杜甫とは? わかりやすく解説

と‐ほ【杜甫】

[712〜770中国盛唐期の詩人。鞏(きょう)県(河南省)の人。字(あざな)は子美(しび)。少陵と号し、杜工部、老とも呼ばれる青年時代から各地放浪湖南省湘江付近不遇の一生を終えた。現実社会人間直視し、誠実・雄渾な詩を作り律詩完成者で詩聖と称され、詩仙呼ばれる李白と並ぶ唐代代表的詩人とされる。「兵車行」「春望」などは有名。


杜甫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 23:11 UTC 版)

杜 甫(と ほ、簡体字: 杜 甫; 拼音: Dù Fǔ; ウェード式: Tu⁴ Fu³712年先天元年) - 770年大暦5年))は、中国盛唐詩人子美少陵野老、別号は杜陵野老、または杜陵布衣。「杜少陵」「杜工部(検校工部員外郎)」「杜拾遺(左拾遺)」とも呼ばれる。律詩の表現を大成させた。幼少の頃から詩文の才能があり、李白と並ぶ中国文学史上最高の詩人として、李白の「詩仙」に対して、「詩聖」[1]と呼ばれている。また晩唐期の詩人の杜牧の「小杜」に対し「老杜」「大杜」と呼ばれることもある。


  1. ^ 後藤秋正「杜甫はいつから「詩聖」になったか」(『札幌国語研究』第22巻、2017年)
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 目加田誠『杜甫 漢詩大系 第9巻』集英社、1968年。
  3. ^ 歐陽修 (1975). 新唐書. 中華書局. ISBN 9787101003208 
  4. ^ 植木久行『唐詩物語―名詩誕生の虚と実と』大修館書店、2002年、73-99頁。
  5. ^ 黒川洋一『『杜甫』鑑賞中国の古典第17巻』角川書店、1987年、14頁。
  6. ^ 『吉川幸次郎全集第十二巻「杜甫について」』筑摩書房、1968年。
  7. ^ 松原朗『杜甫と玄宗皇帝の時代「杜甫と『文選』(大橋賢一)」』勉誠出版、2018年、202-214頁。
  8. ^ 元稹「唐故工部員外郎杜君暮係銘」序
  9. ^ 韓愈「調張籍」
  10. ^ 劉攽『中山詩話』「楊大年、不喜杜工部詩、謂為村夫子。」
  11. ^ 太田青丘『芭蕉と杜甫』(教養選書・法政大学出版局、のち「著作選集 第2巻」おうふう)
  12. ^ 黒川洋一『杜甫 ビギナーズ・クラシックス』角川学芸出版、2012年、14頁。
  13. ^ a b 吉川幸次郎『『吉川幸次郎全集』第十二巻「芭蕉と杜甫」』筑摩書房、1970年、710頁。
  14. ^ 小宮豊隆校訂、文暁『花屋日記 芭蕉臨終記』岩波文庫、新装復刊2017年
  15. ^ 黒川洋一『杜甫 下 中国詩人選集 10』岩波書店、1959年、10頁。『杜甫 上 中国詩人選集 10』岩波書店、1957年。
  16. ^ “杜甫很忙”系人为策划 遭公关团队与新浪微博“认领””. TechWeb.com.cn (2012年3月31日). 2012年3月31日閲覧。
  17. ^ 网上杜甫很忙 网下草堂很冤”. 成都日报 (2012年3月30日). 2012年3月31日閲覧。
  18. ^ 吉川幸次郎『杜甫詩注 第1冊』岩波書店、2012年。
  19. ^ 近藤春雄『中国学芸大事典』大修館書店、1992年、600頁。
  20. ^ 「研究年報」は毎年1冊春に発行





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