姉と弟の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 13:56 UTC 版)
原田武 (2001) は、キョウダイではどちらかがもう片方に対し母親的な役割を果たせばキョウダイ姦は起こりにくくなるという久保摂二の説を引き合いに出し、姉が母親的な役割を果たせば姉弟相姦が起こりにくくなるであろうという見解を示している。 秋月菜央は自らの著書『アダルト・チルドレン 生きづらさを抱えたあなたへ』(1997年発行の書籍の文庫版、2016年)で、かつて13歳年上と11歳年上の2人の姉にズボンと下着を脱がされ股間をボールペンでつつかれたことがあるという男性が、結婚後セックスがまともに出来ずに1年で離婚してしまったという事例を報告している。 リチャード・ガートナー (1999) は、11歳ごろに15歳の姉にペニスにキスをされたという男性と会ったことがあるが、姉はもてないから自分を代用にしているわけで正直寂しかったとその男性は語ったという。 阿部恭子は『家族という呪い 加害者と暮らし続けるということ』(2019年)において、年齢が2歳上の姉の「男なんだからしっかりしろって!」という言葉に逆上し姉の服を無理やりに脱がせその体に射精したという弟の、「姉をレイプする妄想はよくしていました。勘違いしないでください。姉に魅力を感じるわけではありません。妄想すると憎しみが収まるんです」という言葉を、引用する形で載せている。
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