のぼ・る【上る/登る/昇る】
読み方:のぼる
[動ラ五(四)]
1 下から上へ、低い所から高い所へ移る。⇔下る。
㋐他より一段と高い所へ移り進む。「山に—・る」「演壇に—・る」
2 地方から中央へ行く。都へ向かう。「京へ—・る」「江戸へ—・る」⇔下る。
「御前に人々所もなく居たるに、今—・りたるは少し遠き柱もとなどに居たるを」〈枕・二七六〉
5 太陽・月などが空高く現れる。また、上方へすすんで高い所に達する。「日が—・る」「気球が—・る」
6 (「頭に血がのぼる」などの形で)のぼせる。夢中になる。「頭に血が—・って見境がなくなる」
7 数量が、無視できない相当の程度に達する。「死傷者が数百人に—・る」
8 あるところで、取りたてて問題とされる。「世上の口に—・る」「話題に—・る」
→上(あ)がる[用法]
[補説] 1㋐は「登る」、3・5は「昇る」、その他は「上る」と書くことが多い。
[可能] のぼれる
登る
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:51 UTC 版)
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「登る」の例文・使い方・用例・文例
- 山を登る
- ひとりであの山に登るなんて大胆だ
- ずっと昔には人々はその聖なる山に登ることが許されていた
- 元日には日の出を見るために多くの人が山に登る
- うちの80歳のおじいさんは毎年夏に富士山に登る
- 料理人が多すぎるとスープはだめになる;船頭多くして船山に登る
- 登る前に必ずはしごがしっかり固定しているか確かめなさい
- はしごを登る
- 出世の階段を登る
- 丘の頂上まで登る
- 山に登る
- 山を登る道を切り開かねばならなかった
- このエンジンはあの山を運転して登るのに十分な強さだ
- 社会のはしごを登る
- そのヘッドウォールを登るのは本当に大変だった。
- 船員は大檣楼への半ばで登るのをやめた。
- その山を登るためには耐雪性のある靴が必要だ。
- 私には登るべき山がある。
- 友達と富士山に登る計画を立てた。
- 来年もその山に登る。
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