宰相

実用日本語表現辞典

宰相

宰相（さいしょう）とは、政府の最高位にある官職であり、国の政策や行政を総括する役割を担う。歴史的には、中国において天子を補佐し、政治を行う重要な官であった。日本では、総理大臣と同義で使用されることが多く、国の政治の指導者を指す。宰相は、政府の方針を決定し、国内外の事務を統括する責任を持つ。また、宰相は、議会や国民に対して政府の代表として行動し、政策の説明や国政運営の責任を負う。

（2024年1月26日更新）

デジタル大辞泉

さい‐しょう〔‐シヤウ〕【宰相】

読み方：さいしょう

１ 総理大臣。首相。「一国の—」「平民—」

２ 古く中国で、天子を補佐して政治を行った官。丞相(じょうしょう)。

３ 参議の唐名。

歴史民俗用語辞典

宰相

読み方：サイショウ（ｓａｉｓｈｏｕ）

古代の官職。参議の別称。

JMnedict

宰相

姓	読み方
宰相	さいしょう
宰相	さいそう

ウィキペディア

宰相

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/07 23:06 UTC 版)

宰相（さいしょう）とは、語義上、「首相」が「内閣を構成する閣僚（大臣）のうち首席の者」を意味するのに対し、「宰相」は「特に君主の命を受けて宮廷で国政を補佐する者」を意味する。従って日本語では、近代以後の各国の行政府の長をすべて一律に「首相」と呼ぶのに対し、近世以前において宮廷で国政を担当した者を一般に「宰相」と呼んで区別している。現代においても内閣総理大臣の通称として使われることもある。

ウィキペディア小見出し辞書

宰相（チャンセラー）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/02/14 04:10 UTC 版)

「ファイアーエムブレム 暁の女神」の記事における「宰相（チャンセラー）」の解説

ベグニオン帝国の宰相。セフェラン（エルラン）専用クラス。光、闇の魔法と杖を使う。奥義「暁光」の使い手。

宰相（さいしょう）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/03 03:35 UTC 版)

「月光条例」の記事における「宰相（さいしょう）」の解説

おとぎばなし「鉢かづき姫」の登場人物で、鉢かづき姫の恋人。冷遇され続けた鉢かづき姫に優しく接し、物語の最後で「鉢かづき姫がいなければ自分も生きていけない」と彼女に告白したのだが、その直後に青き月光に照らされ凶暴化、容貌と口調が変化し、彼女に「まだお前はバケモノのままだ」と言い放った。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

宰相

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 15:18 UTC 版)

名詞

宰 相（さいしょう）

1. 古代中国における天子を補佐する官職。類義語：宰司、丞相。
2. （歴史）日本の太政官制における参議の唐名。
3. 首相の別名。

Weblio日本語例文用例辞書

「宰相」の例文・使い方・用例・文例

• 宰相の印綬を帯びる
• 彼は宰相の地位を占めている
• 政治を司る（宰相になる）
• 彼は政治を司っている（宰相たり）
• 鉄血宰相
• トルコ宰相
• 賢明な宰相
• 宰相たるべき器量
• 宰相という役職
• 将軍という身分と宰相という身分
• 中国の宋代で,宰相が二人の時の上位の人