徳間文庫とは? わかりやすく解説

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徳間文庫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/24 17:24 UTC 版)

徳間文庫(とくまぶんこ)は、株式会社徳間書店が発行している文庫レーベル。

沿革と概要

1980年(昭和55年)10月に創刊された[1]。創刊ラインナップは、赤川次郎『死者は空中を歩く』、生島治郎『ザ・シャドウ刑事』、勝目梓『炎の残像』、笹沢左保『3000キロの罠』、都筑道夫『退職刑事』、西村寿行『君よ憤怒の河を渉れ』、檜山良昭『スターリン暗殺計画』、平井和正『新・幻魔大戦』、光瀬龍『ロン先生の虫眼鏡』など[2]。

徳間文庫カレッジシリーズ(実用・教養、2014年-17年)、徳間時代小説文庫シリーズ(2015年 -)、パステルシリーズ(少女向け、1989年-91年)など、様々なジャンルのシリーズを展開している。

2001年より、日本文藝家協会編の年刊アンソロジー「短篇ベストコレクション 現代の小説」を刊行している[3]。

2015年、徳間文庫大賞が創設される。同大賞では、既刊の徳間文庫から読者と書店員が選んだ8点を候補作として、「書下し部門」「定番部門」の2部門で大賞が選ばれた(第二回からはその分類はなし)[4]。

また、「エブリスタ小説大賞2015-16」と連動して「徳間文庫 冒険エンターテインメント小説賞」を行った。

また、2021年、TSUTAYAと執筆ツール「Nola」主催ではじまった『次世代作家 文芸賞』において、「一般向けエンターテイメント小説部門」を受賞した作品は、徳間文庫で刊行されることになった[5]。

徳間書店刊行の文庫レーベルは他に、キャラ文庫、徳間デュアル文庫がある。

2006年、島田洋七『佐賀のがばいばあちゃん』が映画化されている[6]。2013年、柴田よしき『激流』がテレビドラマ化されている[1]。真梨幸子『殺人鬼フジコの衝動』は、50万部を超えるベストセラーとなっている[7]。

2021年10月より、復刊専門の文庫内レーベルとして「トクマの特選!」が刊行開始された[8]。

徳間文庫大賞

[9]

  • 第1回 2015年
  • 第2回 2016年『生きるぼくら』(著/原田マハ)
  • 第3回 2017年『警視庁公安J』(著/鈴峯紅也)
  • 第4回 2018年『二年半待て』(著/新津きよみ)
  • 第5回 2019年『朽ちないサクラ』(著/柚月裕子)
  • 第6回 2020年『痣』(著/伊岡瞬)
  • 第7回 2021年『黙過』(著/下村敦史)
  • 第8回 2022年『麻倉玲一は信頼できない語り手』(著/太田忠司)
  • 第9回 2023年『歌舞伎座の怪紳士』(近藤史恵/著)[10]
  • 第10回 2024年『国道食堂 1st season』(小路幸也/著)、『月はまた昇る』(成田名璃子/著)[11]
  • 第11回 2025年『雪のなまえ』(村山由佳/著)[12]
  • 第12回 2026年『信州善光寺門前 おやすみ処にしさわ商店』(長月天音/著)[13]

脚注

出典

  1. 1 2 沿革 | 徳間書店
  2. ↑ オンライン書店 Honya Club.com:商品検索
  3. ↑ オンライン書店 Honya Club.com:商品検索
  4. ↑ 【新文化】 - 徳間書店、「文庫大賞」創設 書店報奨も
  5. ↑ https://www.tokuma.jp/news/n46827.html
  6. ↑ 映画 佐賀のがばいばあちゃん - allcinema
  7. ↑ 書店員が選んだ「この作品のここに注目!「○○」がすごい3冊」(1) - 新刊JPニュース
  8. ↑ “過去の名作をエンタメ感度の高い新世代に向け、時代の空気感にフィットした“読まれ方”を提案し「令和の“新刊”」として贈る徳間文庫・復刊専門レーベル「トクマの特選!」始動|徳間書店のプレスすリリーズ”. PR TIMES (2021年9月30日). 2021年10月12日閲覧。
  9. ↑ 「徳間文庫大賞2022」太田忠司さんの『麻倉玲一は信頼できない語り手』に決定!
  10. ↑ 過去受賞作アーカイブ
  11. ↑ 第10回徳間文庫大賞2024
  12. ↑ “書店員がいまもっとも売りたい徳間文庫は村山由佳の『雪のなまえ』!「徳間文庫大賞2025」が決定!”. ほんのひきだし. 日本出版販売 (2025年8月25日). 2026年9月25日閲覧。
  13. ↑ 『目利き書店員が選ぶ、いまもっとも売りたい徳間文庫はコレだ!「徳間文庫大賞2026」は長月天音さんの『信州善光寺門前 おやすみ処にしさわ商店』に決定!』(プレスリリース)徳間書店、2026年8月31日。2026年9月25日閲覧。

外部リンク

関連項目




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