大学院
だいがく‐いん〔‐ヰン〕【大学院】
大学院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/11 06:34 UTC 版)
大学院(だいがくいん、英: Graduate school)とは、学問の理論と応用について研究する[1]とともに、主として学士の学位を取得した者を対象として教育を行い、上級学位(修士、専門職学位、博士)を付与する高等教育機関である[2][3]。国際標準教育分類(ISCED2011)ではレベル7と8に分類される[4]。「修士課程(博士前期課程)」「専門職学位課程」「博士課程(博士後期課程)」がある。大学院のうち、特に専門職学位の授与を目的とする大学院を専門職大学院という。
注釈
- ^ 医学を履修する博士課程、歯学を履修する博士課程、薬学を履修する博士課程(当該課程に係る研究科の基礎となる学部の修業年限が6年であるものに限る)または獣医学を履修する博士課程への入学については18年。
- ^ その修了者が当該外国において、16年の課程を修了したとされるものに限る。
- ^ その教育研究活動等の総合的な状況について、当該外国の政府または関係機関の認証を受けた者による評価を受けた者、またはこれに準ずる者として文部科学大臣が別に指定する者に限る。
- ^ 医学を履修する博士課程、歯学を履修する博士課程、薬学を履修する博士課程または獣医学を履修する博士課程への入学については5年。
- ^ 当該外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより、当該課程を修了することおよび当該外国の学校教育制度において位置づけられた教育施設であって、前号の指定を受けたものにおいて課程を修了することを含む。
- ^ 修業年限が4年以上であること、その他の大臣が定める基準を満たす者に限る。
- ^ 医学を履修する博士課程、歯学を履修する博士課程、薬学を履修する博士課程、または獣医学を履修する博士課程への入学については24歳。
- ^ 学則等では主に「博士前期課程」「博士後期課程」などと呼称。
- ^ 学則等では主に「一貫制博士課程」などと呼称。
- ^ 学則等では主に「後期3年博士課程」などと呼称。
- ^ 学則等では主に「4年制博士課程」などと呼称。
- ^ 専ら法曹の養成を行う課程。
- ^ 専ら小学校等教員の養成を行う課程。
- ^ これは、作曲作品や楽器の演奏が論文ではないためである。
出典
- ^ “3 大学院の目的・役割”. 文部科学省中央教育審議会 (2005年6月13日). 2022年9月5日閲覧。
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2012年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年9月23日閲覧。
- ^ http://wordnetweb.princeton.edu/perl/webwn?s=graduate%20school
- ^ OECD 2014, pp. 22–23.
- ^ “RU11とは”. 学術研究懇談会. 2016年11月21日閲覧。
- ^ (年齢,従業上の地位・雇用形態,所得,男女,教育別有業者数)
- ^ a b 『大学・高等教育の経営戦略』(日本教育経営学会) 69頁
- ^ 『現代大学の変革と政策: 歴史的・比較的考察』(喜多村和之 著) 87頁
- ^ 学校教育法(昭和二十二年三月二十九日法律第二十六号)文部科学省(2018年10月25日閲覧)。
- ^ a b 中央教育審議会 > 新時代の大学院教育-国際的に魅力ある大学院教育の構築に向けて-中間報告 > 新時代の大学院教育-国際的に魅力ある大学院教育の構築に向けて-附属資料 > 3.大学院の目的・役割文部科学省(2018年10月25日閲覧)。
- ^ “修士課程・博士課程(前期)の入学資格について:文部科学省”. www.mext.go.jp. 2022年1月29日閲覧。
- ^ “学校教育法 | e-Gov法令検索”. elaws.e-gov.go.jp. 2022年1月29日閲覧。
- ^ 大学院設置基準第3条第1項
- ^ 大学院設置基準第4条第1項
- ^ 専門職大学院設置基準第2条第1項
- ^ 学校教育法第104条第1項
- ^ 学校教育法第104条第2項
- ^ 学校教育法第99条第2項
- ^ 学校教育法第100条
- ^ 大学院設置基準第5条
- ^ 学校教育法第100条ただし書き
- ^ 研究大学強化促進事業
- ^ 学校教育法第85条
- ^ 学校教育法第103条
- ^ 大学院設置基準第2条
- ^ 大学院設置基準第3条第2項
- ^ 学校教育法第104条第3項
- ^ 大学院設置基準第4条第2項
- ^ 学校教育法第104条第3項
- ^ 大学院設置基準第4条第3項
- ^ 大学院設置基準第4条第4項
- ^ 大学院設置基準第4条第5項
- ^ 大学院設置基準第44条
- ^ 学校教育法第104条第3項
- ^ 学位規則第5条の2
- ^ 専門職大学院設置基準第2条第2項
- ^ 専門職大学院設置基準第18条第1項
- ^ 専門職大学院設置基準第18条第2項
- ^ 専門職大学院設置基準第26条第1項
- ^ 専門職大学院設置基準第26条第2項
- ^ 東京大学大学院学則第2条第2項および同条第3項
- ^ 平成30年度「卓越大学院プログラム」の選定結果文部科学省(2018年10月3日)2018年10月25日閲覧。
- ^ 「適性試験」という日本語訳については、以下の資料による。中央教育審議会 > 大学分科会 > 大学院部会 > 大学院部会(第55回)配付資料 > 資料6 Qualifying examsについてのコメント【菅委員提出資料】文部科学省(2018年10月25日閲覧)。
- ^ “このような分野では外国語は必修である。”. music.northwestern.edu. music.northwestern.edu. 2020年12月7日閲覧。
- ^ “かつてはDMだったが、いまはPh.D。”. books.google.com. books.google.com. 2020年12月7日閲覧。
大学院
出典:『Wiktionary』 (2021/06/20 05:44 UTC 版)
名詞
発音(?)
- だ↗いがく↘いん
翻訳
「大学院」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はコロンビア大学の大学院生です
- 法科大学院,ロースクール
- 経営学大学院,ビジネススクール
- 彼女は大学院で物理学を研究した
- 彼は大学院で鳥の生態を研究していた。
- 彼は法科大学院に入学した。
- 大学院ソフトウェア情報科学科
- 大学院に通う。
- 大学・大学院の休学手続きを行ってください。
- この大学院では認知心理学の研究も行われています。
- 確かに、他の大学院でも研究されています。
- 現在大学院に在籍しています。
- 彼は私に私の仕事について大学院生向けに講演するよう依頼した。
- 今日は大学院の試験だった。
- その大学院の受験を申し込みます。
- 大学院受験をします。
- 大学院の浪人生です。
- ヘルスサイエンスの大学院博士課程に通っています。
- あなたの研究室の大学院生を紹介してくれませんか?
- 彼女は社会福祉を学ぶためにその大学院に通った。
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