杜甫草堂博物館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 14:54 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動杜甫草堂博物館(とほそうどうはくぶつかん)は、中国盛唐の詩人の杜甫を記念するための博物館である。面積は、24エーカー (97,000 m²)。四川省成都市西郊の青羊区草堂街道にあり、浣花渓公園と隣接する。1961年3月4日、国務院から中華人民共和国全国重点文物保護単位に認定された[1]。
歴史
乾元2年(759年)、杜甫は安史の乱のせいで、成都への流亡を余儀なくされた。そこで親友である厳武の援助を得て、浣花渓の近くに茅葺の小屋を建てた。杜甫はそこで4年間の生活を送った。『茅屋為秋風所破歌』『蜀相』などの名作も、杜甫がこの成都滞在中に作ったものである。
建築
杜甫が建てたオリジナルの草堂は戦火に見舞われ、現存する建物の多くは明の弘治13年(1500年)と清の嘉慶16年(1811年)のものである。
脚注
外部リンク
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