ながい‐さやこ〔ながゐ‐〕【永井紗耶子】
永井紗耶子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/05/19 16:13 UTC 版)
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| 生誕 | 1977年(48 - 49歳)[1] |
| 職業 | 小説家 |
| 言語 | 日本語 |
| 国籍 | |
| 教育 | 学士(人間関係学)(慶應義塾大学) 修士(文学)(佛教大学) |
| 最終学歴 | 佛教大学大学院文学研究科仏教文化専攻修士課程修了 |
| 活動期間 | 2010年 - |
| ジャンル | 歴史小説、時代小説[1] |
| 代表作 | 『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』(2020年) 『木挽町のあだ討ち』(2023年) |
| 主な受賞歴 | 小学館文庫小説賞(2010年) 細谷正充賞(2020年) 本屋が選ぶ時代小説大賞(2020年) 新田次郎文学賞(2021年) 山本周五郎賞(2023年) 直木三十五賞(2023年) |
| デビュー作 | 『恋の手本となりにけり』 |
略歴
静岡県島田市で生まれ、神奈川県横浜市で育つ[3]。一人っ子[4]。白百合学園中学校・高等学校を経て[5]、2000年3月に慶應義塾大学文学部を卒業[6]。ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記は同じ慶應義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻の小林ポオルゼミの一学年上の先輩であり30年近い交流がある。大学卒業後、『産経新聞』(産業経済新聞社)の記者を経てフリーランスのライターとなり[1]、新聞や雑誌などで記事を執筆する[7]。
ビジネス雑誌で、老舗企業からベンチャー企業まで多くの経営者へのインタビュー取材を行う[2]。佛教大学の大学院で仏教文化の修士号も取得している[8]。
2010年、時代ミステリー小説『絡繰り心中』で「第11回小学館文庫小説賞」を受賞、同作を『恋の手本となりにけり』と改題して刊行し、小説家デビューを果たす[6]。授賞式では、小学校の卒業文集で「将来の夢は作家」と記したと明かし、「ずっと小説を書いていきたいと思っていた。これからも書き続けていきたい」との旨を語った[9]。
受賞歴
太字は受賞
ミステリ・ランキング
- 週刊文春ミステリーベスト10
- 2023年 - 『木挽町のあだ討ち』8位
- このミステリーがすごい!
- 2024年 - 『木挽町のあだ討ち』6位
- ミステリが読みたい!
- 2024年 - 『木挽町のあだ討ち』4位
作品リスト
単行本
単著
- 『恋の手本となりにけり』小学館、2010年10月。ISBN 978-4-09-386287-5。
- 【改題/文庫版】『部屋住み遠山金四郎 絡繰り心中』小学館〈小学館文庫〉、2014年3月。 ISBN 978-4-09-406033-1。
- 【新装版】『絡繰り心中』小学館〈小学館文庫〉、2023年12月。 ISBN 978-4-09-407315-7。
- 『旅立ち寿ぎ申し候』小学館、2012年3月。
ISBN 978-4-09-386327-8。
- 【改題/文庫版】『福を届けよ 日本橋紙問屋商い心得』小学館〈小学館文庫〉、2016年3月。 ISBN 978-4-09-406274-8。
- 【新装版】『旅立ち寿ぎ申し候』小学館〈小学館文庫〉、2025年2月。 ISBN 978-4-09-407431-4。
- 『帝都東京華族少女』幻冬舎〈幻冬舎文庫〉、2014年2月。
ISBN 978-4-344-42154-7。
- 【改題/文庫版】『華に影 令嬢は帝都に謎を追う』双葉社〈双葉文庫〉、2021年11月。 ISBN 978-4-575-52521-2。
- 『広岡浅子という生き方』洋泉社、2015年10月。 ISBN 978-4-8003-0752-1。
- 『横濱王』小学館、2015年8月。
ISBN 978-4-09-386418-3。
- 【文庫版】『横濱王』小学館〈小学館文庫〉、2018年9月。 ISBN 978-4-09-406557-2。
- 『大奥づとめ』新潮社、2018年7月。
ISBN 978-4-10-352021-4。
- 【文庫版】『大奥づとめ よろずおつとめ申し候』新潮社〈新潮文庫〉、2021年4月。 ISBN 978-4-10-102881-1。
- 『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』新潮社、2020年6月。
ISBN 978-4-10-352022-1。
- 【文庫版】『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』新潮社〈新潮文庫〉、2022年9月。 ISBN 978-4-10-102882-8。
- 『女人入眼』中央公論新社、2022年4月。
ISBN 978-4-12-005522-5。
- 【文庫版】『女人入眼』中央公論新社〈中公文庫〉、2025年4月。 ISBN 978-4-12-207645-7。
- 『木挽町のあだ討ち』新潮社、2023年1月。
ISBN 978-4-10-352023-8。
- 【文庫版】『木挽町のあだ討ち』新潮社〈新潮文庫〉、2025年9月。 ISBN 978-4-10-102883-5。
- 『とわの文様』角川文庫(書き下ろし)、2023年3月。 ISBN 978-4-04-111990-7。
- 『きらん風月』講談社、2024年1月。 ISBN 978-4-06-533819-3。
- 『秘仏の扉』文藝春秋、2025年1月。 ISBN 978-4-16-391931-7。
- 『青青といく』KADOKAWA、2026年2月。 ISBN 978-4-04-114867-9。
- 『めぐる糸 明治浪漫霊異譚』双葉社、2026年5月。 ISBN 978-4-57-524889-0。
共著
アンソロジー
「」内が永井の作品
- 『戦国の城 アンソロジーしずおか』静岡新聞社、2020年9月。 ISBN 978-4-7838-1121-3。「梅花の鏡」
- 『おつとめ 仕事 時代小説傑作選』PHP研究所〈PHP文芸文庫〉、2023年9月。 ISBN 978-4-56-990347-7。「ひのえうまの女」
- 『朝日文庫時代小説アンソロジー 母ごころ』朝日新聞出版〈朝日文庫〉、2023年12月。 ISBN 978-4-02-265130-3。「母の顔」
- 細谷正充 編『いくつになっても 江戸の粋 時代小説アンソロジー』光文社〈光文社文庫〉、2024年2月。 ISBN 978-4-33-410216-6。「つはものの女」
- 日本文藝家協会 編『時代小説ザ・ベスト2024』集英社〈集英社文庫〉、2024年7月。 ISBN 978-4-08-744678-4。「賭けの行方 神君伊賀越え」
- 細谷正充 編『東海道綺譚 時代小説傑作選』筑摩書房〈ちくま文庫〉、2025年5月。 ISBN 978-4-480-44034-1。「精進池」
雑誌掲載作品
- 「ちょぼくれの女」(『小説新潮』2017年10月号)
- 「ねこめでる女」(『小説新潮』2018年4月号)
- 「木戸芸者かく語る 木挽町のあだ討ち」(『小説新潮』2019年10月号)
- 「立師かく語る 木挽町のあだ討ち」(『小説新潮』2020年4月号)
- 「女形かく語る 木挽町のあだ討ち」(『小説新潮』2020年7月号)
- 「小道具夫婦かく語る 木挽町のあだ討ち」(『小説新潮』2020年10月号)
新聞小説
映像化作品
映画
ゲスト出演
脚注
出典
- 1 2 3 4 5 6 類, 海老沢 (2022年12月26日). “「東西」結んだ江戸の自由人・鬼卵 作家・永井紗耶子さんの小説「きらん風月」1月8日連載開始”. 産経ニュース. 2023年7月19日閲覧。
- 1 2 旅立ち寿ぎ申し候 / 永井 紗耶子【著】 紀伊國屋書店ウェブストア(2023年1月1日閲覧)
- ↑ 静岡新聞社. “山本周五郎賞に永井紗耶子さん(島田市出身) 三島賞は朝比奈秋さん|あなたの静岡新聞”. www.at-s.com. 2023年6月16日閲覧。
- ↑ “永井紗耶子さんの読んできた本たち 中学で歴史にハマり、高校時代は執筆に夢中で成績が…(前編)”. 好書好日. 2023年7月19日閲覧。
- ↑ “永井紗耶子(高48回)”. 白百合学園同窓会. 2023年6月16日閲覧。
- 1 2 3 絡繰り心中 部屋住み遠山金四郎/永井紗耶子/著 本・コミック オンライン書店e-hon(2023年1月1日閲覧)
- ↑ “永井 紗耶子さん | 8月に原三溪を描いた小説『横濱王』を上梓した | 中区・西区”. タウンニュース (2015年9月3日). 2023年7月19日閲覧。
- ↑ 恋の手本となりにけり - 永井紗耶子 - 4093862877 : 本 楽天ブックス(2023年1月1日閲覧)
- ↑ 「文庫小説賞受賞の永井紗耶子さん、小学校時代からの夢かなう」日テレNEWS24(2010年5月14日)2023年1月1日閲覧
- ↑ “第40回新田次郎賞に永井紗耶子さんの「商う狼」”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2021年4月14日) 2021年4月15日閲覧。
- ↑ “第36回 山本周五郎賞”. 新潮社 (2023年5月16日). 2023年5月16日閲覧。
- ↑ 「文春オンライン」編集部. “第169回芥川賞は市川沙央さん(43)、直木賞は垣根涼介さん(57)と永井紗耶子さん(46)の受賞が決まる”. 文春オンライン. 2023年7月19日閲覧。
- ↑ “直木賞に永井紗耶子さんと垣根涼介さん 永井さんは本紙に小説連載、20日最終回”. 産経ニュース. 産経新聞 (2023年7月19日). 2026年5月20日閲覧。
- ↑ “柄本佑×渡辺謙が初共演、ミステリー時代劇「木挽町のあだ討ち」2月公開 監督は源孝志”. 映画ナタリー. ナターシャ (2025年9月9日). 2025年9月9日閲覧。
- ↑ “「先人たちの底力 知恵泉」子だくさん将軍・徳川家斉 長期政権の秘訣 Eテレで7月22日 「べらぼう」に続く庶民文化の時代 ”. 美術展ナビ (2025年7月20日). 2025年9月8日閲覧。
- ↑ “「先人たちの底力 知恵泉 外国大好き!島津重豪薩摩藩を一流にした秘訣」7月29日 Eテレ 「べらぼう」にも登場の“蘭癖大名”の凄さとは ”. 美術展ナビ (2025年7月29日). 2025年9月8日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 永井紗耶子 (@sayavivi) - X(旧Twitter)
- 永井紗耶子のページへのリンク