宮家創設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 04:08 UTC 版)
結婚の儀に伴って、同日、常陸宮家が創設される。戦後、かつ、現行の皇室典範の下で初の宮家創設であり、宮号は、律令時代より、親王を国司に任じた(親王任国)常陸国から選ばれた。華子妃との間に子女は無い。 住居(常陸宮邸)は、東京都渋谷区常磐松町(現在の東四丁目)の常盤松御殿に定められた。常盤松御殿はそれまで皇太子明仁親王(当時)の御殿で、第二次世界大戦前までは東伏見宮邸であったところである。現存する宮家の中で唯一、赤坂御用地(東京都港区元赤坂)以外に宮邸がある。 常陸宮正仁親王は、公務のかたわら癌の病理学的研究を続け、1969年(昭和44年)から財団法人癌研究会癌研究所の客員研究員を務め、2001年(平成13年)1月からがん研究会名誉総裁に、2012年(平成24年)12月から高松宮妃癌研究基金総裁にそれぞれ就任した。
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