せび【×蝉】
せみ【×蝉】
読み方:せみ
1 半翅(はんし)目セミ科の昆虫の総称。翅(はね)は膜質で透明。頭部は三角形で両側に複眼、その間に単眼が3個あり、管状の口吻(こうふん)をもち、樹液を吸う。雄は腹部に発音器をもち、樹幹などで鳴く。幼虫は地中で木の根の汁を吸って育ち、数年ののち地上に出て成虫になる。日本にはアブラゼミ・ニイニイゼミ・ヒグラシ・クマゼミ・ミンミンゼミ・ツクツクボウシなど32種が知られる。《季 夏》「閑(しづ)かさや岩にしみ入る—の声/芭蕉」
2 帆柱の上端または長いさおの先などにつけて、綱を掛けて、高い所に物を引き上げるのに用いる小さい滑車。せみぐち。せみもと。
3 雅楽に使う横笛の部分の名。吹き口と頭(かしら)の中間の背面を約1センチ切り取って蝉形の木片をはめこんだもの。
せん【×蝉】
蝉
蝉
蝉
蝉
蝉
蝉
蝉
蝉
蝉
蝉
蝉
蝉
蝉
蝉
蝉
セミ
(蝉 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 14:37 UTC 版)
セミ(蟬・蝉)は、カメムシ目(半翅目)・頸吻亜目・セミ上科(Cicadoidea)に分類される昆虫の総称。「鳴く昆虫」の一つとして知られる。ただし鳴くのは成虫の雄だけであり雌は鳴かない。
- ^ a b c 吉澤和徳・山崎柄根・篠原明彦「六脚亜門分類表」『節足動物の多様性と系統』石川良輔編、岩槻邦男・馬渡峻輔監修、裳華房、2008年、426-437頁。
- ^ “Cicadidae Latreille, 1802” (英語). ITIS. 2013年8月23日閲覧。
- ^ 国立国会図書館. “セミは夜も鳴くのか知りたい。”. レファレンス協同データベース. 2019年8月8日閲覧。
- ^ 読売テレビ ニューススクランブル 「今年はセミが大発生!?セミの謎に迫る」(2007/8/3)
“アーカイブされたコピー”. 2007年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年8月20日閲覧。 - ^ セミについてのあれこれ - エフシージー総合研究所 IPM研究室 研究員オダの環境レポート、2014年8月4日
- ^ 子供に必ず一度は「セミが羽化する瞬間」を見せたほうがいい理由 - 青山潤三、現代ビジネス、2018年8月18日
- ^ セミ成虫の寿命1週間は俗説! - 山陽新聞、2019年6月19日
- ^ “野鳥の異常行動・怪死相次ぐ 目が腫れ上がり、人を恐れず...米”. Newsweek日本版 (2021年7月1日). 2021年7月8日閲覧。
- ^ “セミが大発生した米国では「セミの食べ方」を紹介するメディアが続々と…”. クーリエ・ジャポン (2021年6月2日). 2022年4月9日閲覧。
- ^ a b 『日本薬局方外生薬規格1989』増補版、薬時日報社、1997年、p44、ISBN 4-8408-0458-3(『局外生規』では、項目名を「センタイ:蝉退」とし「ゼンタイ」を正名とすることを許容している)。
- ^ a b “蝉退(ぜんたい)”. 生薬辞典. Kampo view. 2014年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年12月3日閲覧。
- ^ 『信州の民間薬』全212頁中19頁医療タイムス社昭和46年12月10日発行信濃生薬研究会林兼道編集
- ^ 米で発生の17年ゼミ、甲殻類アレルギーの人は食べないで!FDA 時事通信
- ^ @US_FDA (2021年6月2日). "Don't eat #cicadas if you're allergic to seafood as these insects share a family relation to shrimp and lobsters. go.usa.gov/xHg69". X(旧Twitter)より2021年6月3日閲覧。
蝉(せみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 14:13 UTC 版)
「魔王 JUVENILE REMIX」の記事における「蝉(せみ)」の解説
ナイフ使いの殺し屋。今時の若者で精神的に幼い部分もあるが、殺人の仕事ぶりはプロで死に関してはドライな考えを持つ。ベラベラとうるさくしゃべる様子が本当に「蝉」のようだと言われている。岩西の下で殺しをしており、自分が岩西の操り人形なのではないかという強迫観念にも近い不安を持っている。
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蝉(せみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:47 UTC 版)
「グラスホッパー (小説)」の記事における「蝉(せみ)」の解説
ナイフを巧みに扱う殺し屋。痩身で猫のように機敏な茶髪の青年で、蝉の異名通り口煩い。女子供でも平気で殺せる。殺し屋の斡旋を行う岩西の部下で、彼を疎ましく思っており、ガブリエル・カッソ(注:架空の映画監督)の映画『抑圧』の主人公に自分を重ね、現状に悲観している。
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蝉
出典:『Wiktionary』 (2021/07/30 22:23 UTC 版)
発音(?)
派生語
- 蝉(せみ)─
- 蝉(せん、ぜん)─
- ─蝉(せみ、ぜみ)
- 秋蝉
- 秋の蝉
- 朝蝉
- 油蝉(アブラゼミ)
- 空蝉/虚蝉(うつせみ)4(=蝉の抜け殻)
- 馬蝉(ウマゼミ) :クマゼミの別名。
- 海蝉(ウミセミ)
- 蝦夷蝉(エゾゼミ)
- 唖蝉
- かなかな蝉/カナカナ蝉(かなかなぜみ)(カナカナゼミ) :ヒグラシの別名。
- 川蝉(カワセミ)
- 寒蝉
- 草蝉(クサゼミ)
- 熊蝉(クマゼミ)
- 黒岩蝉(クロイワゼミ)
- 周期蝉(シュウキゼミ)
- 十三年蝉/13年蝉(じゅうさんねんぜみ)(ジュウサンネンゼミ) :シュウキゼミの一分類群。
- 十七年蝉/17年蝉(じゅうしちねんぜみ)(ジュウシチネンゼミ) :シュウキゼミの一分類群。
- 素数蝉(ソスウゼミ) :シュウキゼミの別名。
- ちっち蝉/チッチ蝉(ちっちぜみ)(チッチゼミ)
- 角蝉(ツノゼミ)
- 端黒蝉/妻黒蝉(つまぐろぜみ)(ツマグロゼミ)
- 帝王蝉(テイオウゼミ) :cf. w:en.
- 夏蝉
- 蚱蝉(なわせみ、なわせび)
- にいにい蝉/ニイニイ蝉(にいにいぜみ)(ニイニイゼミ)
- 残る蝉
- 初蝉
- 春蝉(ハルゼミ)
- 春の蝉
- 冬蝉
- 冬の蝉
- 法師蝉(ホウシゼミ) :ツクツクボウシの別名。
- 松蝉(マツゼミ) :ハルゼミの別名。
- 深山蝉(ミヤマゼミ) :エゾゼミの別名。
- みんみん蝉/ミンミン蝉(みんみんぜみ)(ミンミンゼミ)
- 麦蝉
- 山蝉(ヤマセミ)
- 夕蝉
- 夜蝉
- ─蝉(せん、ぜん)
成句
蟬
蝉
蟬
「蝉」の例文・使い方・用例・文例
- 強い日差しの中でもう蝉が鳴いていました
- 今朝は蝉が鳴いていません。
- ベランダで蝉が鳴いているのが聞こえた。
- 蝉の死骸が道ばたに落ちていまいました。
- 公園では毎日蝉が鳴いています。
- その時、私は蝉の羽化を見ることもできました。
- 私には蝉の鳴いているのが聞こえます。
- 家の中に一匹の蝉がいます。
- 蝉は人間より早く死にます。
- 蝉の羽化
- 「ここって・・・蝉の声が東京と違う」「あらまっ、よく気がついたこと。貴女、良い音感してるわよ」
- 蝉が鳴く
- 蝉の声
- 蝉の殻
- 大木に蝉
- 松の木に蝉
- 蝉の脱け殻
- 大木に蝉(に相当するは)
- >> 「蝉」を含む用語の索引
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