家族狩り
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『家族狩り』(かぞくがり)は、天童荒太が1995年に発表した長編小説。連続して起こる家族を狙った殺人事件をメインに、登場人物たちそれぞれの心の葛藤を描く。単行本版は激しい残虐描写に賛否を受けつつも、テーマと構成力を高く評価され第9回山本周五郎賞を受賞した[3]。のちに文庫化された際には大幅に改稿され、基本的な流れは同じだが、登場人物に関わる事柄の描写がかなり異なっている。
- ^ a b 山本周五郎賞選考に関する出典。「山本周五郎賞選考会全記録」『小説新潮』、新潮社、1996年7月、96-113頁。
- ^ 幻世の祈り-家族狩り 第一部-、新潮社、2014年5月25日閲覧。
- ^ 第九回山本周五郎賞、新潮社、2014年5月25日閲覧。
- ^ “ロックバンド・androp、松雪泰子主演ドラマ『家族狩り』の主題歌を書き下ろし!”. テレビドガッチ (2014年6月20日). 2014年6月21日閲覧。
- ^ 天童荒太(2004年1月)「あとがき」、天童荒太『新・家族狩り』特設サイト、2014年5月25日閲覧。
- ^ “山本周五郎賞-選評の概要”. 直木賞のすべて. 2014年7月21日閲覧。
- ^ a b スタッフインタビュー 02 プロデュース植田博樹さん、金曜ドラマ『家族狩り』公式サイト、TBSテレビ、2014年7月3日閲覧。
- ^ 現場レポート Vol.10制作発表が行われました!(2014年7月2日)、金曜ドラマ『家族狩り』公式サイト、TBSテレビ、2014年7月3日閲覧。
- ^ 松雪泰子:主演ドラマ「家族狩り」を原作者が大絶賛(2014年7月2日)、毎日新聞デジタル、2014年9月9日閲覧。
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