けい‐さん【計算】
計算
基礎データの利用には一般的に二つの局面がある。分析 1は観測値の構成要素(規模、構造、外的要因、研究対象の現象)を分離することを目的とする。総合 2は様々な方法で分離された構成要素を再結合する過程である。いずれの局面にも様々な名称で呼ばれる指標 4の算定 3ないし計算 3がある(§133参照)。基礎データとは対照的に、これらの指標は算定結果 6と呼ばれる。より限定された意味での指標 7ないし指数 7は、基準値 8に対する特定の数量の値を示す比であるが、基準値は通常100と置かれる。いくつかの指標は複雑な状態を示す良い尺度 9であり得る。たとえば、乳児死亡率は人口の保健衛生状態の尺度として用いられることがある。
- 1. 分析analysis(名);分析的なanalytical(形);分析するanalyze(動)。
- 2. 算定するcalculate(動);算定calculation(名);計算機calculator(名):少量の算術的、統計的演算を容易にするために作られた最小限ないし少量のデータの記憶能力を備えた機械。
計算するcompute(動);計算computation(名);コンピューター(電算機)computer(名):大規模なデータ・セットの転送、保管、演算を遂行するように作られた機械システムで、算術的、統計的演算のほかにデータの論理的処理も可能にする。かつてcalculatorとcomputerという言葉は計算に従事する人を指すために用いられた。
計算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/30 05:17 UTC 版)
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2013年11月) |
計算(けいさん)とは、与えられた情報をもとに、命題に従って演繹することである。計算に使用される手続きはアルゴリズムと呼ばれる。計算を行う装置や機械は、計算機という。対人関係において、戦略をアルゴリズムとして状況を有利に運ぶことも時に「計算」と表現される。
calculation vs. computation
calculation と computation は日本語ではともに「計算」と訳されるが、calculate は(算術的な)数式に対して演算や許された操作を施すことを意味する一方、compute は複数のものや手段を組み合わせて結果を得ることである[1]:31。したがってとくに、calculator は計算補助具としての簡易な(算術的)計算機、computer は(大規模)集積を伴う(論理的[要出典])計算機をそれぞれ示すものである。
calculation
ラテン語の "calx"(石灰)を語源とし、石灰質の小石がアバカスの玉に用いられていたことに由来。Calculus(微分積分学)も同語源。
computation
ラテン語に由来: "com-"(共に)+"putare"(計算)
脚注
出典
- ^ 竹内薫; 丸山篤史『量子コンピューターが本当にすごい』PHP研究所、2015年。
関連項目
外部リンク
計算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/02 04:35 UTC 版)
ダネットの検定の計算は、 p {\displaystyle p} 個の差( X i ¯ − X 0 ¯ {\displaystyle {\bar {X_{i}}}-{\bar {X_{0}}}} 、したがって処理群の平均と対照群の平均の差)の真の値あるいは期待値に関する信頼記述の計算に基づく手順である。この手順によって、 p {\displaystyle p} 個全ての記述 X i ¯ − X 0 ¯ {\displaystyle {\bar {X_{i}}}-{\bar {X_{0}}}} が同時に正しい確率が指定された値 P {\displaystyle P} と等しくなる。処理群の平均と対照群の平均との間の差の真の値に関する片側上方(あるいは下方)信頼区間を計算する時、 P {\displaystyle P} はこの実際の値が信頼区間の上方限界よりも小さい(あるいは下方限界よりも大きい)確率を表わす。両側信頼区間を計算する時、 P {\displaystyle P} は真の値が上方限界と下方限界の間にある確率を表わす。 はじめに、利用できるN個の観測を X i j {\displaystyle X_{ij}} ( i = 1... p {\displaystyle i=1...p} 、 j = 1... N i {\displaystyle j=1...N_{i}} )によって示し、共通分散を例えば s 2 = ∑ i = 0 p ∑ j = 1 N i ( X i j − X i ¯ ) n {\displaystyle s^{2}={\frac {\sum _{i=0}^{p}\sum _{j=1}^{N_{i}}(X_{ij}-{\bar {X_{i}}})}{n}}} によって推定する( X i ¯ {\displaystyle {\bar {X_{i}}}} は群 i {\displaystyle i} の平均、 N i {\displaystyle N_{i}} は群 i {\displaystyle i} の観測の数、自由度 n = ∑ i = 0 p N i − ( p + 1 ) {\displaystyle n=\sum _{i=0}^{p}N_{i}-(p+1)} )。上述したようにここでは、 p {\displaystyle p} 個全ての信頼区間が対応する m i − m 0 {\displaystyle m_{i}-m_{0}} を含む確率が P {\displaystyle P} と等しくなるように、個々の差 m i − m 0 , ( i = 1... p ) {\displaystyle m_{i}-m_{0},(i=1...p)} について独立した信頼限界を得たい。 ここで、 p {\displaystyle p} 個の処理群と1個の対照群がある一般的な場合を考えると、 z i = X i ¯ − X 0 ¯ − ( m i − m 0 ) 1 N i + 1 N 0 {\displaystyle z_{i}={\cfrac {{\bar {X_{i}}}-{\bar {X_{0}}}-(m_{i}-m_{0})}{\sqrt {{\cfrac {1}{N_{i}}}+{\cfrac {1}{N_{0}}}}}}} D i = X i ¯ − X 0 ¯ − ( m i − m 0 ) s 1 N i + 1 N 0 {\displaystyle D_{i}={\cfrac {{\bar {X_{i}}}-{\bar {X_{0}}}-(m_{i}-m_{0})}{s{\sqrt {{\cfrac {1}{N_{i}}}+{\cfrac {1}{N_{0}}}}}}}} と書ける。 D i = z i s {\displaystyle D_{i}={\frac {z_{i}}{s}}} とも書くことができ、これは自由度nのスチューデントのt分布に従う。 p {\displaystyle p} 個の処理効果 m i − m 0 , ( i = 1... p ) {\displaystyle m_{i}-m_{0},(i=1...p)} に対する共有の信頼係数 P {\displaystyle P} 下方信頼限界は以下の式で表わされ、 X i ¯ − X 0 ¯ − d i ′ s 1 N i + 1 N 0 , i = 1... p {\displaystyle {\bar {X_{i}}}-{\bar {X_{0}}}-d_{i}'s{\sqrt {{\frac {1}{N_{i}}}+{\frac {1}{N_{0}}}}},i=1...p} p {\displaystyle p} 個の係数 d i ′ {\displaystyle d_{i}'} は P r o b ( t 1 < d 1 ′ , . . . , t p < d p ′ ) {\displaystyle Prob(t_{1}<d_{1}',...,t_{p}<d_{p}')} となるように選ばれる。 同様に、上方限界は以下の式で表わされる。 X i ¯ − X 0 ¯ + d i ′ s 1 N i + 1 N 0 , i = 1... p {\displaystyle {\bar {X_{i}}}-{\bar {X_{0}}}+d_{i}'s{\sqrt {{\frac {1}{N_{i}}}+{\frac {1}{N_{0}}}}},i=1...p} したがって、上方と下方を併せると信頼区間は X i ¯ − X 0 ¯ ± d i ′ s 1 N i + 1 N 0 , i = 1... p {\displaystyle {\bar {X_{i}}}-{\bar {X_{0}}}\pm d_{i}'s{\sqrt {{\frac {1}{N_{i}}}+{\frac {1}{N_{0}}}}},i=1...p} となる( d i ″ {\displaystyle d_{i}''} は P r o b ( | t 1 | < d 1 ′ , . . . , | t p | < d p ′ ) {\displaystyle Prob(|t_{1}|<d_{1}',...,|t_{p}|<d_{p}')} を満たすように選ばれる)。両側検定での d i ″ {\displaystyle d_{i}''} 、片側検定での d i ′ {\displaystyle d_{i}'} の具体的な値の解は表で与えられている。この臨界値の表は1964年に更新されている。
※この「計算」の解説は、「ダネットの検定」の解説の一部です。
「計算」を含む「ダネットの検定」の記事については、「ダネットの検定」の概要を参照ください。
計算
「計算」の例文・使い方・用例・文例
- 平均を計算する
- その会社の計算書の帳じりが合わなかった
- 先生はクラスの平均点を計算した
- 彼女はそこへ行くのに車のほうが時間がかからないと計算した
- 食費がどのくらいになるか計算しなくては
- 計算言語学
- 彼は今コンピュータで計算している
- 4歳の娘は計算ができる
- 計算する
- 私は計算が得意ではない
- 彼らは参加者を300人と計算した
- 私はタクシー代を計算に入れるのを忘れていた
- 私の姉は計算が得意だ
- 彼の計算はぴったり正確だった
- 彼女はその計算を暗算でした
- 計算が完全に間違っていた
- 小数第4位まで計算する
- 正確な計算
- 彼女は計算がとても速い
- 利子はご預金の日からお引き出しの日まで計算いたします
計算と同じ種類の言葉
品詞の分類
「計算」に関係したコラム
-
株式分析のサイコロジカルラインとは、一定期間の株価の上昇した回数と下降した回数から相場の強さを調べるためのテクニカル指標のことです。サイコロジカルラインは、次の計算式で求めることができます。計算期間を...
-
FX(外国為替証拠金取引)のユーロドル(EUR/USD)を取引した時の売買損益の計算方法は、USD/JPYやEUR/JPYのような円通貨を取引した時の計算方法と異なります。ここでは、ユーロドルの注文レ...
-
FX(外国為替証拠金取引)で用いられる移動平均線にはいくつかの種類があります。ここでは、よく知られている移動平均線を紹介します。▼単純移動平均線単に移動平均線という場合は、単純移動平均線(Simple...
-
FX(外国為替証拠金取引)の平均足は、為替レートのトレンドを調べるためによく使われるチャートの1つです。平均足の計算方法は、次の通りです。始値の計算方法(1本前の平均足の始値+1本前の平均足の終値)÷...
-
株365では、日経225証拠金取引はもとより、DAX証拠金取引、FTSE100証拠金取引、FTSE中国25証拠金取引も円建てで取引が行われます。FXやCFDでは、一般的に外貨建ての銘柄の取引を行う場合...
-
株式分析のアルティメットオシレーター(Ultimate Oscillator)は、相場の売り圧力と買い圧力から売買のエントリーポイントを見つけるテクニカル指標です。オシレーター系のテクニカル指標は、0...
- >> 「計算」を含む用語の索引
- 計算のページへのリンク