宮宰とは? わかりやすく解説

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きゅう‐さい【宮宰】


宮宰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/21 07:13 UTC 版)

宮宰(きゅうさい、ラテン語: Major Domus マーヨル・ドムス:大いなる家人)は、ヨーロッパ初期中世の職名ないし官職名。 ローマ帝国末期から民族大移動に至る時期のゲルマン諸国家および諸侯の宮廷職の首位を占める職で、もともとは、王家諸侯家政機関の管理者であった。この官職の性格としては、宮中伯に比せられることもある。




「宮宰」の続きの解説一覧

宮宰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/09 07:42 UTC 版)

フランク王の一覧」の記事における「宮宰」の解説

詳細は「en:List of the Mayors of the Palace」を参照 ピピン家当初メロヴィング家の王のもとで、最初にアウストラシア、後にネウストリア及びブルグントの宮宰を勤めた687年ピピン1世テルトリーの戦いネウストリア征服した後にフランク公(dux et princeps Francorum)の称号用いた。これは同時代年代記ピピン1世の"統治" の始まりとして記載されている。715年から716年の間、ピピン1世の子孫は後継巡って対立した大ピピンアウストラシア623年 - 629年及び639年 - 640年グリモアルド1世アウストラシア643年 - 656年662年死去中ピピンアウストラシア680年 - 714年ネウストリア及びブルグント687年 - 695年) ドロゴ(ブルグント695年 - 708年グリモアルド2世ネウストリア695年 - 714年, ブルグント708年 - 714年テウドアルドアウストラシアネウストリア、及びブルグント714年 - 716年716年からの内乱においてピピン2世庶子カール・マルテルピピン家嫡流テウドアルド勝利しカロリング家創設したカール・マルテルアウストラシア715年 - 741年ネウストリア及びブルグント718年 - 741年カールマンアウストラシア741年 - 747年、754/5年死去小ピピンネウストリア及びブルグント741 - 751年アウストラシア747年 - 751年752年3月ピピン3世フランク王となり宮宰は消滅したカロリング朝メロヴィング朝に取って代わった。

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「宮宰」を含む「フランク王の一覧」の記事については、「フランク王の一覧」の概要を参照ください。


宮宰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 15:54 UTC 版)

ネウストリア」の記事における「宮宰」の解説

最初宮廷長程の意味しかなかったが、次第に王の名において徐々に事実上支配者となっていった。 ランドリック, 613年まで グンドランド, 613年639年 アエガ, 639年641年 エルキノアルド, 641年658年 エブロイン, 658年673年 ウルフォアルド, 673年675年 レウデシウス, 675年 エブロイン, 675年680年 (再) ワラトー, 680年682年 ギステマー, 682年 ワラトー, 682年686年 (再) ベルカリウス, 686年688年 ピピン2世ノルデベルト, 688年695年 グリモアルド2世, 695年714年 テウドアルド, 714年715年 ラガンフリド, 715年718年 カール・マルテル, 718年741年 ピピン3世, 741年751年

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「宮宰」を含む「ネウストリア」の記事については、「ネウストリア」の概要を参照ください。

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