妖虫とは? わかりやすく解説

妖虫

作者江戸川乱歩

収載図書黒蜥蝪新装版
出版社角川書店
刊行年月1987.7
シリーズ名角川文庫

収載図書妖虫
出版社講談社
刊行年月1989.2
シリーズ名江戸川乱歩推理文庫

収載図書目羅博士の不思議な犯罪江戸川乱歩全集 第8巻
出版社光文社
刊行年月2004.6
シリーズ名光文社文庫

収載図書火星の運河
出版社角川書店
刊行年月2005.9
シリーズ名角川ホラー文庫

収載図書黒蜥蜴・妖虫 覆刻
出版社沖積舎
刊行年月2008.6
シリーズ名江戸川乱歩全集


妖虫

作者デイヴィッドH.ケラー

収載図書千の脚を持つ男―怪物ホラー傑作選
出版社東京創元社
刊行年月2007.9
シリーズ名創元推理文庫


妖虫

作者阿刀田高

収載図書黒い回廊阿刀田高傑作短編集 ホラー
出版社集英社
刊行年月2008.1
シリーズ名集英社文庫


妖虫


妖虫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 16:04 UTC 版)

妖虫』(ようちゅう)は、江戸川乱歩作の長編スリラー探偵小説である。発表は1933年から1934年。本格的な謎解きよりも耽美・怪奇色が濃い。ここで言う「妖虫」は、昆虫ではなく赤いサソリ[1] の事である。


  1. ^ サソリは昆虫と同じ節足動物ではあるが、作品の冒頭で乱歩が解説しているように、クモの仲間である。
  2. ^ 唇の動きから他人の発する言葉を読み取る方法。殿村は、かつて耳と言葉が不自由な女の子を世話していて、その時にこの技術を習得したと言っている。
  3. ^ 『キング』1934年3月号では休載しており、結局34年10月号まで10回の連載となった(平井隆太郎・中島河太郎監修 『江戸川乱歩執筆年譜』 名張市立図書館 1998年)。なお、創元推理文庫『妖虫』に収められた江戸川乱歩の「自註自解」では、連載は33年12月号から34年11月号までと記されているが、創元推理文庫『妖虫』に復刻された連載当時の挿絵に、題字を含むものが10点である事や、前記『江戸川乱歩執筆年譜』の記述から、34年10月号で10回の連載が終了したと考えられる。
  4. ^ a b 当時は、法的には満年齢が採用されていたが、民間では数え年が用いられており、彼女の年齢がどちらかは作中に明記されていない。
  5. ^ 雑誌『宝石』を創刊し、編集長も勤めた。乱歩の一般向け作品の子供向けリライト(書き直し)も行なっている。
  6. ^ この関係で明智探偵が敵の術中にはまって落とし穴に落とされ、また不意を突かれて短刀で斬られたりするなど、乱歩本来の『少年探偵シリーズ』に描かれる超人的な名探偵の明智小五郎と齟齬を生じている。


「妖虫」の続きの解説一覧

妖虫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/25 07:09 UTC 版)

迷宮サーカス」の記事における「妖虫」の解説

世間では、体が変形していく妖虫病が流行っている。主人公学校同級生が妖虫病にかかって隔離され主人公もまた妖虫病にかかる。入院しているうちに、妖虫病が実は病ではなく人間の進化ということ分かる研究回されるのを厭った主人公入院していた同級生とともに空を舞う妖虫に最も近い場所-主人公ら隔離されていた施設屋上まで逃げた。そして彼女たち人間の殻を破り、妖虫の仲間入りをするのだった

※この「妖虫」の解説は、「迷宮サーカス」の解説の一部です。
「妖虫」を含む「迷宮サーカス」の記事については、「迷宮サーカス」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「妖虫」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「妖虫」の関連用語

妖虫のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



妖虫のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの妖虫 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの迷宮サーカス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS