幻冬舎文庫とは? わかりやすく解説

幻冬舎文庫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/17 22:13 UTC 版)

幻冬舎文庫(げんとうしゃぶんこ、: Gentosha Bunko)は、株式会社幻冬舎が発行している文庫レーベル。1997年(平成9年)4月10日に創刊された[1]。サブレーベルとして、幻冬舎アウトロー文庫や幻冬舎時代小説文庫や幻冬舎よしもと文庫がある。

概要

一挙に文庫本62点・350万部を同時刊行し[1]、センセーショナルに創刊。この点数は前代未聞だった。横幅寸法を通常の文庫本より5mm小さくし、また独自の用紙を用い、活字のポイントを上げる(「5ミリ小さい、目にやさしい」)など、注目を集める要素をそろえた[2][3]。創刊時のポスターやしおりには、幻冬舎代表取締役社長見城徹の言葉「新しく出ていく者が 無謀をやらなくて 一体何が変わるだろうか?」が入っていた。また創刊時の新聞広告には、荒海とその中を行く船のイラストレーションが入っていた[4][2]

2007年8月、幻冬舎文庫10周年記念イベント「心を運ぶ名作1500」が開催された[5]

2009年3月15日、吉本興業とタッグを組んだ幻冬舎よしもと文庫が創刊された[6]

2013年、幻冬舎創立20周年企画として、全国の読者が今一番面白い幻冬舎文庫を選ぶ企画「みんなの幻冬舎文庫」が開催された。第1位の作品には有川浩『植物図鑑』に決定した[7]

2015年、黒猫モンロヲが幻冬舎文庫のサポーターキャラクターとなる[8][9]

毎年、夏にフェア「幻冬舎文庫 心を運ぶ名作100。」を開催している。

創刊時ラインナップ

脚注

出典

  1. ^ a b 企業情報(沿革) | 株式会社 幻冬舎
  2. ^ a b ニューズレター:2001/08:リンククラブ探検隊 - LINKCLUB リンククラブ
  3. ^ 三谷幸喜と私は“ふたりっ子” 幻冬舎文庫創刊!
  4. ^ 企業情報(社長メッセージ(闘争宣言)) | 株式会社 幻冬舎
  5. ^ 幻冬舎文庫10周年記念イベント「心を運ぶ名作1500」 | 青山ブックセンター
  6. ^ 幻冬舎:2009年3月 第16期 決算説明会
  7. ^ 全国の読者が“今一番オモシロイ「幻冬舎文庫」”を選んだ! 一番に輝いた ...
  8. ^ 『黒猫モンロヲ』オフィシャルWebサイト | ヨッピーと黒猫モンロヲの生活を描いたコミックエッセイ
  9. ^ モンロヲに衝撃が!<読んだら1秒で虜になっちゃう!"かわいすぎる黒いヤツ"のコミックエッセイ『黒猫モンロヲ』>ヨシヤス - 幻冬舎plus

関連項目

外部リンク


幻冬舎文庫

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おとり捜査官」の記事における「幻冬舎文庫」の解説

女囮捜査官 1 触覚五感推理シリーズ1) (1998年2月ISBN 4-87728-570-9 女囮捜査官 2 視覚五感推理シリーズ2) (1998年6月ISBN 4-87728-610-1 女囮捜査官 3 聴覚五感推理シリーズ3) (1998年10月ISBN 4-87728-662-4 女囮捜査官 4 嗅覚五感推理シリーズ4) (1999年2月ISBN 4-87728-699-3 女囮捜査官 5 味覚五感推理シリーズ5) (1999年6月ISBN 4-87728-749-3 表紙のみ「五感推理シリーズ」の後に巻数記されているが、奥付背表紙・扉などでは「五感推理シリーズ」の表記はなくサブタイトル前に巻数記されている。

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