唐詩選とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 唐詩選の意味・解説 

とうしせん〔タウシセン〕【唐詩選】

読み方:とうしせん

中国唐詩選集。7巻。明の李攀竜(りはんりょう)の編というが未詳李白杜甫など、盛唐期の詩に重きを置き、計128人の465編を詩体別に収めたもの。日本には江戸初期伝来し漢詩入門書として大い流行した


唐詩選

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 06:40 UTC 版)

唐詩選』(とうしせん)は、李攀竜が編纂したといわれる代の漢詩選集。出版年代は李攀竜の死後、16世紀末から17世紀初頭とされる。


  1. ^ 出典:『唐詩選』(岩波文庫版:全3巻、前野直彬註解)
  2. ^ 伝記不詳
  3. ^ 唐末の進士。伝記不詳。
  4. ^ 伝記不詳。大暦14年の進士で、秘書少監となった。
  5. ^ 大暦年間(770年頃)の人。伝記不詳。
  6. ^ 洛陽河南省)の出身。玄宗の先天2年(713年)の進士。はじめは江南の地方を歴遊して文名が高く、「次北固山下」の「海日」の一聯は、張説の激賞を受けた。勅使として終南山(長安の南)に登ったこともあるというが、官歴は明らかでない。
  7. ^ 伝記不詳。荊叔は姓名では無く、万楚のとする説もあるが、確実な根拠は無い。
  8. ^ 伝記不詳。
  9. ^ 曲阿(江蘇省丹陽)の人物(一説には済南の人物)。渭南(陝西省)の尉となり、司勲郎中(一説には金部郎中)となった。
  10. ^ 博州(山東省聊城)の出身。冀州(河北省衡水)刺史の崔庭玉の子と伝えられ、玄宗皇女晋国公主を妻とした。崔敏童の兄。駙馬(ふば)都尉となった。
  11. ^ 「崔署」としている本もある。宋州(河南省商丘)の出身。嵩山の少室山中にこもり、道士を友として、読書や詩作にふけっていた。開元26年(738年)、首席で進士に及第したが、官歴は不詳。
  12. ^ 崔恵童の弟
  13. ^ 「崔櫓」としている本もある。宣宗大中年間(850年頃、一説には僖宗広明年間、880年頃)の進士で、棣州(山東省恵民)司馬となった。
  14. ^ 伝記不詳。「司馬札(しばさつ)」としている本もある。宣宗の大中年間(850年頃)に活躍した人。
  15. ^ 文宗の時代(870年頃)の人物。その詩集を『洞庭集』という(今は一部分しか伝わらない)ので、洞庭湖のほとりに住んだ人かと思われるが、事績は不詳。
  16. ^ 天宝の頃(750年頃)の人物。生涯官途につかなかった。高潔な人格を当時の人々から称賛され、また廬山に遊んだことがあるという以外に、事績は明らかでない。
  17. ^ 姓名・事績ともに不詳。終南山(長安の南)に住んでいたとも伝えられる。
  18. ^ 中宗景龍2年(708年)の進士。皇族の陳王に仕え、また玄宗の弟の岐王の屋敷に出入りした。のちにある事件に連座して、山茌(さんし、山東省長清の東北)の県丞に左遷された。
  19. ^ 監察御史として将軍張仁愿(ちょうじんげん)に従い、北辺の地に出陣した。吏部郎中などになったらしいが、詳しいことは不明。開元7年(719年)には平盧(内蒙古自治区土黙特右旗)節度使になった。
  20. ^ 揚州(江蘇省)の人物。兗州(山東省)兵曹となった。賀知章と同時代の人物で、張旭、包融と合わせ、「呉中四士」とうたわれた。
  21. ^ 潤州曲阿(江蘇省丹陽)の人物。大暦年間(770年頃)の人物で、生涯官途につかなかった。「張朝」としている本もある。
  22. ^ 伝記不詳。『全唐詩』には陳祜(ちんこ)という詩人の名が見えるが、『唐詩選』所収の詩は載せていない。該当の詩は無名氏の作の中に入れられている。
  23. ^ 潤州曲阿(江蘇省丹陽)の出身。開元13年の進士。杭州余杭(浙江省)の尉となった。
  24. ^ 鄭州滎陽(けいよう、河南省)の出身。粛宗乾元年間(758年頃)に袁州(江西省宜春)刺史となり、大暦初年(768年頃)には秘書監から江陵(湖北省)少尹に左遷された。
  25. ^ 関中(陝西省)の出身。王維の親友。安禄山の乱の後、蜀州(四川省崇州)刺史となったとも、尚書郎になったとも伝えるが、詳しいことは不明。
  26. ^ 伝記不詳。開元年間の進士。李頎の友人。
  27. ^ 潤州延陵(江蘇省丹陽)の人物。字は幼嗣。天宝7載(748年)の進士で、大暦年間に起居舎人となった。孟浩然について詩を学んだという。
  28. ^ 「劉廷琦」としている本もある。張諤と共に岐王の屋敷に出入りし、その罪によって雅州(四川省雅安)司戸に流された。
  29. ^ 伝記不詳。臨漳(河南省)の出身。中宗の頃(707年頃)、聞喜(山西省)の尉から集賢院学士・吏部員外郎を歴任した。
  30. ^ 天保年間の進士。官歴は不詳。


「唐詩選」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「唐詩選」の関連用語


2
山中暦日なし デジタル大辞泉
92% |||||

3
唐詩選評釈 デジタル大辞泉
72% |||||

4
岡島冠山 デジタル大辞泉
72% |||||

5
森槐南 デジタル大辞泉
72% |||||

6
デジタル大辞泉
72% |||||

7
李攀竜 デジタル大辞泉
56% |||||


9
38% |||||


唐詩選のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



唐詩選のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの唐詩選 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS