うき‐ふね【浮(き)舟】
うきふね【浮舟】
読み方:うきふね
源氏物語第51巻の巻名。また、その女主人公の名。宇治の八の宮の娘。薫(かおる)大将・匂宮(におうみや)の二人との愛に苦しみ、宇治川に入水するが、横川(よかわ)の僧都(そうず)に助けられて尼となる。
謡曲。四番目物。観世・金春(こんぱる)・金剛流。源氏物語に取材。浮舟の霊が現れ、過って匂宮と通じ、宇治川へ投身した物語を語る。
ふ‐しゅう〔‐シウ〕【浮舟】
浮舟
姓 | 読み方 |
---|---|
浮舟 | うきふね |
浮舟
浮舟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:57 UTC 版)
八の宮が女房に生ませた娘。母が結婚し、養父とともに下った常陸で育つ。薫と匂宮の板ばさみになり、苦悩して入水するが横川の僧都に助けられる。その後、出家した。
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浮舟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:40 UTC 版)
「源氏物語各帖のあらすじ」の記事における「浮舟」の解説
(薫27歳春) 浮舟への執心やまぬ匂宮は、中君への手紙から彼女の居所を察し、薫を装って宇治に赴いて強引に浮舟との関係を結んでしまう。やがて浮舟も宮を憎からず思うようになるが、何も知らない薫は彼女を京に移そうと準備を始め、匂宮もこれに対抗してみずからのもとに彼女を連れ去る計画を立てる。その結果匂宮とのことは薫の知る所となり、裏切りを詰る歌を贈られた浮舟は二人の男のあいだで懊悩する。浮舟参照。
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