木挽町のあだ討ち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/10/06 13:23 UTC 版)
『木挽町のあだ討ち』（こびきちょうのあだうち）は、永井紗耶子の時代小説。2019年10月から2021年7月まで『小説新潮』に連載の後、2023年に新潮より単行本が刊行された。2026年に映画化が発表された。
あらすじ
ある雪の降る夜に木挽町の芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちが成し遂げられた。父親を殺めた下男を斬り、その血まみれの首を高くかかげた快挙は多くの人々から賞賛された。二年後、菊之助の縁者という侍が仇討ちの顛末について、人から人へと訪ね歩いてゆく。
受賞歴
- 週刊文春ミステリーベスト10
- 2023年 - 『木挽町のあだ討ち』8位
- このミステリーがすごい!
- 2024年 - 『木挽町のあだ討ち』6位
- ミステリが読みたい!
- 2024年 - 『木挽町のあだ討ち』4位
書誌情報
- 『木挽町のあだ討ち』新潮社、2023年1月。ISBN 978-4-10-352023-8。
映画
東映製作、源孝志監督、柄本佑主演で2026年2月27日に公開予定[3][4]。
脚注
出典
- ^ “第36回 山本周五郎賞”. 新潮社 (2023年5月16日). 2023年5月16日閲覧。
- ^ 「文春オンライン」編集部. “第169回芥川賞は市川沙央さん（43）、直木賞は垣根涼介さん（57）と永井紗耶子さん（46）の受賞が決まる”. 文春オンライン. 2023年7月19日閲覧。
- ^ “柄本佑×渡辺謙が初共演、ミステリー時代劇「木挽町のあだ討ち」2月公開 監督は源孝志”. 映画ナタリー. ナターシャ (2025年9月9日). 2025年10月6日閲覧。
- ^ “江戸と歌舞伎ミステリー「木挽町のあだ討ち」映画化 柄本佑主演、渡辺謙と初共演 監督は源孝志”. 映画.com (2025年9月9日). 2025年10月6日閲覧。
外部リンク
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第169回直木三十五賞
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