おう‐か〔ワウ‐〕【王家】
おう‐け〔ワウ‐〕【王家】
王族
王家
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「彩雲国物語の登場人物」の記事における「王家」の解説
紫 劉輝 詳細は紫 劉輝の項目を参照。 第一公子(だいいちこうし) 本名不詳。太子とも。戩華の長男で、清苑と劉輝の兄。元は優しい気性で、物静かで人の話をよく聞く為政者になると見られていた。清苑とは年も変わらずよく一緒になったが、第一妾妃に引き離され、清苑への劣等感を植え付けられる。清苑が捕縛されると、牢屋まで出向いてその無様さを嘲笑し、第一妾妃をして狼狽させた。後に処刑されたと見られる。 紫 清苑(し せいえん) 第二公子。戩華と鈴蘭の子。文武両道、血筋もあって、兄を差し置いて王にと望まれていた。兄弟の中で唯一、劉輝を可愛がる。『はじまり』の13年前、母方の祖父の謀反により13歳で流罪となる。 蒼 玄(そう げん) 彩雲国初代王。劉輝の先祖。遥かな昔、魑魅魍魎が跋扈していた頃、志を得て魑魅魍魎討伐の旅に出、彩八仙の助力を得て国の礎を築き、人の世に夜明けを拓いたという伝説がある。 蒼 周(そう しゅう) 彩雲国第二代国王。蒼玄の子で、劉輝の先祖。蒼玄の後を継いで王になった。彼の治世中一度も戦は起こらなかった。秀麗が尊敬する統率者で、蒼玄の後をついで国を平定した後、食料と財貨を貧しい人々に開放し、全ての武器を溶かして農具や釜に鋳直し、兵車は農業用に民に下げ渡し、全ての軍馬と牛を解き放って、兵士を兵役から解放して家に帰すことで、二度と戦をしないことを天下に示した。 紫 戩華(し せんか) 声:前田剛 故人。劉輝および清苑(静蘭)の父で、劉輝の前の王。名君と誉れ高い。自分以外の王位継承者を殺しつくした「妖公子」、「血の覇王」と呼ばれているが、これは彼の王位継承権が下から数えた方が早く、そうでもしなければ王位に就けなかったため。 結ばれることはなかったが、幼なじみだった旺 栗花落に想いを寄せていた。子は男6人で、それぞれ母が違う。正妃は置いていない。三十過ぎまで妃を置かなかったが、世継ぎを残すため、自分に愛されないことを承知ならという条件で後宮に妃を入れ、子が出来るまでの間だけ妾妃を寵愛した。しかし結局のところ妃たちは彼の覇気に魅入られ、本当に愛して貰おうと愛憎を生み、王位争いにまで発展した。瑠花の呪詛を清苑の代わりに受け、『はじまり』の1年前、弱り切ったところで旺季を唆し縊り殺された。死亡時には50過ぎだった。公には病死とされている。 鈴蘭(すずらん) 声:小野未喜 故人。戩華の第二妾妃で、清苑の母。鈴蘭の君とも。実家は元紫門四家の家柄で血筋は妃の中で一番高かった。烟るような睫毛など、清麗な美貌。戩華を愛し、彼のために劉輝の母を暗殺し、宮中の争いごとの種になる我が子清苑を自分もろとも流罪にするため暗躍した。体が弱く、私室の寝台から一歩も動かなかったにもかかわらずこうした計画を実行し、旺季すら最後まで証拠を掴めなかった。主のため我が子をも追い落とす冷静な判断力とその頭脳は、戩華をして「妃ではなく私の臣下にすればよかった」と言わしめる。清苑とともに流罪になった途上、刺客に首を刎ねられる。 第六妾妃(だいろくしょうひ) 故人。戩華の第六妾妃で、劉輝の母。元は貴陽一の妓女であった。鈴蘭が先王の寵妃だと思い込み、嫌がらせをして後宮を追い出した。息子を生んだことで若さと美貌が衰えたと認識しており、劉輝を折檻していた。自身の癇癪が劉輝を殺しかねないと自覚しており、劉輝を旺季に預けようとしていた。劇薬入りの化粧品で顔が爛れ醜くなったことから錯乱し、庭の池に飛び込み自殺と思われていたが……。発見したのは劉輝。
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王家
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「ファイアーエムブレムif」の記事における「王家」の解説
マークス 声 - 小西克幸 初期兵種:パラディン / 固有スキル:騎士道 - 敵のHPが最大だと与えるダメージが上がり、被ダメージが減る。 軍の中で一番:字がきれい / 誕生日:10月27日 / 称号:暗夜の騎士 日本国外版名はXander。暗夜王国の第一王子で、カムイ・カミラ・レオン・エリーゼの兄。ガロン王から受け継いだ専用武器「ジークフリート」の使い手。国のためとして、王である父ガロンに従っている。主人公の義兄であり、戦いの師でもある。 寡黙で実直な性格でありやや堅苦しい印象があるが、本質的には家族想いな心優しい一面も持つ。主人公に対しては血の繋がりがなくとも本当の家族として接しており、暗夜ルートではガロンの目を盗み、さまざまな支援をしてくれる。 主人公が選んだ道によっては白夜との戦いで命を落とす。後で仲間になる場合含め暗夜王国編以外のルートでは必ず敵として立ちはだかる。『ファイアーエムブレム0』では下級職のソシアルナイトのカードもあり、白夜の陰陽師にもなれる。 ドラマCDでは数年前の様子が明らかにされており、その時はまだ感情に走る節があった。 カミラ 声 - 沢城みゆき 初期兵種:レヴナントナイト / 固有スキル:妖艶な花 - 隣接する味方の与えるダメージが3上がり、被ダメージが1減る。 軍の中で一番:お風呂好き / 誕生日:11月30日 / 称号:妖艶な花 暗夜王国の第一王女で、マークスの妹であり、カムイ・レオン・エリーゼの姉。可愛らしく強い女の子が好みで、臣下は女性のみ。大人の雰囲気を醸し出した母性溢れるおっとりした性格で、家族からの相談に乗ることも多い。主人公を溺愛しており彼(彼女)の為なら他者を殺すことも厭わない苛烈な一面も持つ。 後で仲間になる場合含め暗夜王国編以外のルートでは必ず敵として立ちはだかる。『ファイアーエムブレム0』では下級職のドラゴンナイトのカードもあり、白夜の婆娑羅にもなれる。 レオン 声 - 宮野真守 初期兵種:ダークナイト / 固有スキル:冷血 - 敵のHPが減っていると与えるダメージが上がり、被ダメージが減る。 軍の中で一番:トマトが好き / 誕生日:6月30日 / 称号:闇の王子 日本国外版名はLeo。暗夜王国の第二王子で、カムイ・マークス・カミラの弟であり、エリーゼの兄。専用武器「ブリュンヒルデ」の使い手。何でもそつなくこなす天才肌で、特に魔道を得意としており、"グラヴィティマスター"の異名を持つ。頭はいいがやや無愛想で身内以外にはあまり関心を持たず、冷酷に振舞うことがある。そのため冷徹非情な性格と思われがちだが、根は優しく法衣を裏表反対に着るなどやや抜けたところもある。 主人公が選んだ道によっては彼が次期暗夜王となる。『ファイアーエムブレム0』では下級職のダークマージのカードもあり、白夜の侍にもなれる。 ドラマCDでは本編開始数年前のレオンが登場し、姉のカムイ(女主人公)とのやりとりで子供らしさがよく出る。 エリーゼ 声 - 諏訪彩花 初期兵種:ロッドナイト / 固有スキル:可憐な花 - 隣接する味方の与えるダメージが1上がり、被ダメージが3減る。 軍の中で一番:家族想い / 誕生日:3月19日 / 称号:可憐な花 暗夜王国の第二王女で、カムイ・マークス・カミラ・レオンの妹。誰とでもすぐに打ち解ける無邪気で天真爛漫な性格。血の繋がらない主人公にもよく懐いており、世界で一番好きと公言している。よくお忍びで王国の地下街に抜け出しており、王族としては珍しく市井の生活をよく知っている。 どのルートを選んでもカムイの敵として立ちはだかる事はないが、主人公が選んだ道によっては白夜との戦いに巻き込まれて命を落とすことになる。『ファイアーエムブレム0』では白夜の忍にもなれる。 ガロン 声 - 大塚明夫 暗夜王国の王であり、主人公の育ての父。白夜王国の侵略を目論む野心家。猜疑心と支配欲が強く冷酷で、味方であっても異を唱える者は容赦なく命を奪う。実の子供達ですら己の野望の駒としか見ておらず、逆らったり失敗すれば殺すことも辞さない残虐な暴君。 ただし、昔からそのような人物であった訳ではなく、元々は子煩悩で王としても魅力ある人物であり、若かりし日は勇猛果敢で知られ、白夜国王スメラギとも切磋琢磨し合う間柄だった。しかし、後妻であるシェンメイの死を境に変心。ハイドラなる何者かを妄信し、その“御告げ”に従って動くようになってしまった。 二人の王妃の他にも多くの妾を抱えており、マークスとアクア以外は全員別々の妾の子である。他にも妾が生んだ子どもがいたらしいが、妾同士の争いで殺し合いとなり、現在の王子王女のみが生き残ったという。 実際の戦闘では巨大な戦斧「ベルヴェルク」しか使わないが、イベントでは魔法も使い、マクベスに魔法具を与えるなど、魔道に通じた描写も散見する。『ファイアーエムブレム0』では気高き王であった頃のジークフリートの剣を扱うソシアルナイトのカードが存在する。魔法具 ガロン王が所有する超常的な効果を秘めるアイテム。遠隔操作式の起爆装置や太古の生物を一時的に蘇らせるような王族が操る竜脈の力に匹敵する効果を持つ物まである。出所は不明だが、魔剣ガングレリと同じ力で動いていると言われている。 シェンメイ 声 - 慶長佑香 ガロン王の後妻でアクアの母。マークスの母であるエカテリーナ王妃亡き後、新しい王妃として迎えられた。作中では既に故人。 主人公が選んだ道によっては敵として立ちはだかる可能性がある。 『ファイアーエムブレム0』では下級職のカードも存在する。
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王家
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君主国でありユゲデールの全権は国王に委ねられている。 王様 - 2005年度のユゲデール国王。本名不明。実はD51に一人残り、星の壊滅と共に死亡したことが判明。 おんつくん - 2005年度のユゲデール大臣。ゲームコーナーの際に姿を変えることがあり、「全身書道塾」では木の姿に、「もじもじ宅配便」では辞書の体に眼鏡をかけた姿になる。後に国王に就任。 おんつ8世 - 2006年度のユゲデール国王。前述のおんつくんの仍孫にあたる。 みみぃ - おんつ8世の妹。 びびん★ - おんつ8世の弟。
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王家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 08:12 UTC 版)
コンラート家(コンラディン家) - 中世ドイツ・フランケンの貴族・ドイツ王家。
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王家
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「シップソーンパンナー」の記事における「王家」の解説
なお、王家の姓「刀」(タオ)は王を意味するタイ語「チャオ (เจ้า)」と関連すると考えられる。
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王家
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「進撃の巨人の登場人物」の記事における「王家」の解説
人類が壁内に追い詰められる前から世界を統治し、2000年以上続くとされる王家。14巻から王家について語られる。145代フリッツ王が不戦の契りを立て、偽りのフリッツ王を立ててからは、真の王家はレイスと家名を変えて正体を隠している。
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王家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 09:38 UTC 版)
ロマノフ家/ロマノフ朝 - ロシア帝国の王室・王朝。 ホルシュタイン=ゴットルプ=ロマノフ家 - ホルシュタイン=ゴットルプ家との統合後のロマノフ家。 このページは人名(人物)の曖昧さ回避のためのページです。同名の人物に関する複数の記事の水先案内のために、同じ人名を持つ人物を一覧にしてあります。お探しの人物の記事を選んでください。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えてください。
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王家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 22:29 UTC 版)
9th-Gを二分して統治する一族。多くの政治家や家臣を持ち、政治関係の統治を担当する。サルバはこちら側の出身だが、史上初王家と将軍家を1つにまとめた人間である。
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王家
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「オーバーロード (小説)」の記事における「王家」の解説
ランポッサⅢ世 声 - 長克巳 現国王。在位39年で60歳(ウェブ版では在位41年で62歳)と老境であるが、跡継ぎである2人の王子は能力的に問題があり、加えて王派閥と貴族派閥で対立が続いているため、未だに王位に留まっている。王様優秀度は12人中7位(失敗も大きな成功もない)。 民の安寧を望み自ら危地に赴くことも躊躇しないなどガゼフの忠誠を受けるにふさわしい人格者であり、平民出身者への理解も深い。ガゼフからは引退した後も個人的に護衛を務めたいと言われており、ガゼフを通じてブレインとも懇意となっている。ラナーとクライムの関係も一応黙認しており、まずはクライムに爵位を与えることでラナーとの関係を認めることも考えている。 前述のように人格者であるため慕う者が多く、数多くの優れた人材の登用に成功している。一方で王としての資質は高いわけではないため、在位年数に比較して功績は低く目立った政策も行っていない。悪政を敷いたことはないものの、王派閥と貴族派閥の対立を解決できていないため善政を行えているわけでもない。王位交代の絶好の機会においても後継者問題を先送りしてしまうなど潜在的な失政も多い。特に徴兵に頼らない恒久的な軍創設をためらっていたことが災いし、将来的な王国の国力は非常に危ういものとなっている。 悪魔騒動に伴う王派閥と貴族派閥の勢力逆転、バルブロの権威失墜とザナックの台頭を経て予期せぬ形で勢力拡大に成功する。同時に王として内外に強気の姿勢で臨まざる得ない状況となってしまい、アインズを含めた帝国の侵攻の際も帝国側の要求に妥協できず開戦となってしまう。自ら戦場に赴き帝国軍と対峙するも、魔法詠唱者として余りにも規格外であるアインズの存在までは予想しきれず、結果として自国民の大虐殺を呼び込んでしまう。アインズの桁外れな破壊力により王国軍が壊滅し帝国軍が狂乱状態に陥った際は己の戦死により数々の責任をとることを決意していたが、ガゼフたちの説得により生き残って責任をとる道を選ぶ。 悪魔騒動の対処を誤ったバルブロが後継者争いでほぼ脱落していることは諦観していたが親としての情を捨てられず、ザナックへの王位継承という絶好の機会を逸し王派閥と貴族派閥で対立解消という問題を先送りにしてしまった。アインズを含めた帝国の侵攻の際は故意にパルブロを閑職に近いカルネ村の現状調査とアインズの情報収集に向かわせることでバルブロの戦死を避けようと配慮した。その親心は全く通じておらず、閑職に回された八つ当たりでカルネ村を襲撃したバルブロの戦死につながった。 大虐殺以後は前以上にやつれていたためザナックが政務を務めた。魔導国から宣戦布告を告げる使者アルベドが来ると自身の首を差し出す事で謝罪の姿勢を示した。魔導国軍が迫る中、ザナックやラナーに国からの逃亡を促している。最期は何者かに刺殺された。 バルブロ・アンドレアン・イエルド・ライル・ヴァイセルフ 声 - 楠大典 第一王子。 立派な体躯で王族としては十分な武芸を修めているが、権威を笠に着た言動が多く、激しやすい性格である。第一王子という身分にも関わらず八本指と繋がって利益を得ており、自身の父親であるランポッサⅢ世と対立する貴族派に属して政治の混乱を招くなど問題行動が多い。王様優秀度は12人中10位(王としての知識を有しているのみ)。 第二王子のザナック及び王の長女と結婚したペスペア侯と王位継承権を争っていたが、子飼いの兵力を持っていなかったため王国の悪魔騒動では動くことが出来ず評判を大きく落とす。勇猛ではあるが、所領をもっていないため領地経営の知識がなく、冒険者が国家組織に属さないという不文律も理解していなかった。ランポッサIII世が王としての資質には欠けつつも民が安心して暮らせるよう国政に努めていたのに対し、バルブロ自身は自分が敬われるのは当然と考えているため社会的弱者に対する配慮はまるでない。一時的に彼の指揮下になった騎士達もバルブロの民に対する横暴な態度には驚愕しており、レエブン侯からも一国の後継者としてはふさわしくないと判断されている。 実際は王による息子の身を慮った子煩悩からなのだが、辺鄙な場所へ別動隊を率いての偵察命令を冷遇とみなして武功を立てる機会を逸したことから終始冷静さを失っていた。弟に負けない策士を気取っていながら実際は焦りと怒りから交渉相手のカルネ村に対して思慮が足りず、民草のことより己の名誉しか考えていない本音が垣間見えた。アインズを撤退させるための交渉材料として、徴兵という形で捕虜にしようと目論むも、偶発的な事態が積み重なってカルネ村に全面攻勢をかけたことからゴブリン軍団とぶつかることになり、実戦経験がない故に戦略の知識が無く撤退を求める指揮官の進言すら無視して独断で指揮した事が原因で率いる別動隊は壊滅的な被害を受け敗走。村を守るため残った村人の半数の命を奪う代わりに、辺境任務で義父から預かった5千の兵を喪失するという後継者争いにおける、致命的な失態となってしまう。 追撃してきたルプスレギナと遭遇した際には国を裏切ろうという下衆の考えにまで内心至っていたが、アインズには無価値とみなされたため、彼女の趣味で散々おもちゃのようにいたぶられた末に殺害された。公的には死亡が確認されず消息不明扱いとなっているが、これによって継承権は第二王子に移行することになる。後に王国と魔導国との戦闘直前にザナックが魔導王と会談した折、バルブロの死を確認した。 ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ (zanac valleon igana ryle vaiself) 声 - 藤吉浩二 職業:キング(一般)1lv、プリンス(一般)4lv、カリスマ(一般)2lv、ファイター1lv 呼び名:ヴァイセルフ家最後の王 第二王子。下水月14日生。趣味は食事、睡眠、ぼんやりする事 小太りの男でいかにも冴えない風貌からラキュースなどからは能力を酷評されているが、これは兄であるバルブロの存在から猫を被っていただけであり、実際は異母妹ラナーやレエブン侯の真意に独力で辿り着くなど優秀といってよい人物。王様優秀度は12人中4位(普通に優秀)。バルブロが消息不明となったあとは猫を被る必要がなくなったのか、八本指にも優秀だと認知されている。武器など触ったこともないと評されるほど肉体的には優れていないが、傑物ではないにせよ思慮には富んでいる。後継者候補としての教育を受け、バルブロと後継者争いをしてきたことで儀礼などにも長じているが、親しい相手へのしゃべり方は世俗的であり腹違いの妹であるラナーに対しては嫌悪と畏怖を含めた軽口も多い。アインズを含めた帝国の侵攻で多くの貴族が現役当主若しくは次期当主を失ったことを不安視していたが、フィリップを始めして大多数のまともな教育を受けてこなかった者たちが次期当主候補となったことでザナックの不安が的中することになる。 ラナーの不可解な行動とそれに見合わない結果から、彼女を理解不能な化け物と断じクライムに忠告をした。無論、王女に忠節を誓ったクライムからの心証は最悪であったが、レエブン侯は王子と同じ印象を抱いたために彼と組んでいる。次期国王となるため、第一王子の追い落とし工作をかけており、極論クライムと安泰な地位があれば何でもいいラナーと利害が一致したため彼女と連合を組む。しかし、そこまでの一連のやり取りで目撃した妹の底知れなさに恐怖を抱いてもいる。ヤルダバオトの王都襲撃に当たって、彼女の立てた衛士の捨て駒策に憂慮を示すなど、それなりの良識も持ち合わせている。 大虐殺以後、父王に代わり王国の政務を担う。自領に戻ったレエブンに代わりラナーを協力者として王国の立て直しを図るが、下級貴族の暴挙に端緒を発する魔導国による宣戦布告を受ける羽目になる。戦闘前に一縷の望みを掛けて魔導王と首脳会談を行うが失敗した。その後、本陣にて魔導国への寝返りを考える貴族らに謀反を起こされ、無念の死を遂げる。なおこの一件は、会談の際に垣間見たザナックの王族としての度量の広さに感銘を受けていたアインズの怒りを買う事となり、アインズは謀反を起こした貴族達を、「彼らが死を望まない限り絶対に殺さず、死を望んでも暫くは殺さないように(意訳)」という命令を下した上で、全員ニューロニストの部屋へ送っている。そして助命嘆願のために届けられたザナックの首は、アインズの命で丁重に葬られた。 バルブロが王になる前に死亡することで、ザナック・ラナー・レエブン・ガゼフの四名が互いに本心で協力すれば、帝国の侵攻を防ぎ王国を復活させる事が出来た。 ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ (reneer theiere chardelon ryle vaiself) 声 - 安野希世乃 職業:プリンセス(一般)、アクトレス(一般)など → 小悪魔(インプ)1lv、アクトレス(一般)4lv、ジーニアス5lv 呼び名:黄金の姫 → たった一部屋の領域守護者 16歳。上火月7日生。役職は第三王女 → ●●(将来)。趣味はクライムを眺める事 → クライムと●●●する事。住居はロ・レンテ城 → ナザリック第九階層の一室 金の髪に象徴される国内外にも知られる美貌と、王国の強化に繋がる画期的な施策を立案する頭の回転の良さ、精神の輝きの両面を讃えて“黄金”の二つ名で知られる。なお、彼女の美しさは文字通り人外の美を有するプレアデスと同格と、その両方を知る者からは評されている。 所有クラスのジーニアスはあらゆる基本職・一般職にLvを変換出来る希少なもの(現在一度に変換できるクラスは一つ)で、これを用いて普段はプリンセスに変換していた。後述の小箱もジーニアスを用いて封印を解いたと思われる。 王家と敵対する大貴族の妨害によって、奴隷の廃止、冒険者への報奨金や街道警備の強化等実行できた改革は少数で、かつ内容も削られてはいるものの恩恵を受けた庶民や識者からの評判は高い。しかし、その発想力とは不釣り合いな政治力の無さによって更なる極一部の知恵者からは訝しがられている。王様優秀度は12人中2位以下を大きく引き離すダントツの1位(理解外)。 その本質はデミウルゴスやアルベドに伍すると評される程の人間の域を超えた天稟の頭脳である。反面、ウェブ版では他者の気持ちが全く理解できず、クライムの反応を通して間接的に推論して見ているに過ぎない。民草を慮る気持ちは全く存在せず、国民についても数字で数えているに過ぎない。性質上、根回しといった概念を理解するのも不可能であった。かつては自分を理解する者がいない世界に失望しており生きる気力も失いかけていたが、たまたま拾ったクライムが自分を見る目が子犬のようだったらしくクライムのためだけに生き続ける事にしたらしい。クライムと関わった女性はラナーによって消されており、悪魔騒動でクライムが救った娼婦達も処分されている。 書籍版ではその明晰さ故か、優しい王女としての顔や頭の悪い小娘の顔等様々に使い分ける高い演技力を持つ。周囲の反応を観察し自身は全く動かず、手駒もクライム以外には持たないにも関わらず、貴族王族間派閥の真の構造を見通しており、その卓越した頭脳に興味を抱いたデミウルゴスとの間で、ゲヘナの前に明確な描写はないものの互いに面識を持ち協力関係を築いていた。ザナックから自身が王になった暁には王国の辺鄙な地を領土として与えると言われたが、既にそれより前にアルベドとも対面し魔導国に鞍替えしている。彼女の下には影の悪魔(シャドウ・デーモン)が派遣されており、勲功を評価され(八本指の新たな拠点の場所をデミウルゴスに伝えた事等)アインズから褒美(彼女の願いが叶うアイテムが封印された小箱)も下賜された。また、魔導国の王国侵攻までにラナーの企みが露見しなければという条件付きであるが、領域守護者と同等の地位を与えられた。 人間を理解出来るか出来ないの違いはあれど、どちらにせよクライムには執着といってよい程の愛情を抱いており、彼と安泰な地位を保ったまま結ばれる事を目論んでいる。ただし、その愛は殿上人に恋願う彼の姿に向けられるものであり、「首輪をつけて飼う」ようなものと喩えられる。悪魔騒動以前に訪れたデミウルゴスとの取引でクライムも庇護対象に加えてもらっており、悪魔騒動の時にシャルティアがブレイン達を抹殺しようとしたものの、クライムも同行していたため逃走を許している他、後の大虐殺の際も目立つ純白の鎧をあえて着装させる事により識別しやすくさせ、難を逃れさせている。しかし彼女自身としては例え死亡したとしても復活魔法で必ず生き返らせ、不自由な身体になったとしても一生傍で介護するという思惑も孕んでいる。 大虐殺以後は、自身の望みを叶えてもらう代わりに国政を運営するザナックに協力する。幾つかの目的のため孤児院を運営している。魔導国が王国に攻め寄せると父王から王家の宝物を受け取り、クライムに命じて倉庫街の秘密の地下室にそれらを隠させた。ロ・レンテ城の玉座の間で、自身にとってのクライムの大切さを示す芝居に魔導王自らが周囲の反対を押し切って付き合ったため、予定していた形より自身の立場が少し危ういものとなっている。そのため魔導王に対して畏敬の念を抱く事になった。 王国の多くの民を犠牲にして自らの幸せを叶え「堕落の種子」で悪魔となった。クライムには蘇生させる代償として魔導王の配下となったと説明している。 バハルス帝国皇帝ジルクニフの脳内嫌いな女ランキングで数年に渡り1位となっている。
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王家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 22:18 UTC 版)
「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」の記事における「王家」の解説
セテラリック・シガ シガ王国の現国王。 王子は9人いたが、4名が死亡し第3王子シャロリックは療養中なので、健在なのは王太子、第5王子、第8王子、第9王子の4名のみ。王女は13人おり、システィーナを除く成人済みの王女たちは既に国内の有力貴族や他国の王子に嫁ぎ、未成年の王女も多くが婚約済み。そのほかにも庶子がいる。 ナナシを初代国王である王祖ヤマトだと思い込んでおり、その要請で直筆の営業許可証と御用商人の証明となるメダリオンをエチゴヤ商会に渡している。サトゥーとナナシの関係は知らないが、大晦日に王城を狙った魔物との戦いを見てその実力に注目している。 ソルトリック・シガ シガ王国の第1王子であり王太子。30代くらいの理知的な面持ちの美青年で、顔立ちは母親似。 シャロリック・シガ シガ王国第3王子。第2代国王と同じ名を持つ美形の青年で妻が2人居る。人族全てを支配する統一国家を作ろうとする野心家にして自信家。愛想がなく短気で器が小さい。レベルは40台後半でシガ八剣第2位に列せられる剣豪だが、躊躇無く人を殺そうとしたり、後述の所業を何ら悪びれることなく口にするなど「人として何かが欠けている」とサトゥーは見ている。国王から神授の聖剣クラウソラスを佩くことを許されているが、勇者ではないので聖剣の力を引き出せておらず、刀身の分裂という本来の力を使えない。ハヤトの聖鎧に匹敵する防御力を持つ、王祖ヤマトの時代に作られた伝説級の装備である白鎧を使う。 派手な女性遍歴の持ち主で、嫁入りが決まっている令嬢に手を出して危うく伯爵家が1つ離反しそうになったという大事件を起こしている。その際にリーングランデとの婚約が破棄されているが、まだ未練があり、彼女をリーンと愛称で呼ぶ。何名も居た庶子を全て「処分」したことでリーングランデに妻に迎える準備はできていると得意満面で報告するという、あまりにも道徳心が欠如した振る舞いを見せた。公爵の娘を娶って至高の地位を目指すという野望のため、リーングランデの妹であるセーラにも目を付けていたが、本人の顔も知らない上で会いにきてセーラ本人をただの神官とみて無礼と断じて殴ろうとしたり、その後も面と向かって地味な容姿とけなすだけでなく、姉リーングランデにモーションをかけるなど、他者に対する配慮が全くない。 次々期公爵の結婚式で公都を訪れていた時に黄肌魔族の襲撃を受ける。その際、リーングランデやサトゥーには「相手の力量も読めず、勇気ではなく無謀に行動しているだけ」「考えなしに敵に突っかかり、勇者パーティーが満足に攻撃できず場をかき乱している」と評された。事態を解決しようとしていたナナシを攻撃し、武器を手放していた隙に大怪魚の寄生虫に襲われて「生命強奪(ライフ・ドレイン)」を受けた影響で急速に老化し、レベルも20台まで落ちてしまった。その後は療養のため王都に送り返され、シガ八剣としての地位も剥奪された。 システィーナ・シガ シガ王国第6王女。橙色に近い金髪と銀縁のメガネが特徴の、スレンダーな女性。21歳。レベルは17で、「礼儀作法」「算術」「錬成」「術理魔法」「召喚魔法」のスキルを持つ。「禁書庫の主」という称号の通り、結婚などせず一生書物に囲まれていたいと願う本の虫。呪文マニアでもあり「変わり者」と噂されている。巻物工房を経営するシーメン子爵とも親しい。 元は次期レッセウ伯爵の婚約者で本来は1年前に結婚していたはずだが、伯爵領で不幸が重なったことで婚約解消になり、今も未婚のまま王城で暮らしている。「花火」などのオリジナル魔法をいくつも開発しているサトゥーに興味を抱き、魔法開発の大家として「サトゥー様」「至高の呪文研究者」「先生」と呼んで尊敬するようになる。年末から王都に出没するようになった「赤縄の魔物」と聖桜樹の未開花に関係があるのではと疑い、サトゥーらを護衛に市中へ繰り出し事件の調査を行った。 ドリス・シガ シガ王国第12王女。10歳だが、もう少し年下に見える。システィーナの同母妹であり、容姿がよく似ている。 システィーナに頼んでミーアを紹介してもらい、同席していたポチやタマと仲良くなる。 ヤマト・シガ シガ王国を建国した初代国王。王祖とも呼ばれる。ヤマト石の製作者。レベルは人族で最高の89だったと言われている。術理魔法を得意とする魔法戦闘主体の勇者であり、称号に「隠者」「勇者」「真の勇者」「王」「王祖」を持つ。現役時代は聖剣クラウソラスを使っていた。 本名は高杯 光子(たかつき みつこ)で、サトゥー(一郎)の幼なじみの「ヒカル」。厳密にはサトゥーが来た世界と非常に類似した並行世界の日本出身で、お互いに非常に良く似た別人と幼なじみ同士であるが、それぞれが知る経歴には細かな違いがある。天之水花比売という女神を祀る神社の娘で、一郎と同じ会社で働くプログラマーとして「後輩氏」の渾名を付けられていた。ジョンスミスとリリオの関係性をからかい気味に尋ねたり別れた経緯をしつこく聞いたりと女子っぽい性格。 FFLの制作中に「黄金の猪王」に対抗するために召喚され、殺し合いを嫌ってパリオン神からはユニークスキル「友愛(みんななかよし)」を貰い、ゲームでよく使っていたテニ×勇という少女漫画の主人公に由来する「シガ・ヤマト」を名乗った。能力が戦闘向きではなかったせいでハズレ勇者扱いされて、聖剣や聖具を取り上げられたうえに容量無限のインベントリを利用した輸送担当にさせられる。飛空艇を撃墜されてオーク帝国の捕虜になるが、「友愛」の力でオークに味方を作り、魔王とも友情を育んだが、ユニークスキルに侵食された魔王が大戦争を引き起こしたことで状況が変わり、捕虜から解放されて「竜の谷」で天竜という相棒とクラウソラスをはじめとする聖なる武具を授かり、大魔王討伐を成し遂げる。 その後は天之水花比売の神託で帰還しても一郎には会えないと知ったため異世界に残留し、当時の従者や仲間とシガ王国を建国、遷都した後は養子のシャロリック1世に譲位して「ミト・ミツクニ公爵」を名乗り諸国を漫遊し、再び神託を受けてフジサン山脈の麓の「夢晶霊廟」でコールドスリープについた。 600年以上経った後、暗号を解いて墓所内にやってきたジョンスミスやNo.1たち7人のホムンクルスたちによって目覚めた。偶然、セーリュー市の迷宮選抜隊が魔物に襲われている所に遭遇し、ジョンがリリオを助けたいと言ったためホムンクルス達やミトも加勢した。その際、魔物の大群や中級魔族を余裕で倒すという底知れぬ強さを見せた。その後はファウの街で女給をしていたが、領境の山に住み着いた下級竜をフジサン山脈に返すためジョンたちと別行動することになった。大晦日を前に天竜と王都を目指すが、魔神の降臨騒動に巻き込まれ、ナナシの援護でホーズナスの陰謀を食い止めるため奔走する。事件後はナナシに怯えた天竜に連れられ、フジサン山脈まで戻った。 王都にて再会したと思ったサトゥーが自分の知る一郎でないことにショックを受けたが、いずれ再会できることを信じて待つことにする。サトゥー(ナナシ)のことは「許婚の兄弟」「幼なじみの兄」のような存在だと周囲に説明している。アリサとルルの「強制」を解除する目的でオークションで競り落とした「祈願の指輪」を2人から譲られ、「自分の世界の鈴木一郎に会えるよう」に願い、その際に神から「すぐに叶う」と太鼓判を押される。 王都で寂しくないようにというサトゥーの配慮で、迷宮都市の養護院から王立学院の幼年学舎に留学する子供たちの後見と近所に借りる寮の寮母をする事になった。また、サトゥーの知人達から希望者を募ってHBC(ヒカルブートキャンプ)を行い、レベル上げをさせている。 シャロリック1世 シガ王国2代目国王。滅亡したフルー帝国最後の皇帝の庶子で、ヤマトの養子。通称「仁王」。退位後は王祖に倣ってミツクニ公爵となった。 ガルタフト 400年前に在位した、「狂王」と呼ばれた少年王。鼬人族の占い師に唆され亜人の大虐殺を行い、シガ王国東方および北北西の亜人国家との間で亜人大戦と呼ばれる戦乱を引き起こした。 ザラ ガルタフトの次代の国王。シガ王国中興の祖であり、賢王と称される。過剰な迫害が悲劇を生むことを戒めるため、亜人大戦の様子を絵にして後世に残した。
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王家
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「アスガルド (マーベル・シネマティック・ユニバース)」の記事における「王家」の解説
オーディン 演 - アンソニー・ホプキンス 日本語吹替 - 浦山迅 北欧神話の主神にして、戦争と魔術を司る全能の神“オーディン”のモデルである、アスガルドの国王。ソーやヘラの実父にしてロキの養父であり、この世の始まりからアスガルドと九つの世界の民を守ってきた。その寿命はゆうに50万年を超える。嘗ての氷の巨人たちとの戦いで右目を失ったため、右眼窩にアイパッチをはめ込んでいる。ソーの鎧と酷似した絢爛豪華な甲冑や真紅のケープと、ロキのものとは異なる形状の角飾りが付いた黄金の兜を身に纏い、グングニルを携え、8本脚の馬“スレイプニル”を愛馬とする。また、自身の強力なパワーを失うと“オーディンの眠り”につくが、この世のすべてを見通す力を持つことから昏睡中でも外界の様子を察知できる力も持つ。自身もムジョルニアを扱えうことができ、息子たちやフリッガからは厚く尊敬され、アスガルドの戦士たちからも忠誠を誓われているほど公正で慈悲深いが、時には差別的な行動や、柔軟さに欠け、理性を失う様子を見せることもあり、完全に純潔な神とも言えない人物である。描写 『マイティ・ソー』 アスガルドの王位継承の戴冠式では、我が物顔で大衆の前に登壇したソーに唖然としつつも、式を執り行うが、武器庫に氷の巨人群が侵入したため、デストロイヤーを起動して巨人を退治し、式を中止させる。協定を破った巨人たちとの戦いを望むソーを制するが、ソーたちのヨトゥンヘイム襲撃を見逃してしまった。ロキの知らせを受けた衛兵の告げ口により、スレイプニルを駆ってヨトゥンヘイムへ降臨し、共闘を呼びかけるソーを一喝。ラウフェイには陳謝・説得し、彼の攻撃をかわして何とかソーたちをアスガルドへ連れ帰り、事態を収拾した。しかしソーと激しい口論となり、彼の心無い罵声に傷付き、激怒してソーのパワーとムジョルニアを取り上げ、ビフレストで地球に追放し、ムジョルニアも後を追わせるように地球へ投げ込んだ。 ロキが自分の出自を疑問に感じた際には、ついにその真相を話すが、“オーディンの眠り”が突然訪れて昏睡状態となった。 ロキの策謀に利用されたラウフェイに寝込みを襲われるが、ロキに事実上救われた。その後、ソーとロキが対決するなかで目覚め、ビフレストを破壊した反動で宇宙へ漂流しかけた息子たちを救った。ロキが宇宙の彼方へ消えたことで喪失感を覚えるものの、大きく成長して自身の下に帰ってきたソーの姿には、満足感を得る 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』 本作ではソーが連れ帰ったジェーン・フォスターを、招かれざる客として追いだそうと兵士に指示したり、フリッガがマレキスらによって命を奪われると、ソーの提案を却下して徹底抗戦する姿勢を訴える様子も見せる。 ロキを糾弾して一生牢獄で暮らすことを言い渡した一方で、九つの世界の暴動を鎮めたソーを褒め称え、王座の継承を進言するが、息子の心ここに在らずな様子も指摘した。アスガルドに招かれたジェーンを一度は他所者扱いしたものの、彼女に“エーテル”が寄生したと知り、ソーたちにエーテルとダーク・エルフの伝承を説き、ジェーンを匿うことを決意する。だがダーク・エルフ侵攻時に奮戦虚しく、フリッガを手に掛けられてしまい、彼女の葬儀の後に「次襲ってきたら我が軍が迎え撃ち、必ず勝つ」と発言してソーを驚かせた。 だがソーに協力したヘイムダルから反逆を告げられるシーンと、“スヴァルトアールヴヘイム”の捜索から帰還したエインヘリャルの兵士(ロキ)からの報告を受けるシーンで本作における出番を事実上終え、消息不明となる。 『マイティ・ソー バトルロイヤル』 本作では、ヘラに関する過去が明かされると共に、その生涯を終えることになる。 ロキにより記憶を封じられてひそかに地球へ追放され、ニューヨークの老人ホームに入れられており、その後ストレンジに発見されるが、自身は記憶が徐々に戻りつつも、死期が近づいていることを悟って追放を受け入れ、地球に滞在することを選んだ。 ノルウェーの海岸でソーとロキに再会すると、自身に対するロキの所業を責めずに、ヘラの存在とアスガルドに危険が迫っていることを告げ、父親から愛する息子たちへのメッセージとして、2人で協力してヘラに挑むようにと言葉をかけ、光の粒子となって消滅し、帰らぬ人となる。 死後は、ソーが垣間見る幻影に現れて彼を導き、ヘラに太刀打ちできずに戦意喪失しかけたソーに励ましの言葉を送り、これがソーの力の完全覚醒へと繋がる。 フリッガ 演 - レネ・ルッソ、ジョゼッテ・イールズ 日本語吹替 - 滝沢久美子 北欧神話の女神“フリッグ”のモデルである、アスガルドの王妃。夫のオーディンと共に、実子のソーと養子のロキを分け隔てなく育てた良妻賢母で、熟練した魔女でもあり、有事の際に必要とあらば自らも優れた剣術と幻術を披露して戦う実力者である。描写 『マイティ・ソー』 ヨトゥンヘイム襲撃の件で、オーディンがソーを追放した行為に一度は難色を示すが、眠りについたオーディンを見守っていた時には、ソーの帰還に反対するロキにオーディンの行為は意味があると理解を示していた。 ラウフェイらがアスガルドの宮殿に乗り込んできた際には、応戦するが突き飛ばされてしまい、オーディンを救ったロキの悪行を帰還したソーから伝えられ驚いた。 物語ラストの祝宴会では、ソーの帰還を歓迎した傍で、消息不明となったロキを偲ぶ。 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』 本作では何食わぬ顔を続けるロキを養母として気にかけ、書物を差し入れたり、アスガルドにやって来たジェーンをソーの恋人として歓迎するなど人間性豊かな女性として描写され、劇中でロキに幻術を教えたことも明かされる。 投獄されながらも横柄な態度をとるロキの更生を信じて彼に接し、ソーが紹介したジェーンとも交流するが、ダーク・エルフがエーテルを狙って攻め込んできた際には、魔法でジェーンを守り、マレキス相手に剣技で善戦し追い詰めた。しかし、カースと化したアルグリムによって命を奪われてしまう。 ダーク・エルフの一時撤退後、ソーたちや数多くのアスガルド人が参列し、彼女の葬儀がしめやかに営まれた。 『アベンジャーズ/エンドゲーム』 本作では2013年時のダーク・エルフ侵攻直前の頃の彼女が再登場する。ロケットと共に2023年の未来から来訪したソーと出会い、当時の彼ではないと気付きながらも彼と交流し、心身共に変わり果てたソーを励まして奮い立たせた。しかし、この直後に自身の身に訪れる運命についてソーが打ちあけようとすると敢えて聞くことはなく、ムジョルニアとリアリティ・ストーンを入手して未来に帰還するソーを見送る。 ソー 北欧神話の雷神“トール”のモデルである。アスガルドの第1王子。アスガルドや地球以外の九つの世界をはじめとする各惑星のためにも転戦する。 ロキ 北欧神話の悪戯の神“ロキ”のモデルである、アスガルドの第2王子にして、ソーの義弟。ラウフェイの実の息子という出自を有し、ソーに対して嫉妬心や劣等感を抱き、対立・共闘を繰り返す。 ボー 演 - トニー・カラン 日本語吹替 - 石田圭祐 登場作品 - 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』 北欧神話の男神“ボル”のモデルである、オーディンの父にして、アスガルドの先代国王。故人。5000年前にエーテルによって全世界を支配しようとしたダーク・エルフに対し、自軍を率いて戦いを挑み、エーテルを奪取して勝利した後、エーテルを地中深くに封印するように指示した。 ヘラ 北欧神話の死者の国を支配する女神“ヘル”のモデルである、オーディンの最初の子どもで、ソーの姉にあたる死の女神。かつてオーディンと共にアスガルドを強大な帝国に造り上げるも、改心したオーディンによって追放・封印されていた。 しかし現代においてオーディンが亡くなったことによって封印が解けて復活し、アスガルドに帰還。アスガルドの民たちを恐怖で震え上がらせ、九つの世界と全宇宙へ暴虐の限りを尽くして支配しようと目論むも、ソーたちとの激闘の末に倒される。
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王家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 15:57 UTC 版)
ログサム 演 - 中村獅童 ヨラム王の次男、ナグルの弟。物語が始まる前に病死。カルナを脅して毒を盛らせる形で兄を暗殺し、王位を手に入れる。カルナの幼い娘バルサも口封じに殺そうと企み、彼女を連れて逃げたジグロのもとに刺客を送る。実写版 第4話で生きたまま初登場し、バルサはログサムを暗殺しようとしたことでお尋ね者になる。
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王家
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「Apocripha/0」の記事における「王家」の解説
アレクサンドル=パストゥール (Alexandre=Pasteur) 声 - 高城元気 本作の主人公。奈落王の第一王子。通称は「アレク(Alex)」。金髪で赤い瞳をしており、「金の王子」「赤の王子」とも呼ばれる。ショートカットに見えるが、帽子の中に長い髪をしまいこんでいる。名前の由来はアレキサンドライト。開発初期は「ピジョン」という名前だった。 単純でわがままだが、優しく素直な少年である。ただし、優しさは彼に敵意を持つ者を含む全ての者に向けられるため、奈落では優しすぎる・頼りないと評されることもある。プラチナより小柄だが体力では勝る。全般的に物覚えが悪く、魔法は少し苦手。ジェイドの事を嫌っている。 実はセレスが復活した際に使用する器として作られた。そのためセレスとそっくりな顔をしている。ホムンクルスであることから、他の魔人よりも寿命が短い。 漫画版は彼の視点で、ゲーム版よりも精神年齢が高めに描かれている。ロードにより右目を失うが、プラチナから右目をもらいオッドアイになった。 プラチナ=パストゥール (Platina=Pasteur) 声 - 鈴木千尋 奈落王の第二王子。銀髪で青い瞳をしており、「銀の王子」「青の王子」とも呼ばれる。名前の由来は白金。 生真面目で冷静、何でもそつなくこなす天才タイプで、剣や魔法の腕もたつ。しかし虚弱体質で、かなりの偏食家でもある。奈落に生きる者すべてを守る王になるという目標を持ち、堕天使と戦う姿はかつての奈落王の生き写しと噂される。好物はラカの実。どんな場所でも3分で眠ることができる。 本来生まれる予定はなかったが、アレクを作った際に核が分裂してしまい彼が生まれた。顔はセレスが殺してしまった「神」とそっくりで、身体の中には神の魂のようなものも残っているらしい。ホムンクルスであることから、他の魔人よりも寿命が短い。 漫画版では病弱、偏食家といった描写がない。最期はアレクに自分の命と右目を託し、黄泉へ旅立つ。小説版は彼の視点で描かれている。 奈落王 声 - 津田英三 奈落に住む魔人たちを束ねる王。奈落の黎明期に空に流れたとされる星の血を受け継いでおり、住人にとっては神のような存在である。天上からの侵略を防ぐため、何よりも強いことが求められる。また自らを律する強さも必要。 長い間奈落を統治してきた王の力が弱まったため、気候は不順になり、各地で封印されている古の精霊たちの封印も弱まっている。
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王家
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「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」の記事における「王家」の解説
ローランド・ラファ・ホルファート ホルファート王国国王。良い格好しいで、若作りした40男。王の座を叔父に押し付けられる形で即位させられて、「自由がない罰ゲームみたいな椅子が欲しい奴らの気が知れない」と考えており王位を嫌っている。普段からおちゃらけた言動が多く、臣下からの人望は皆無に近い。 3巻では公の場で自分の見せ場を奪ったとへそを曲げ、半ば嫌がらせに近い意図でリオンを出世させた。それ以来リオンとは仲が悪く、互いに嫌がらせをやり合うなど、喧嘩相手となっている。 公国戦で没落した不平勢力のクーデターも読んでいたが自作自演の服毒騒ぎを起こし、リオンに始末を丸投げした。有力貴族の革命行動にも気付いており、その解決策も意図している。 女癖も悪く、何人もの側妃や愛人がおり、そのため元々政略結婚だったとはいえ、ミレーヌとの仲も冷え切っている。その結果、嫉妬し合う側室や愛人達に刺されてしまうこともある程。 リビアのような若い女性が好み。ゲームでは主人公であるリビアに対してやけに物分かりの良い人物として描かれていたが、単純に若い娘好きであることが理由と判明し、リオンを辟易させる。 ミレーヌに目撃されて未遂に終わったが、パーティを抜け出しリオンを探そうとして迷子になったリビアに甘い声を掛けて、そのままベッドに連れ込もうとした。 良い格好しいの行動は幼馴染の宮廷医師や付き合いの長い高位貴族たちからも呆れられている。国王という立場なのに「いざという時、活躍するため」と称して特注の鎧と変装コスチュームを用意していたが家族にはバレていて、公国戦ではユリウスに持ち出された。だが客観的に見て身分を隠した騎士など不審人物でしかないのに、それに気が付かない。 ミレーヌ・ラファ・ホルファート 声 - 大原さやか ホルファート王国王妃でユリウスの実母。30代だが少女にしか見えない様相と美しさを持つ。「メインキャラと恋愛関係にならない」と距離を置いていたリオンが明確に恋愛感情を持って結婚を申し込んだ相手であり、本来のゲームではではアンジェリカの肩を持ってリビアにきつく当たるヒール役にもかかわらず、リオンが恋愛感情を持ったが為にリビアとアンジェにとって共通の恋敵へと変わっていく。さらにマリエに入れ込んで堕落して行くユリウスにあきれ返っており、ゲーム本来の立ち位置から最も脱線した立ち位置へと化して行く。レパルト連合王国出身で王国の風習は嫁いでから知った。 公国との戦争で王家所有のロストアイテム船「ヴァイス」を失ったこともあって、有力貴族の王国離れを阻止する力として強力なロストアイテムを持つリオンの取り込みを企んでいる。アンジェはそのことによってリオンが政治利用される事を危惧するようになる。 ジェイク・ラファ・ホルファート ホルファート王国第2王子。ユリウスの2つ下の異母弟。3作目の攻略対象。 以前から異母兄ユリウスを追い落として王位に就くと公言していたという上昇志向の持ち主。背が低く非力なことにコンプレックスを持っている。兄と同様に悪い意味で父親そっくり。 エリカ・ラファ・ホルファート ホルファート王国王女。ユリウスの2つ下の同母妹。転生者でマリエの前世の娘であり、前世のリオンの姪(リオンの死後に生まれたため、直接の面識はない)。 3作目の悪役令嬢だったが、リオンを王国に囲いこむために婚約が提案される。アンジェ同様高貴な身分としての義務と責任を弁えている。 作中の前年まで病弱で気が付いたら前世の記憶を持った状態でいた。前世では借金を負ったマリエによって祖父母(リオンとマリエの前世の両親)に預けられ、60代までは生きた。
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王家
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「ファイアーエムブレムif」の記事における「王家」の解説
リョウマ 声 - 中村悠一 初期兵種:剣聖 / 固有スキル:武士道 - 前衛時、後衛よりレベルが高いと与えるダメージと必殺率が上がり、被ダメージが下がる。 軍の中で一番:諦めが悪い / 誕生日:5月1日 / 称号:白夜の侍 白夜王国の第一王子で、カムイ・アクア・ヒノカ・タクミ・サクラの兄。専用武器「雷神刀」を持つ白夜王国一の実力者。武士道精神にあふれた性格で、やや堅苦しく不器用なところもあるが、家族や国民のことは心から愛し慈しむ。主人公に対しては時に厳しく、時に優しく接している。 同じく王家長兄であり暗夜王国王子のマークスとは通じ合う部分も多いが、国同士の仲が悪い上、主人公を巡る対立もあって、反りが合わずに何かと張り合う。 主人公が選んだ道によっては自らその命を絶つことになる。後で仲間になる場合含め白夜王国編以外のルートでは必ず敵として立ちはだかる。『ファイアーエムブレム0』では下級職の侍にもなっており、暗夜のドラゴンマスターにもなれる。 ヒノカ 声 - 名塚佳織 初期兵種:天馬武者 / 固有スキル:叱咤激励 - 周囲2マス以内にいる味方の与えるダメージが上がる。 軍の中で一番:面倒見がいい / 誕生日:8月18日 / 称号:紅の戦姫 白夜王国の第一王女で、リョウマの妹であり、カムイ・アクア・タクミ・サクラの姉。かつては普通の姫君だったが弟(妹)である主人公が暗夜王国へ連れ去られたことを切っ掛けに、武の道に入ったという過去を持つ。実直で朴訥な性格で、家族を愛する心優しく面倒見のいい一面を持つ。一方、生真面目さが災いし極端に手先が不器用な一面もある。 主人公が選んだ道によっては彼女が次期白夜女王となる。『ファイアーエムブレム0』では暗夜のメイドにもなれる。 タクミ 声 - 梶裕貴 初期兵種:弓使い / 固有スキル:対抗意識 - 前衛時、後衛よりレベルが低いと与えるダメージと必殺率が上がり、被ダメージが下がる。 軍の中で一番:夢見がよくない / 誕生日:12月14日 / 称号:神弓の使い手 白夜王国の第二王子で、カムイ・アクア・リョウマ・ヒノカの弟であり、サクラの兄。専用武器「風神弓」の使い手で、日々武芸を磨いており、弓の腕は確か。愛国心が強く心優しい好青年だが、他の兄妹に対する強いコンプレックスから感情の起伏が激しく、自己顕示欲の強い面も形成した。頭の良さも手伝い猜疑心が強く、暗夜王国と関わりがあるアクアと主人公を信じきれず、恐れと妬みを抱いて刺々しい態度を取る。しかし、心のどこかでは彼女たちを慕いたいという想いも抱える複雑な精神構造の持ち主。 主人公が選んだ道によってはこの不安定な性格は、彼の運命に暗い影を落とすことにもなる。 『ファイアーエムブレム0』では暗夜のソシアルナイトにもなれる。剣聖になるとスメラギと同じ衣装になる。 本編では後半あたりからようやくストーリーに絡むなど出番があまり多くないが、ドラマCDでは本編では見られない詳細が明らかになり、カムイのことを考えていたことが窺がえる。また、本編と異なりタクミ隊は3人とも仲が良い。 剣聖になると先代王である父スメラギと同じ衣装になるが、タクミを剣聖にするには、リョウマかヒナタと支援A+にする必要がある。 サクラ 声 - 金元寿子 初期兵種:巫女 / 固有スキル:小さな声援 - 周囲2マス以内にいる味方の被ダメージが下がる。 軍の中で一番:癒し系 / 誕生日:4月9日 / 称号:慈しみの巫女 白夜王国の第二王女で、カムイ・アクア・リョウマ・ヒノカ・タクミの妹。口下手な内気で照れ屋な性格。家族や臣下に対しても敬語を使う。一方、他兄弟と同じく一度決めたことは絶対に譲らない芯の強さも持っている。極度の緊張により他人との会話が苦手だが、心を許したものには親密に接する。 『ファイアーエムブレム0』では暗夜のアーマーナイトにもなれる。戦巫女になるとミコトと同じ衣装になる。 ミコト 声 - 大原さやか 白夜王国の女王であり、主人公の生みの母。リョウマたち4人の子供とは血の繋がりは無いが、心優しい人柄から彼らからも実の母として慕われていた。暗夜兵の戦意を失わせる結界張ったり、予知能力を持つ。 暗夜王ガロンに暗殺された夫スメラギから王の座を継ぐも主人公が持ち込んだ魔剣の爆発から主人公を庇い亡くなる。 主人公が選んだ道によっては敵として立ちはだかる可能性がある。『ファイアーエムブレム0』では下級職のカードも存在する。 スメラギ 声 - 武虎 白夜王国の先代国王でありリョウマらの父。主人公らとシュヴァリエ公国を訪問するも、暗夜王ガロンの策謀により命を落とし、主人公も攫われた。 主人公が選んだ道によっては敵として立ちはだかる可能性がある。『ファイアーエムブレム0』では下級職のカードも存在する。
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王家
「王家」の例文・使い方・用例・文例
- 王家に生まれる
- 仮装舞踏会参加者の中には王家の人たちもいた。
- 彼は王家の肖像画家だった。
- 王家の家族は皇居に住んでいる。
- フォークは裕福な人々の食卓に入ってきたが、イギリスのエリザベス1世やフランスのルイ14世など、王家の人たちの多くは指で食事をしていた。
- その作家はギリシャの王家の血統を引いていた。
- 王家と血続きの家族.
- 皇室[王家] 《奉仕者を含む》.
- エリザベス 1 世はチューダー王家最後の君主だった.
- 王家.
- その若者は王家の出である.
- チューダー王家 《Henry 7 世から Elizabeth 1 世までのイギリス王朝 (1485‐1603)》.
- 勤王の志あり(勤王家)
- 勤王家として幕府に告発された
- 親王家
- 廃絶した王家
- かつての英国王家またはその支持者の、あるいは、かつての英国王家またはその支持者に関する
- サウジ王家
- フランス(1589年から1793年まで)、スペイン、ナポリ、およびシチリアで統治したヨーロッパの王家の家系
- 複数のヨーロッパ国家の統治者を出し、1440年から1806年にかけて神聖ローマ帝国の王冠を戴いたドイツの王家
王家と同じ種類の言葉
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