阿刀田高とは? わかりやすく解説

あとうだ‐たかし〔アタウだ‐〕【阿刀田高】


阿刀田高(あとうだ・たかし)

1935年(昭10)、東京生まれ早稲田大学仏文科卒。
肺結核患ったため、体に無理のない職業として国会図書館司書となる。在職中に「ブラックユーモア入門」などを出版したあきたらず奇妙な味のあるショートショート発表するようになった
1976年(昭51)、「小説新潮」に「冷蔵庫より愛をこめて」を発表し第80回直木賞候補となる。
1978年(昭53)に「小説現代」に発表したサンジェルマン伯爵考」は日本文藝家協会の「現代小説'78」に収録される。
1978年(昭53)に「小説新潮秋季号」に発表した来訪者」で、1979年(昭54)、第32回日本推理作家協会賞短編部門受賞同時に日本推理作家協会の「推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1979年版」に収録される。
1979年(昭54)に「小説新潮」に発表した夢判断」は日本文藝家協会の「現代小説'79」に収録される。
1979年(昭54)に刊行した短編集ナポレオン狂」で第81回直木賞受賞同時に週刊文春」の79年傑作ミステリーベスト10」の9位に選ばれる
1980年(昭55)に「オール讀物」に発表したおんな」は日本推理作家協会の「推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1981年版」に収録される。
1980年(昭55)に「オール読物」に発表した「黒の匂い」は「壜詰の恋」と改題し日本文藝家協会の「ザエンターテインメント 1981」に収録される。
1981年(昭56)に「問題小説」に発表したマッチ箱人生」は日本推理作家協会の「推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1982年版」に収録される。
1981年(昭56)に「小説現代」に発表した夜間飛行」は日本文藝家協会の「ザエンターテインメント 1982」に収録される。
1982年(昭57)に「小説新潮」に発表した冥い道」は日本推理作家協会の「推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1983年版」に収録される。
1982年(昭57)に「小説宝石」に発表した影絵」は日本文藝家協会の「ザエンターテインメント 1983」に収録される。
1983年(昭58)に「オール讀物」に発表したありふれた誘拐」は日本推理作家協会の「推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1984年版」に収録される。
1983年(昭58)に「小説新潮」に発表した奇談パーティ」は日本文藝家協会の「ザエンターテインメント 1984」に収録される。
1984年(昭59)に「婦人公論」に発表した「蜜の花」は日本文藝家協会の「ザエンターテインメント 1985」に収録される。
1986年(昭61)に「オール読物」に発表した深夜劇場」は日本文藝家協会の「ベスト小説ランド 1987」に収録される。
1987年(昭62)に「小説新潮」に発表した「家」は日本文藝家協会の「現代小説 1988」に収録される。
1988年(昭63)に発表した膝頭」は日本文藝家協会の「現代小説 1989」に収録される。
1989年(平1)に「小説現代」に発表した独り者学校」は日本文藝家協会の「現代小説 1990」に収録される。
1990年(平2)に「オール讀物」に発表した姉弟」は日本文藝家協会の「現代小説 1991」に収録される。
1991年(平3)に「小説すばる」に発表した細長い窓」は日本推理作家協会の「推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1992年版」に収録される。
1991年(平3)に「小説現代」に発表した黒と白ブルース」は日本文藝家協会の「現代小説 1992」に収録される。
1992年(平4)に「小説宝石」に発表した「穴」日本文藝家協会の「現代小説 1993」に収録される。
1993年(平5)に日本推理作家協会理事長就任
1993年(平5)に「野性時代」に発表したモロッコ幻想」は日本文藝家協会の「現代小説 1994」に収録される。
1994年(平6)に「小説中公」に発表した「愛のすみか」は日本文藝家協会の「現代小説 1995」に収録される。
1994年(平6)に発表した新トロイア物語」で、1995年(平7)に第29回吉川英治文学賞受賞
1995年(平7)に「小説新潮」に発表した弁当箱の歌」は日本文藝家協会の「現代小説 1996」に収録される。
1996年(平8)に「小説現代」に発表した灰色花壇」は日本文藝家協会の「現代小説 1997」に収録される。
1998年(平10)に「小説すばる」に発表した「大心力」は日本文藝家協会の「現代小説 1999」に収録される。
1999年(平11)に「小説新潮」に発表したすきま風」は日本文藝家協会の「短篇ベストコレクション 現代小説2000」に収録される。
2002年(平14)に「小説新潮」に発表した海の中道」は日本文藝家協会の「短篇ベストコレクション 現代小説2002」に収録される。
2004年(平16)に「オール読物」に発表したのあと」は日本文藝家協会の「短篇ベストコレクション 現代小説2005」に収録される。



阿刀田高

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/05/26 15:39 UTC 版)

阿刀田 高
(あとうだ たかし)
文化功労者顕彰に際して
公表された肖像写真
ペンネーム 阿刀田 高 あとうだ たかし
生誕 阿刀田 高 あとうだ たかし
(1935-01-13) 1935年1月13日(91歳)
日本
東京府
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本
最終学歴 早稲田大学第一文学部フランス文学科
ジャンル 推理小説
奇妙な味
ショートショート
代表作 『冷蔵庫より愛をこめて』(1978年)
『ナポレオン狂』(1979年)
『ギリシア神話を知っていますか』(1981年)
『新トロイア物語』(1994年)
『獅子王アレクサンドロス』(1997年)
主な受賞歴 日本推理作家協会賞(1979年)
直木三十五賞(1979年)
吉川英治文学賞(1995年)
旭日中綬章(2009年)
文化功労者(2018年)
デビュー作 『ころし文句』(長崎寛との共著)
親族 阿刀田令造(伯父)
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(あとうだ たかし、1935年1月13日[1] -)は、日本小説家。「奇妙な味」の短編で知られる。1993年から1997年まで日本推理作家協会会長、2007年から2011年まで日本ペンクラブ会長を務めた。文化功労者山梨県立図書館名誉館長

国会図書館司書を経て、『冷蔵庫より愛をこめて』(1978年)で作家に。『ナポレオン狂』(1979年)で直木賞を受賞。ブラックユーモアミステリーを盛り込んだ短編の名手。ほかに『佐保姫伝説』(2009年)、『闇彦』(2010年)など。

経歴

東京生まれ。一人の兄と三人の姉の下で双子の兄として生まれるが、弟は1歳になる前に早世。両親は共に宮城県仙台市の出身だった[注釈 1]。父方の伯父の阿刀田令造は西洋史学者で第二高等学校第9代校長を務め、名校長と謳われた。令造の父の阿刀田義潮(よしとも)は宮城県名取郡下増田村(後の名取町・現:名取市)の初代村長だった。遠縁には岸信介佐藤栄作兄弟の実兄である佐藤市郎がいる。

本籍は東京・西荻窪。戦時中は父が経営していた鋳物工場があった長岡市疎開するが、その地で長岡空襲に遭う。戦後も中学校(長岡市立南中学校)卒業まで同地で過ごす。高校進学を期に上京し東京都立西高等学校に入学する。高校2年生の秋に、父を脳溢血で亡くし、貧しい母子家庭で苦労して育つ。少年時代から科学が好きで、海軍技師、医師、薬剤師と変化しつつも理系の職業を志望しており、エンジニアであった父も理系への進学を強く望んでいたが、高校在学中にフランス文学に興味を持つ。父の死により進路に迷いが生じ、大学入試では文系と理系両方の学部を受験するも、合格したのは文系だけであった。

1954年、早稲田大学第一文学部文学科仏文学専修に進学する[1]早稲田大学に入学した当時は新聞記者を志望し、もっぱら奨学金と家庭教師のアルバイトで自活していた。

1955年に結核を病んで休学し[注釈 2]、16か月間の療養生活を送る[1][注釈 3]。このため志望変更を余儀なくされ、1960年に大学を卒業した後、文部省図書館職員養成所に入所する[1]。1961年から国立国会図書館司書として勤務する[1]

このころ、恩師が出版した日本語関係の小冊子に、古今東西の殺し文句に関する随筆を発表したところ、思いがけず『朝日新聞』の文化欄に取り上げられて喜ぶ。1964年9月、池田書店からの依頼で『ころし文句』(長崎寛との共著)を上梓する。引き続き、池田書店から『笑いのころし文句』『ユーモア一日一言』などの随筆集を刊行する。1969年、著書『ブラックユーモア入門』(KKベストセラーズ)がベストセラーとなったことに勇気を得て、1972年に退職し、筆一本の生活に入る。コント翻訳、広告文案などを手がける。

1978年、短編集『冷蔵庫より愛をこめて』が直木賞候補となる。1979年、短編『来訪者』で第32回日本推理作家協会賞を受賞、また短編集『ナポレオン狂』で第81回直木賞を受賞する[1]

1993年から1997年にかけて日本推理作家協会理事長を務める[1]

1995年、『新トロイア物語』で第29回吉川英治文学賞を受賞する[1]

1995年7月から2014年1月まで、直木賞の選考員を務めた[2]

2003年、紫綬褒章を受章する[1]。2005年から2007年まで文部科学省設置の文化審議会会長を務める[1]

2007年から2011年まで日本ペンクラブ会長を務める[3]

2009年に旭日中綬章を受章する[1]

2012年4月には山梨県立図書館の館長に就任した[4]。2018年4月からは金田一秀穂が新館長となり、阿刀田は名誉館長となることが発表された[5]

2018年に文化功労者に選出された[6]

現在(2023年時点)は、新田次郎文学賞小説すばる新人賞の選考委員を務めている[2]

作品

ミステリーブラックユーモア分野でのショートショートエロスが盛り込まれた短編が多く、今日までに書いた短編の数は800にもおよぶ。ショートショートに関しては、「星新一ショートショートコンテスト」の審査員を引き継ぐなど、星新一死後の第一人者的存在である。

『ギリシア神話を知っていますか』など、世界各国の古典を軽妙に読み解いた随筆でも知られる。世界の宗教ダイジェスト本『旧約聖書を知っていますか』『新約聖書を知っていますか』『コーランを知っていますか』の三部作を出版している。

人物

  • 出生時は双子であった。最初に出生した子を弟にするか兄にするかで議論があったが、「最初に生まれた方が兄だ」という父親の判断で、兄につけられる予定だった「高」に命名される。なお、弟は早世した。本人は「名前のおかげで長生きできたのかもしれない」とエッセイで書いている。
  • 姉を肺結核で亡くしている。
  • 西高校時代は文芸部に所属し、黒井千次と知己になる。清水幾太郎の娘が西高校の同窓で、高校によく清水が講演にきていた。
  • 文部科学省設置の文化審議会の会長を務める。1993年から1997年にかけて日本推理作家協会理事長も務めた。1995年からは直木賞選考委員も務める。
  • 阪神タイガースのファンであり、テレビ番組において、「1973年10月10日に行われた阪神-巨人戦(後楽園球場)が行われた当日、病気のため入院し、病室にてラジオ実況中継を聞いていた時のこと。2回までに阪神が7-0で先行、先発投手江夏ということで、9年ぶりの優勝と巨人の9連覇阻止を確信し、安心したのかいつのまにか眠ってしまった。起きてみると7点差を巨人に逆転されており、そのときの精神状態は寝起きのせいもあって、夢かうつつか幻かの混沌状態になって非常に混乱した」などと述懐していた[注釈 4]
  • 長男は電通、次男は日本経済新聞社に勤務している。
  • 大阪府教育基本条例案に対しては、反対の意向を表明している[7]

受賞・栄典

1979年
短編『来訪者』で第32回日本推理作家協会賞
短編集『ナポレオン狂』で第81回直木賞
1995年
『新トロイア物語』で第29回吉川英治文学賞
2003年
紫綬褒章
2009年
旭日中綬章[8]
2018年
文化功労者[9]

社会的活動

著書

実用書

ショートショート・小説

エッセイ・対談

古典もの

アンソロジー

  • 『日本の名随筆 28』作品社 1985年2月 ISBN 4-87893-928-1 エッセイ「痛み」を収録。
  • 『日本の名随筆 48』作品社 1986年10月 ISBN 4-87893-948-6 エッセイ「匂いのアラベスク」を収録。
  • 『日本の名随筆 50』作品社 1986年12月 ISBN 4-87893-950-8 エッセイ「歌の文句」を収録。
  • 『日本の名随筆 56』作品社 1987年6月 ISBN 4-87893-956-7 エッセイ「遭難」を収録。
  • 『日本の名随筆 59』作品社 1987年9月 ISBN 4-87893-959-1 エッセイ「屋台の味」を収録。
  • 『日本の名随筆 別巻44 記憶』作品社 1994年10月 ISBN 4-87893-864-1 エッセイ「一枚の写真」を収録。
  • 『私の父、私の母』中央公論社 1994年10月 ISBN 4-12-002364-8 エッセイ「うろたえた父」を収録。
  • 『日本の名随筆 別巻54 悪口』1995年8月 ISBN 4-87893-874-9 エッセイ「悪意あり」を収録。
  • 『平成版・学問のすすめ 新鮮な驚きと出会う知の方法』広済堂出版 1995年8月 ISBN 4-331-50493-X エッセイ「歴史に学ぶ」を収録。
  • 『日本の名随筆 別巻56 賭事』作品社 1995年10月 ISBN 4-87893-876-5 エッセイ「色川武大さんのこと」を収録。
  • 『死体を語ろう』時事通信社 1997年5月 ISBN 4-7887-9722-4 / 角川文庫 1999年11月 ISBN 4-04-340003-9 対談「死体が語る事実と推理」を収録。
  • 『日本の名随筆 別巻77 嫉妬』作品社 1997年7月 ISBN 4-87893-657-6 エッセイ「妬く」を収録。
  • 『日本の名随筆 別巻79 会話』作品社 1997年9月 ISBN 4-87893-659-2 エッセイ「夫婦の会話」を収録。
  • 『世界文学のすすめ』岩波書店 1997年10月 ISBN 4-00-350016-4 エッセイアンソロジー。
  • 『本の置き場所』小学館 1997年12月 ISBN 4-09-840052-9 エッセイ「読み返しの効用」を収録。
  • 『街物語』朝日新聞社 2000年9月 ISBN 4-02-257462-3 エッセイ「銀座」を収録。
  • 『文学夜話 作家が語る作家』講談社 2000年11月 ISBN 4-06-210386-9 エッセイ「中島敦・奇妙な味の短篇」を収録。
  • 『あんな作家、こんな作家、どんな作家』講談社 1992年9月 ISBN 4-06-205744-1 / 講談社文庫 2001年3月 ISBN 4-06-273096-0 / ちくま文庫 2014年9月 ISBN 978-4-480-43202-5 エッセイ「本棚と女房と子供」を収録。
  • 『青春の道標』日経ビジネス人文庫 2001年4月 ISBN 4-532-19057-6 エッセイ「小説の原点」を収録。
  • 『母のキャラメル』文藝春秋 2001年7月 ISBN 4-16-357610-X / 文春文庫 2004年7月 ISBN 4-16-743419-9 エッセイ「自分のついての情報」を収録。
  • 『銀座の世紀』ぎょうせい 2001年9月 ISBN 4-324-06567-5 エッセイアンソロジー。
  • 『日本語文章がわかる。』アエラムック 2002年12月 ISBN 4-02-274135-X エッセイ「短篇小説・見方の新しさ、捕らえ方の珍しさ」を収録。
  • 『文壇バー 君の名は「数寄屋橋」』財界研究所 2005年2月 ISBN 4-87932-046-3 エッセイ「狐型の客として」を収録。
  • 『子どもたちの8月15日』岩波新書 2005年7月 ISBN 4-00-430956-5 エッセイ「ぼんやりと考えたこと」を収録。
  • 『読みたい、読めない、「読む」の壁』ゆまに書房 2005年12月 ISBN 4-8433-2061-7 エッセイ「まず読むことから」を収録。
  • 『集り散じて』たる出版 2006年3月 ISBN 4-924713-82-1 エッセイ「酒との長いつきあい」を収録。
  • 『作家24人の名作鑑賞 私を変えたこの一冊』集英社文庫 2007年6月 ISBN 978-4-08-746171-8 エッセイ「『ふしぎの国のアリス』キャロル」を収録。
  • 『本からはじまる物語』メディアパル 2007年12月 ISBN 978-4-89610-090-7 / 角川文庫 2022年3月 ISBN 978-4-04-112250-1 エッセイ「本屋の魔法使い」を収録。
  • 『年齢は財産』光文社 2008年11月 ISBN 978-4-334-97551-7 エッセイ「過去の多さは作家の財産」を収録。
  • 『愛煙家通信 No.1』ワック 2010年3月 ISBN 978-4-89831-143-1 エッセイ「庶民の文化どう残す」を収録。
  • 『ミステリーの書き方』幻冬舎 2010年11月 ISBN 978-4-344-01915-7 / 幻冬舎文庫 2015年10月 ISBN 978-4-344-42401-2 エッセイ「アイデア発見のための四つの入り口」を収録。
  • 『こころ揺さぶる、あのひと言』岩波書店 2012年2月 ISBN 978-4-00-022918-0 エッセイ「“ねば・べき”をやめたの」を収録。
  • 『いまこそ私は原発に反対します。』日本ペンクラブ編、平凡社 2012年3月 ISBN 978-4-582-70510-2 エッセイ「笛吹峠の鈴の音」を収録。
  • 『寄り添う 銀座「クラブ麻衣子」四十年の証』講談社ビジネスパートナーズ 2012年12月 ISBN 978-4-87601-987-8 / 講談社エディトリアル 2017年8月 ISBN 978-4-907514-89-1 エッセイ「勝手な想像を楽しむ」を収録。
  • 『ことばの魔術師井上ひさし』岩波書店 2013年4月 ISBN 978-4-00-022924-1 エッセイ「小説の書き手として、読み手として」を収録。
  • 『忘れられない一冊』朝日文庫 2013年9月 ISBN 978-4-02-261758-3 エッセイ「ありがとう ただひたすらおもしろい本」を収録。
  • 『HUMAN vol.07 知の森へのいざない』平凡社 2014年12月 ISBN 978-4-582-21237-2 対談:阿辻哲次「漢字はおもしろい」
  • 『50代から人生を楽しむ人、後悔する人』PHP研究所 2015年5月 ISBN 978-4-569-82297-6 エッセイ「悼む心を忘れない」を収録。
  • 『まるまる、フルーツ』河出書房新社 2016年8月 ISBN 978-4-309-02495-0 エッセイ「ラ・フランスを語る」を収録。
  • 『うっとり、チョコレート』河出書房新社 2017年1月 ISBN 978-4-309-02537-7 エッセイ「チョコレート慕情」を収録。
  • 『わたしの「もったいない語」辞典』中公文庫 2018年1月 ISBN 978-4-12-206522-2 エッセイ「『鳴かぬなら…』……嘘もおもしろい」
  • 『憲法についていま私が考えること』KADOKAWA 2018年9月 ISBN 978-4-04-400397-5 エッセイ「文学的、あまりに文学的な」を収録。
  • 『タイトル読本』左右社 2019年9月 ISBN 978-4-86528-245-0 エッセイ「小説の題名」を収録。
  • 『おいしいアンソロジー 喫茶店 少しだけ、私だけの時間』だいわ文庫 2024年5月 ISBN 978-4-479-32091-3 エッセイ「コーヒーとの長いつきあい」を収録。
  • 『アンソロジーたまご』主婦と生活社 2025年3月 ISBN 978-4-391-16367-4 エッセイ「卵物語」を収録。

その他

  • 『NHK文化講演会 9』日本放送出版協会 1983年12月 ISBN 4-14-008341-7 「言葉をあやつる技術」を収録。
  • 『二十一世紀に希望を持つための読書案内』ちくまプリマーブックス 2000年12月 ISBN 4-480-04241-5 「やめられない本…この快楽は蜜の味(楽しくなければ読書じゃない」を収録。
  • 『本のアクセシビリティを考える 著作権・出版権・読書権の調和をめざして』読書工房 2004年4月 ISBN 4-902666-00-6 「著作者の立場から障害者の出版物へのアクセスを考える」を収録。
  • 『文豪ナビ芥川龍之介』新潮文庫 2004年11月 ISBN 4-10-102500-2 「ここから入ろう 短編小説の典型」を収録。
  • 『逸格の系譜 愚の行方』現代企画室 2007年7月 ISBN 978-4-7738-0706-6 「小川未明への旅」を収録。
  • 『日本ペンクラブ名スピーチ集』創美社 2007年11月 ISBN 978-4-420-31024-6 「小説グリコ」を収録。
  • 『よくわかる新田次郎 山を描ききった作家の肖像』山と溪谷社 2012年7月 ISBN 978-4-635-34030-4 「ヘンテコな敬慕」を収録。
  • 『幻想文学講義 「幻想文学」インタビュー集成』国書刊行会 2012年8月 ISBN 978-4-336-05520-0 「聞書・恐怖ミステリー」を収録。
  • 『古事記と小泉八雲』かまくら春秋社 2013年3月 ISBN 978-4-7740-0591-1 「日本神話とギリシア神話」を収録。
  • 『私だけのふるさと 作家たちの原風景』岩波書店 2013年3月 ISBN 978-4-00-025890-6 「阿刀田高(新潟県長岡市)」を収録。
  • 『わたしの平和と戦争 永遠平和のためのメッセージ』集英社 2016年6月 ISBN 978-4-08-771640-5 「政治家の言葉が貧しくなった」を収録。

翻訳

オーディオブック

メディアミックス

テレビドラマ化作品

朗読番組

出演

映画

  • 疎開した40万冊の図書(2013年、文化を守る映画製作委員会)[17]

脚注

注釈

  1. 阿刀田という珍しい苗字は日本全国に10世帯あるのみである。仙台に多く、祖先は阿刀寺という寺を営んでいたが、加藤田という苗字の相手と結婚したことから、両方の文字を混ぜて阿刀田という苗字になったという(『オール讀物』1986年10月号における阿刀田の発言)。
  2. ただし阿刀田自身は「僕も実を言うと、中退してるんです。大学二年の頃、結核になってね。休学するつもりだったんだけど、事務局の人に、『一年以上も休むんなら、中退した方がいいよ』って言われてね。ちゃんと手続きをとれば無試験で復学できるんですね。その間の授業料も納める必要ないし。だから、二年間療養して、ちゃんと復学できました」と語っている(阿刀田高会見)。
  3. この時期に多数の短篇小説を読んだことが、後年、小説を書く上で大きな力を与えてくれたという。
  4. 阿刀田が述べているのは実際には10月11日の試合と思われる(10月10日の試合は田淵幸一の逆転満塁本塁打により阪神勝利)。この試合は10-10で引き分けとなったが、最終的に阪神は「残り2試合で優勝マジック1」の状態から連敗、最終戦となった巨人戦で巨人の逆転優勝(V9)を許す結果に終わった。

出典

  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 阿刀田高氏 顕彰状”. 早稲田大学 (2011年4月1日). 2023年12月19日閲覧。
  2. 1 2 阿刀田高|選考委員”. 文学賞の世界. 2023年12月19日閲覧。
  3. 日本ペンクラブ 小史”. 日本ペンクラブ. 2023年12月19日閲覧。
  4. 平成24年度・イベントの記録 - 阿刀田名誉館長の部屋”. 山梨県立図書館. 2023年12月19日閲覧。
  5. 山梨県立図書館 館長に金田一氏 阿刀田氏は名誉館長に”. 日本経済新聞 (2018年3月14日). 2023年12月19日閲覧。
  6. 阿刀田高 | 著者プロフィール”. 新潮社. 2023年12月19日閲覧。
  7. 大阪府教育基本条例案に反対します/浅田次郎さん・杉良太郎さん・竹下景子さんら 学者文化人 立場超えアピール”. www.jcp.or.jp. 2025年11月23日閲覧。
  8. もったいなくない マータイさん旭日大綬章 春の叙勲”. 朝日新聞デジタル (2009年4月29日). 2023年4月8日閲覧。
  9. 平成30年度 文化功労者”. 文部科学省 (2018年11月3日). 2018年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月27日閲覧。
  10. 役員一覧”. 日本点字図書館 (2023年7月1日). 2023年12月19日閲覧。
  11. 現代恐怖サスペンス”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2026年5月14日閲覧。
  12. 現代恐怖サスペンス”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2026年5月14日閲覧。
  13. 現代神秘サスペンス”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2026年5月14日閲覧。
  14. 不思議サスペンス”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2026年5月14日閲覧。
  15. 斉藤由貴が読む、阿刀田高『花あらし』第1回”. NHK. 朗読. 日本放送協会. 2026年3月28日閲覧。
  16. 斉藤由貴が読む、阿刀田高『花あらし』最終回”. NHK. 朗読. 日本放送協会. 2026年3月28日閲覧。
  17. 疎開した40万冊の図書”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2026年5月14日閲覧。

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