FXのユーロドルを取引した時の売買損益の計算方法 |
FX(外国為替証拠金取引)のユーロドル(EUR/USD)を取引した時の売買損益の計算方法は、USD/JPYやEUR/JPYのような円通貨を取引した時の計算方法と異なります。
ここでは、ユーロドルの注文レートと決済レートから売買損益を計算する方法を紹介します。
▼ユーロドルをロングで保有して利益確定の決済をした場合
・約定値:1.27306
・決済約定値:1.27508
・通貨数:1万通貨
・決済時のUSD/JPYのレート:80.258円
計算方法は、まず1通貨での利益を計算します。
1.27508-1.27306=0.00202
1通貨あたり0.00202ドルの利益が出たことがわかります。
そして、1万通貨を保有しているので1万倍します。
0.00202×1万=20.2
20.2ドルの利益になります。この時のUSD/JPYのレートが80.258円なので、20.2ドルを円に換算します。
80.258×20.2=1621.2116
端数を切り捨てて、売買損益は、1,621円になります。
▼ユーロドルをショートで保有して損切りの決済をした場合
・約定値:1.27306
・決済約定値:1.27715
・通貨数:1万通貨
・決済時のUSD/JPYのレート:80.128円
計算方法は、まず1通貨での利益を計算します。
1.27306-1.27715=-0.00409
1通貨あたり0.00409ドルの損失が出たことがわかります。
そして、1万通貨を保有しているので1万倍します。
-0.00409×1万=-40.9
-40.9ドルの損失になります。この時のUSD/JPYのレートが80.128円なので、-40.9ドルを円に換算します。
80.128×(-40.9)=-3277.2352
端数を切り捨てて、売買損益は、-3,277円になります。
ユーロドルのように、円通貨以外の取引の場合には、決済時に円通貨へ換算することで売買損益が計算できます。そのため、円換算時の円通貨の為替レートによって損益額が変動します。
ここでは、ユーロドルの注文レートと決済レートから売買損益を計算する方法を紹介します。
▼ユーロドルをロングで保有して利益確定の決済をした場合
・約定値:1.27306
・決済約定値:1.27508
・通貨数:1万通貨
・決済時のUSD/JPYのレート:80.258円
計算方法は、まず1通貨での利益を計算します。
1.27508-1.27306=0.00202
1通貨あたり0.00202ドルの利益が出たことがわかります。
そして、1万通貨を保有しているので1万倍します。
0.00202×1万=20.2
20.2ドルの利益になります。この時のUSD/JPYのレートが80.258円なので、20.2ドルを円に換算します。
80.258×20.2=1621.2116
端数を切り捨てて、売買損益は、1,621円になります。
▼ユーロドルをショートで保有して損切りの決済をした場合
・約定値:1.27306
・決済約定値:1.27715
・通貨数:1万通貨
・決済時のUSD/JPYのレート:80.128円
計算方法は、まず1通貨での利益を計算します。
1.27306-1.27715=-0.00409
1通貨あたり0.00409ドルの損失が出たことがわかります。
そして、1万通貨を保有しているので1万倍します。
-0.00409×1万=-40.9
-40.9ドルの損失になります。この時のUSD/JPYのレートが80.128円なので、-40.9ドルを円に換算します。
80.128×(-40.9)=-3277.2352
端数を切り捨てて、売買損益は、-3,277円になります。
ユーロドルのように、円通貨以外の取引の場合には、決済時に円通貨へ換算することで売買損益が計算できます。そのため、円換算時の円通貨の為替レートによって損益額が変動します。
(2012年05月18日更新)