寄り合

デジタル大辞泉

より‐あい〔‐あひ〕【寄（り）合（い）】

読み方：よりあい

１ 人が集まること。ある目的をもって集まること。また、その集まり。会合。集会。「同業者の—がある」

２ 種々雑多なものの集まり。「—世帯」

３ 相撲で、双方の力士がたがいに寄ること。

４ 中世・近世の郷村で、農民の自治的会合。祭礼や入会(いりあい)、年貢の割り付けのことなどを相談した。

５ 江戸時代、旗本で3千石以上の無役の者の称。若年寄の支配下にあり、寄合肝煎(きもいり)が監督した。

６ 連歌・俳諧の付合(つけあい)で、前句の中の言葉や物に縁のあるもの。例えば、松に鶴、梅に鶯(うぐいす)など。

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「寄り合」の例文・使い方・用例・文例

• 交渉するために寄り合う.
• 寄り合えばいつも昔の話になった.
• ありきたり通り寄り合いをします
• 同業者の寄り合いがある
• 大火後は方々から避難して来て寄り合い世帯になっている
• ある特殊の時間内に特殊の場所で物が行き来する寄り合い状態
• (近い場所へ)互いに寄り合う
• (人や物が一か所に)寄り合う
• 顔見世狂言に出演する役者が初めて寄り合う集まりの前に,振付師が舞台で色子や子役に踊らせること
• 寄り合ってお茶を飲むこと
• 男女が2人寄り合って営む所帯
• 数人が寄り合って,一つの書画を書くこと
• 数人が寄り合って書いた一つの書画
• 相撲で,四つに組んで寄り合う取り組み形態
• 内々の者が寄り合って相談すること
• 糸を寄り合わせた紐の先を,玉のようにまるくしたもの