うき‐ふね【浮(き)舟】
うきふね【浮舟】
読み方:うきふね
源氏物語第51巻の巻名。また、その女主人公の名。宇治の八の宮の娘。薫(かおる)大将・匂宮(におうみや)の二人との愛に苦しみ、宇治川に入水するが、横川(よかわ)の僧都(そうず)に助けられて尼となる。
謡曲。四番目物。観世・金春(こんぱる)・金剛流。源氏物語に取材。浮舟の霊が現れ、過って匂宮と通じ、宇治川へ投身した物語を語る。
ふ‐しゅう〔‐シウ〕【浮舟】
浮舟
姓 | 読み方 |
---|---|
浮舟 | うきふね |
浮舟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/23 03:35 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動浮舟(うきふね)は、
- 『源氏物語』五十四帖の巻名の一つ。第51帖。また、その帖を中心に登場する架空の女性の通称。⇒浮舟 (源氏物語)
- 上記をモチーフにした能の演目。四番目物、執心女物。浮舟 (能)を参照。
- 地歌、箏曲の曲名。以下の二曲有る。
- GO!GO!7188の曲。2002年発表。浮舟 (源氏物語)をモチーフにしている。
- 浮間舟渡駅の略称のひとつ。「うきふな」と読む場合もある。
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浮舟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:57 UTC 版)
八の宮が女房に生ませた娘。母が結婚し、養父とともに下った常陸で育つ。薫と匂宮の板ばさみになり、苦悩して入水するが横川の僧都に助けられる。その後、出家した。
※この「浮舟」の解説は、「源氏物語」の解説の一部です。
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