姉とは? わかりやすく解説

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あね【姉】

読み方:あね

きょうだいのうち、年上の女。⇔妹。

《「義姉」とも書く》妻や夫の姉。また、兄の妻。義姉(ぎし)。

(「あねさん」などの形で)女性親しんでいう語。


し【姉】

読み方:し

[音](呉)(漢) [訓]あね

学習漢字2年

[一]〈シ〉

あね。「姉弟姉妹義姉実姉長姉

女性対す敬称。「貴姉諸姉大姉

[二]〈あね〉「姉上姉御

名のり]え

難読従姉(いとこ)・従姉妹(いとこ)


し【姉】

読み方:し

接尾同輩女性氏名に付けて尊敬の意を表す。


作者武川滋郎

収載図書女絵(おんなえ)
出版社審美
刊行年月1987.4


作者武者小路実篤

収載図書武者小路実篤全集 第3巻
出版社小学館
刊行年月1988.4


作者徳田秋声

収載図書徳田秋声全集 第9巻 足迹・黴
出版社八木書店
刊行年月1998.1


作者佐藤正午

収載図書バニシングポイント
出版社集英社
刊行年月2000.2
シリーズ名集英社文庫


作者矢口敬子

収載図書おとななんてクソ食らえ!
出版社日本文学館
刊行年月2005.10
シリーズ名ノベル倶楽部


作者大佛次郎

収載図書
出版社未知谷
刊行年月2007.9
シリーズ名大佛次郎セレクション


読み方:あね

  1. 芸妓酌婦。〔第二類 人物風俗
  2. 芸妓酌婦土蔵一番目
  3. 芸妓酌婦。②土蔵一番目
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 11:54 UTC 版)

本人()から見た姉()

(あね)は、本人から見て傍系2親等の年長の女性、通常は同じ(またはどちらか一方が同じ)から生まれた年長の女性をいう。お姉さん(おねえさん)、お姉ちゃん姉さん。口語では(あね)もある。

また自分の兄と結婚した女性、すなわち兄嫁や配偶者の姉も本人から見たら姉になる。その場合、義姉(ぎし)と書いて「あね」と呼ぶ場合が多く、対象者より年上であるとは限らない。また、親の養女や親の再婚相手の連れ子が年上だった場合も義姉にあたる。

概要

一般的に姉にあたる女性は、本人から「お姉さん(おねえさん)」「お姉ちゃん」と呼ばれ、一方で、彼女が自らに対して呼びかける際に用いる自称でもある。子供が、自分の姉以外の年長の若い女性を指して呼ぶ一般語としても用する。稀ながら配偶者の妹や弟嫁が自分より年長である場合や年齢の近い叔母を「お姉さん」と呼ぶ場合もある。

血縁関係である2親等である場合、現在の日本では対象者と婚姻することは民法上できない。

いとこのうち、年上の女性を従姉(じゅうし)と呼び、その対象が一人娘や末っ子(未妹)である場合にもそう呼ぶ。

姉の特殊な用法

書き言葉として学問世界で諸学兄、諸学姉という呼び方で学問の上での同僚、後輩の女性に敬意を表す表現があるが、学姉は学兄のようには頻繁に用いられない傾向が強い。また、著者などが読者に対し敬意を表して読者諸兄姉という呼びかけが散見される。

女性は仏教戒名の位号では、男性の「居士」に対し「大姉」と表記する。また、彼女の特に弟が彼女に親しみと尊敬をこめて「姉貴」(あねき)と呼ぶことがある。

キリスト教会では、天国においては家族でキリストを長子とする兄弟姉妹であるという考え方から女性信者を氏名の後ろに敬称として「姉」をつけ、姉妹と呼びかける場合がある。

ヤクザテキヤの組員ないし構成員が女性の組長、組長のや恋人、兄貴分の妻や恋人に対して呼びかける敬称として「あねさん」がある。この場合は、音は「あね」であるが「姐さん」と表記するのが普通である。同種の用法として「姉御」又は「姐御」(あねご)がある。

また、実際の血縁関係の有無に関わらず、単に女性への二人称又は三人称として「(お)姉さん」「(お)姉ちゃん」が用いられる。 この場合、当該の人物に実際に弟妹がいるかどうかは問われない。

愛称

ねえ、ねえや、ねえさん、ねえちゃん、など。

同名及び類義名の作品

姉がモチーフの作品

対語・関連語

関連項目


姉(お姉さま、グラン・スール)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 08:21 UTC 版)

マリア様がみてる」の記事における「姉(お姉さま、グラン・スール)」の解説

スール関係にある上級生下級生のうち、上級生のことを指す。制度上は単に「姉」なのだが、作中では記述形式上、ほとんどの場合お姉さま」と表現されている。スール関係にある上級生を呼ぶ時は「お姉さま」と呼ぶのが慣習である。逆に、姉にあたる上級生が妹にあたる下級生を呼ぶ時は、名前を呼び捨てにすることがほとんどである。スール関係にない特定の上級生を「お姉さま」と呼ぶのは大変な非礼になる。ただし、複数の上級生を「お姉さま方」と呼ぶことは問題ない(「先輩方」と同義である)。フランス語で姉は「グランド・スール」。

※この「姉(お姉さま、グラン・スール)」の解説は、「マリア様がみてる」の解説の一部です。
「姉(お姉さま、グラン・スール)」を含む「マリア様がみてる」の記事については、「マリア様がみてる」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/24 14:18 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. (あね)同じ親から産まれた年上年下いもうとという。
  2. (あね)(主に年上の)女性対する、親しみ込めた敬称。(も姐もあてられる。)

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「姉」の例文・使い方・用例・文例

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