岡島冠山とは? わかりやすく解説

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おかじま‐かんざん〔をかじまクワンザン〕【岡島冠山】

読み方:おかじまかんざん

[1674〜1728江戸中期儒学者長崎の人。名は璞(はく)、冠山は号。儒学修め中国語通じた著書水滸伝日本語訳や「唐話纂要(さんよう)」「華音唐詩選」など。


岡島冠山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 07:19 UTC 版)

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岡島 冠山(おかじま かんざん、延宝2年(1674年) - 享保13年1月2日1728年2月11日))は、近世の儒学者

長崎肥前国)生まれ。初名は明敬、のち璞(はく)。は援之、のち玉成。通称は弥太夫、長左衛門。始め萩藩の通訳。のち退いて林鳳岡朱子学を学ぶ。江戸で下野足利藩戸田忠囿に仕え、辞して大坂に行き、再び江戸に帰り、京に移り没した。唐話に通じ、杭州音の『唐話纂要』や南京音の「唐話便用』を著す。荻生徂徠と親交があり、『水滸伝』など白話小説の翻訳や唐話の研究を行った。

刊本

  • 近世白話小説翻訳集 第6-7巻 通俗忠義水滸伝 中村幸彦編 汲古書院 1987

参考

  • 新潮日本人名辞典 

 




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