きょう‐だい〔キヤウ‐〕【兄弟】
読み方:きょうだい
1 片親または両親を同じくする男の子供たち。兄と弟。また、その間柄。けいてい。
2 男女の別なく、片親または両親を同じくする子供たち。また、その間柄。兄弟姉妹。「姉二人、兄二人の五人—の末っ子」「—げんか」
3 養子縁組みなどにより親を同じくする間柄になった者。また、自分の兄弟姉妹の配偶者または自分の配偶者の兄弟姉妹。義理の兄弟。
4 親しい男性どうしが、くだけた場面で用いる呼び名。「おい—、ひとつ頼むよ」
5 「兄弟分(ぶん)」に同じ。
きょうだい〔キヤウダイ〕【兄弟】
読み方:きょうだい
なかにし礼による自伝的小説。平成9年(1997)「オール読物」誌に連載。単行本は翌平成10年(1998)刊行され、第119回直木賞の候補作にもなった。平成11年(1999)ドラマ化。
けい‐てい【兄弟】
読み方:けいてい
兄と弟。きょうだい。
兄弟
兄弟
兄弟
兄弟
兄弟
兄弟
兄弟
兄弟
兄弟
兄弟
兄弟
兄弟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/23 00:56 UTC 版)


人間において親等の男性のことを指す。
(きょうだい)とは、本人から見て傍系2概要
通常は同じ母親の元に生まれた男子を指す。自分より年上であれば兄、年下であれば弟である。この定義の他にも様々な使われ方が存在する。なお、直系1親等である父親や母親がそれぞれの兄弟で異なる場合は、異父兄弟または異母兄弟という。また、血縁にない者同士が兄弟の契りを結んだ関係を義兄弟という。
兄・弟・姉・妹を合わせて (けいていしまい)という。また、男性のみの場合 (きょうだい、けいてい)、女性のみの場合 (しまい)が用いられる。構成員が2人で男女の組み合わせである場合 (けいまい)、 (してい)が用いられることもある。血のつながりがあることから、一般に外観や性格に共通点が多いのが普通である。
また、近年は平仮名で「きょうだい」という表記をする場合もある。この場合、あるいは会話の上で「きょうだい」と呼ぶ場合は、姉妹、兄妹、姉弟をも指すことも多い、「女きょうだい」という表現もある。
また、強い結びつきを持つ複数のものを指す言葉としても用いられる。義兄弟の契りを結んで兄弟となるものもいる。「船」や「機体」などで似たような能力を持っていたり同じ時期に開発された場合に、男性名詞であることから「兄弟船」や「兄弟機」などのように用いる。「都市」や「製品」は女性名詞であるため「姉妹都市」、「姉妹品」のように用いる。
学校の場合、その学校が男子校・女子校・共学校かは関係なく、同じ創設者や学校法人の場合は「兄弟校」といい、姉妹校連携として友好関係を行なっている場合は「姉妹校」という。ただし、これらの使い分けについては必ずしも厳密に行われているわけではなく、例えば1997年第七十九回夏の甲子園において宮崎日大と佐野日大(いずれも共学校)が対戦した際、相手校との関係について宮崎日大の監督は「姉妹校」と、佐野日大の監督は「兄弟校」と表現した[1]。また報道機関においても、朝日新聞は「姉妹校」対決[1]、毎日新聞は「兄弟校」対決[2]との表現を見出しや本文で用いるなど、言葉の選択に相違がみられた。
「仲間」を意味する二人称として用いられることもあったが、最近はあまりみられない(例:「(演説で)兄弟たちよ」「仲良くやろうぜ、兄弟」など)。キリスト教の教会では、現在でも信徒に対する敬称(に相当するもの)として兄弟(女性の場合は姉妹)と呼ぶことが多い。
有名な兄弟
兄弟がモチーフの作品
- タイトルに「兄弟」を含むページの一覧
- 兄弟愛と統一
- 兄弟の像
- カラマーゾフの兄弟
- カインとアベル
- ウルトラ兄弟(※血縁関係はない)
- スーパーマリオシリーズ
- おそ松くん
- タッチ
- 北斗神拳四兄弟
出典
- ^ a b “姉妹校対決 佐野日大、宮崎日大と5日目の第3試合 高校野球/栃木”. 朝日新聞栃木版 (栃木: 朝日新聞社). (1997年8月6日)
- ^ “第79回全国高校野球・組み合わせ抽選 佐野日大、相手は宮崎日大 /栃木”. 毎日新聞 地方版・栃木 (栃木: 毎日新聞社). (1997年8月6日)
関連項目
兄弟
出典:『Wiktionary』 (2021/07/14 13:10 UTC 版)
名詞
- 兄と弟のこと。またはその関係。
- 男女を問わず、同じ親を持つ子供同士。兄弟姉妹。
- 契りを結んだ男性同士のこと。義兄弟。
- 兄弟分。兄弟の盃を交わす。
- 同じ系統に属するとみなされるもの。類縁のあるもの。
- (隠語) 同じ女性と性交体験がある男どうし。穴兄弟。
発音(?)
- きょ↘ーだい
/kjoːdai/
用法
語義2の通り、全員が男性でなくても用いることができる語であるが、特に女性のみの場合は「姉妹」という。また兄と妹の場合「兄妹」、姉と弟の場合「姉弟」と表記してそれぞれ「きょうだい」と読ませる場合がある。その場合も含め男女混合の子を総称する場合ひらがなで「きょうだい」と表記されることもある。
関連語
翻訳
「兄弟」の例文・使い方・用例・文例
- トーマス兄弟商会
- 兄弟は何人いますか
- 私には兄弟が2人います
- 3人の兄弟は性格がかなり違っている
- 彼は他の兄弟とは見かけが違う
- 私はその双子の兄弟を見分けられなかった
- 兄弟からいくらかお金を借りることもできるが,それでもなお十分ではないだろう
- 兄弟愛
- もし助けが必要な場合は私の兄弟を呼びなさい
- もしいれば,兄弟姉妹全員の名前を書きなさい
- あの兄弟には似たところがたくさんあるので驚いた
- 兄弟全員がとても似ているがジョンは大きさで他の兄弟と違う
- 彼には兄弟も姉妹もいない
- 父親はけんかしている兄弟を引き離した
- 結局その兄弟は同じ死に方をした
- その兄弟は見かけは違うが性格はほぼ同じだ
- 兄弟姉妹間の競争
- 女の兄弟がおありですか
- 彼には女の兄弟が2人いる
- 私は兄弟が2人います.彼らは学生です
兄弟と同じ種類の言葉
- >> 「兄弟」を含む用語の索引
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