計とは?

けい【計】


けい【計】

[音]ケイ(漢) [訓]はかる はからう はか ばかり

学習漢字2年

数える。はかる。「計器計算計測計量会計合計集計推計統計累計

はかる器具。「温度計体重計

企てるはかりごと。「計画計略奇計生計設計早計大計謀計

名のりかず・かず


はか【計/量/果/捗】

仕事などの進みぐあい。やりおえた量。

田植え稲刈りなどのとき、当てられた分担区画

秋の田の穂田刈り—か寄り合はばそこもか人の我(わ)を言(こと)なさむ」〈五一二〉

目当て。あてど。

「からをだにうき世中にとどめずはいづこを—と君もうらみむ」〈源・浮舟


けい【計】

〔名〕

くわだてはかりごと計画

史記抄(1477)一一貴人のなんでまり計を案じすまいて、吾が功にせうとするを」〔史記高祖紀〕

なりわい生計

*黴(1911)〈徳田秋声〉二「東京永遠の計を立てるつもりで」

二つ上の数を加え合わせて得られる価。合計


はか【計・量・果・捗】

〔名〕

① 稲を植えたり刈ったり、また、を刈ったりする時などの分担範囲。→かりばか

② 目あて。あてど。はかり。

班子女王歌合(893頃)「わが宿はふる野べに道もなしいづこはかとか人のとめ来む」

仕事などの進みぐあい。はかどり。→はか(計)が行


はからい はからひ 【計・図】

〔名〕 (動詞はからう(計)」の連用形名詞化

考え判断配慮分別

宇津保(970‐999頃)国譲上「ともかくも、皆はからひに有るべき事なるを」

歎異抄13C後)二「念仏をとりて、信じたてまつらんとも、また、すてんとも、面々の御計なり」

措置取り成し計画とりはからい

保元(1220頃か)上「道にもあらぬ御はからひ、いかがあらむ」

数量多少過不足許容すること。特に、株式売買注文時、値段を一応指定し、取引成行によって多少値幅をもたせ、証券業者の判断売買価格弾力性をつけること。


はから・う はからふ 【計・量・図・諮】

〔他ワ五(ハ四)〕 (動詞「はかる(計)」に「あう(合)」の付いた「はかりあう」の変化したもの一説に「はかる」に反復継続助動詞「ふ」の付いてできたものとも)

相談する。協議する。打ち合わせる。

霊異記810‐824)中「衆僧聞きて、商量(ハカラヒ)て言はく〈国会図書館訓釈 商量 ハカラヒテ〉」

② みずから思いめぐらす考慮する

蜻蛉(974頃)中「御屏風のことせらるるとて、えさるまじ便りをはからひて責めらるることあり

適当な頃合いをみる。うかがいみる見はからう

源氏100114頃)明石「御むかへの人々さわがしければ、心も空なれど人まをはからひて」

宇治拾遺(1221頃)三「艷に人の目とどめつべき程をはからひつつ、おとづれければ」

④ 適切に処置する。取りしきる。取りなす。

落窪(10C後)四「帥殿へ行けとはからひたるが、限りなくうれしきなりけり

(5) 手加減をする。斟酌(しんしゃく)する。

咄本醒睡笑(1628)一「武家台所に、飯をはからひ盛り、人にすすむる役者をおごとはいふならし」

(6) (「…とはからい」の形で) …しようとかまわない。…しようとままよ。

ロドリゲス日本大文典(1604‐08)「テキハ センギ マンギ アラウト facarai(ハカライ) ココロザス カタキワ ヲヤマ イチニンデ アル信太の舞〕」


はかり【計・量・測・秤・謀・諮】

〔名〕 (動詞「はかる(計)」の連用形名詞化

[一] (秤・称・衡) 物の重さをはかる道具総称てんびんさおばかりだいばかりばねばかりなどの種類がある。

大智度論天安二年点(858七八「秤(ハカリ)の両の頭の亭等(ひと)しきがごとく」

[二] (計・量・測・謀・諮)

度量衡量目

(イ) 秤、ものさしなど計器測定した大きさ数量

梁塵秘抄1179頃)二「須彌のはかりを尋ぬれば、縦広八万由旬なり」

(ロ) 上代重量単位。→斤(きん)①。

釈日本紀(1274‐1301)二二「白銀(しろかね)三斤(みハカリ)八両(やころ)」

(ハ) 上代、糸の量をはかる単位

書紀720天智元年正月北野本訓)「百済佐平鬼室福信に、矢十万隻・糸五百斤(ハカリ)・〈略〉稲種(たなしね)三千賜ふ

物事解決ようとする分別また、その方法。協議計画心算工夫はからい

天理本金般若経集験記平安初期点(850頃)「有に住せず、空を行ぜずは、何の思ひ何の慮(ハカリ)をするにも、成功有らむや」

目当て当てど手掛り多く「…をはかりと(に)」の形で、「…を目あてとして」の意で用いる。

伊勢物語(10C前)二一「門に出でて、と見かう見みけれど、いづこをはかりとも覚えざりければ」

限り際限多く「…をはかりに」の形で「…のあらん限り」の意で用いる。

平家13C前)七「人の聞くをもはばからず声をはかりにぞをめき叫び給ひける」

(5) ではかって売る小形

滑稽本街能噂(1835)一「小さのことをはかり、といひ、大ぶりなを、よみ、といひやす」

(6)おのづくり斤旁)」の古称。〔落葉集(1598)〕


はか・る【計・量・測・図・謀・諮】

〔他ラ五(四)

[一] (計・量・測) 物の数量、または時間度合一定の単位比較して確かめる。秤、(ます)、ものさし時計などの計器測定する。計量計算する。

東大寺諷誦文平安初期点(830頃)「外道丈尺を以て計(ハカリ)しかども、知ること能はず」

平家13C前)七「たとへば嬰児のをもって巨海量り

[二] (図・諮・議相談する。協議する。自分意見を人にただす。

霊異記810‐824)上「時に市人評(ハカリ)て曰はく其の篋を開く可しといふ。〈興福寺訓釈 評 波加利天〉」

[三] みずから考えたり推察したりする。

思いめぐらす考慮する分別する。

書紀720神代上(兼夏本訓)「故、思兼神深く謀(はかり)遠く慮(たはか)り」

おしはかる推察する。予想する。想像する。

土左(935頃)承平五年二月四日「このかぢとりは、日もえはからぬかたゐなりけり

浄瑠璃鎌田兵衛名所盃(1711頃)下「はかりがたきは人心

うかがいみる見はからう配慮する。

打聞集1134頃)龍樹菩薩隠形事「其後に人まをはかりて龍樹菩薩は賢う宮の内をば迯(にげ)のがれ給て」

[四] (計・謀

物事情況考え処置する。画策する。企てる

続日本後紀承和九年(842)七月戊午宣命国家を傾亡むと謀(はかレ)り」

欺く。だます。たばかるまた、まどわす

土左(935頃)承平五年一月一八日「立つ波か花かと吹く風ぞよせつつ人をはかるべらなる」

徒然草1331頃)一九四「或人の、世に虚言を構へ出して、人をはかる事あらんに」

[補注]「はか」は「はか」(目あて・あてど・仕事進度)「刈りばか」(刈り取る分担範囲・量)「はかどる」「はかばかし」「はかなし」等と同根で、「そこはかと(なし)」とも同根とする説もある。


読み方:はかり

  1. 会談熟議。〔第四類 言語動作
  2. 熟議を云ふ。
  3. 熟議をいう。
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名字 読み方
はかり
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読み方
はかり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 13:37 UTC 版)

(けい、はかる)




「計」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2020/03/07 09:42 UTC 版)

発音

名詞

  1. ケイはかりごと計画計略
  2. ケイ合計

熟語


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