けいさん‐じゃく【計算尺】
計算尺
計算尺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 05:59 UTC 版)
「ウィリアム・オートレッド」の記事における「計算尺」の解説
オートレッドの計算尺は、ガンターが既に解明していた1つの対数尺を使った計算方法をより簡便にしたものだった。ガンターの方法はキャリパスを必要とし、対数尺上のある間隔をずらして目盛りを読み取るというものだった。オートレッドは2つの対数尺を用いて、それらをスライドさせることで計算を行った。1620年代のオートレッドの計算尺は円形だが、このアイデアを出版物で公表したのはオートレッドではなく、1630年にドラマンが出版したのが最初である。現在の計算尺のように中間部分がスライドする真っ直ぐな形状のものが登場したのは、1650年代である。
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