こうしゅう〔カウシウ〕【杭州】
杭州
杭州
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 02:56 UTC 版)
靖康の変で北宋は金に滅ぼされた。高宗は南方に逃れて南宋を建て、故地を取り戻す決意を示すため、建炎3年(1129年)の明受の変(中国語版)の後、杭州を臨安府とし、それを行在と呼び、行都とも呼んだ。そして北宋の歴代の先帝の廟があった東京汴梁城を京師と称した。その後、紹興8年(1138年)になってから杭州を都と定めた。端平元年(1234年)に金が宋蒙連合軍に亡ぼされた後も、南宋は端平入洛によって故都を回復しようとした。 東方見聞録および同時期の西洋の著述では杭州を「キンザイ、Quinsay」と呼んでいることからも分かるように、元代の初期まで、行在は杭州の最もありふれた通称だった。
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