書画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 07:18 UTC 版)
書画(しょが)は、東洋美術の一分野であり、書作品と絵画作品の総称。 「書と絵画」という意味ではあるが、両者の一体化した芸術(後述)、あるいは、文人の教養分野、才能の発露というニュアンスでも用いられる(類例:琴棋書画、詩画)。
概説
東アジア(日本の東洋史における事実上の「東洋」)において「書」と「画」は一つのフレームに表現されることが多く見られる。例えばある絵画作品に対して、鑑賞者がその鑑賞、感興、賛辞を書き入れることなどがある(賛)。このとき、この作品は絵画と賛(書作品として、文芸作品として)は一体のものとして鑑賞の対象とされる。長い時代を隔てて賛が書き添えられていくことも稀ではない。 絵画の作者自らが賛を作品に書き入れることを「自画自賛」と言う。
書画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 05:18 UTC 版)
円空の書画には富士山を描いた富士図が四点残されている。岐阜県岐阜市の円空美術館に収蔵されている「富士図」は縦32.0センチメートル、横46.5センチメートル。高山市の個人旧蔵のもので、噴煙をあげている富士の姿が描かれている。江戸時代には円空没後の宝永4年(1707年)に宝永噴火が起きているが円空の存命中に富士噴火は記録されていない。円空の残した4点の富士図はいずれも噴煙をあげた富士の姿が描かれており、円空が想像で描いたとも考えられている。一方でこのころ富士が小規模な噴煙をあげていたことを記す紀行文もあることから、円空が実見した富士の姿を描いたとする説もある
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