也著『野村ノート』小学館、2005年
- ^ 安倍首相の復活支える「懐刀」 菅義偉さん 日本経済新聞 2013年2月21日
- ^ 安倍首相が信頼する今井秘書官 「総理の懐刀」誕生まで NEWSポストセブン 2016年11月10日
- ^ 国家安全保障局長・北村滋氏 安保束ねる首相の懐刀 日本経済新聞 2019年11月17日
参考文献
- 山田進、柴田武、加藤安彦編集『類語辞典』講談社、2008年
- 西尾実、岩淵悦太郎、水谷静夫編集『岩波国語辞典』岩波書店
- 山田忠雄、柴田武、酒井憲二、倉持保男、山田明雄編集『新明解国語辞典』三省堂
- 新村出編集『広辞苑』岩波書店
- 塩田潮『まるわかり政治語事典』平凡社、2011年。ISBN 9784582855906。
関連項目
側近
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「覇王大系リューナイトの登場人物」の記事における「側近」の解説
皇帝の側近。四人存在。シャインバラムら4機の復活、旗艦襲撃の際、ダナンを「四体だと言ったではないか!」と詰問。
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「側近」の例文・使い方・用例・文例
- 王子は側近の人々に付き添われていた
- その独裁者は側近たち全員の絶対的な忠誠を受けた。
- ある決定をする側近グループの一員である[ない].
- 彼は大統領の側近の一人だ.
- 側近革命 《現政権の有力者による(無血)クーデター》.
- 政府の側近グループ
- 彼が入院している間、代表は彼の側近に彼の任務を委譲した
- 大使と側近まとめて
- 側近(学者などに)
- 江戸時代,主君の側近くに仕える女中
- 主君の側近くに仕えること
- 主君の側近くに仕える人
- 天皇の側近で警護にあたること
- 天皇の側近で警護にあたる人
- 君主の側近くに仕える兵
- 貴人の側近く仕える女
- 天皇の側近に仕えた女官
- 君主の側近の悪人
- 側近の人を宛名人とし,主人への披露を頼む形式をとる書状
- 側近による政治
側近と同じ種類の言葉
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