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パデレフスキ:作品集(ミセラネア)

英語表記/番号出版情報
パデレフスキ:作品集(ミセラネア)Miscellanea  Op.16作曲年1888年  出版年: 1888-94年  初版出版地/出版社: Bote & Bock 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 伝説 LegendeNo Data No Image
2 メロディ MelodieNo Data No Image
3 主題と変奏 Theme varieNo Data No Image
4 夜想曲 NocturneNo Data No Image
5 伝説 第2 Legende No.2No Data No Image
6 楽興の時 un moment musicalNo Data No Image
7 メヌエット MenuetNo Data No Image

アンソロジー

(作品集 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/22 04:49 UTC 版)

アンソロジー: anthology: anthologie)は、異なる作者による作品を集めたもの、または、同一作家による作品集[1]詩撰歌撰詞華集。詩以外を扱う場合は選集

概要

通例、特定のジャンル(文学分野)から複数の作品をひとつの作品集としてまとめたものを指す。多くの場合、主題や時代など特定の基準に沿ったものが複数の作家の作品から集められる。俳句短歌を集めた句集や歌集・詩集のみならず、小説漫画などの同人による作品を収めた同人誌(合同誌)、更には卒業文集もアンソロジーである。また、同一著者個人の作品集を指す場合にも用いられる。

より広義には、映画歌曲絵画など文学以外の芸術作品のでも、一つの作品集としてまとめられアンソロジーと呼ばれることがある。そのため発表形態は書籍とは限らない。ただし、音楽作品をレコードCDにまとめた場合は「コンピレーション」と表現されることが多くなっている。

語源

英語anthology で、古典ギリシア語ἀνθολογία (anthologia) に遡る[2]。「花」を意味する ἄνθος (anthos) と 「集めること」を意味する λογία (logia) との複合語[3][4]、「花集め」、「花摘み」の意味であった。

日本語では単に選集とされるほか、名詩選(集)、詞華集詩文選[5]などと訳される。

歴史的経緯

元々は、古典ギリシアにおける警句集を指していた。紀元前1世紀、50人の詩人の警句を集めたガダラのメレアグロスのものが最初であるという。紀元後2世紀に、ギリシアの文法家ディオゲニアノス英語版がアンソロジーに当たる 「アントロギア」ἀνθολογία の語を用いた。10世紀になると、コンスタンティノス・ケファラスが紀元前7世紀から紀元後10世紀までの300人の詩人から6,000の短い詩を編んだ。これが、今日に『ギリシア詞華集』 (Greek Anthology) として伝わっているもので、アンソロジーの代名詞的存在であった。近代になると、短い叙事詩を集めたものがアンソロジーとして作成されるようになった[6]

中国の『唐詩選』など、漢詩の選集もアンソロジーである。日本では和歌が伝統的にアンソロジーとして編まれたジャンルで、近代以降では短編小説随筆、最近では漫画など詩歌に限らず他の文学作品も対象にされている。異色のものでは、弔辞を編集した弔辞のアンソロジー『弔辞大全』がある[7]

代表的なアンソロジー

出典

  1. ^ アンソロジー(anthology)”. コトバンク. デジタル大辞泉小学館. 朝日新聞社. 2018年8月11日閲覧。
  2. ^ 寺澤芳雄(編)、1997、『英語語源辞典』、研究社 ISBN 978-4-7674-3103-1
  3. ^ 古川晴風(編)、1989、『ギリシャ語辞典』、大学書林 ISBN 978-4-475-00120-5
  4. ^ アウグスチン・シュタウブ(編)、2010、『シュタウブ希和辞典』、リトン ISBN 978-4-86376-013-4
  5. ^ 「アンソロジー」『新グローバル英和辞典』(三省堂) - Yahoo!辞書
  6. ^ 船戸英夫「アンソロジー」『日本大百科全書』(小学館) - Yahoo!百科事典[リンク切れ]
  7. ^ 開高健 編 『弔辞大全 - レクイエム57』 青銅社、1982年(『弔辞大全 1 - 友よ、さらば』 新潮社〈新潮社文庫〉、1986年、『弔辞大全 2 - 神とともに行け』 新潮社〈新潮社文庫〉、1986年)。倫書房編集部 編 『弔辞大全』 倫書房、1998年。

関連項目

外部リンク


作品集(新編再刊)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/09 06:49 UTC 版)

内田百間」の記事における「作品集(新編再刊)」の解説

旺文社文庫版・內田百閒文集(全39巻)旺文社197984年生前刊行のほぼ全著作収録した旧かなによる文庫作品集。他に百閒著作として、手紙集めた百鬼園の手紙』、座談集めた百鬼園先生よもやま話』(いずれも平山三郎編)がある。 全39巻の完結記念として単行本で『百鬼園寫眞帖』が1984年刊行された。(ちくま文庫の『百鬼園写真帖』(『内田百閒集成』第24巻)は新編集版六興愛蔵文庫版内田百閒作品集(全12巻六興出版198082年旧かなによる百閒アンソロジー作品集テーマ別アンソロジー8冊と単行本復刊4冊で構成福武文庫版・内田百閒文庫(全29巻)福武書店198994年百閒初めての新字新かな遣いによる作品集。収録作品数は全著作半分ほど。 ちくま文庫版・内田百閒集成(全24巻筑摩書房200203新字新かな遣いによる新編集の作品集。主要作の『冥途』や『阿房列車』などは抄録で、収録作品数は全著作の4割ほど。

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