不登校とは? わかりやすく解説

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ふ‐とうこう〔‐トウカウ〕【不登校】


不登校(ふとうこう)

学校長期間にわたり欠席する状態にある児童・生徒

いじめ、体罰対人関係問題などさまざまな理由により、長期間学校行かない、または行きたくても行けないという状態である。病気経済的な理由学校を休む場合除外される

文部省は、毎年学校基本調査の中で不登校の統計取っている。この調査によると、不登校の割合年々増えつづけ、1999年度小中学生では合わせて130,208人の児童・生徒年間30日以上も欠席した不登校だった。

学校基本調査における不登校は、「何らかの心理的情緒的身体的、あるいは社会的要因背景により、登校しない、あるいはしたくともできない状況にある者」と定義されている。1998年度調査から、「学校嫌い」という名称を「不登校」に改めた

不登校になると、引きこもり社会適応性の面で問題になるとされ、スクールカウンセラー設置などの対策取られている。しかし、中学生では1学級1人の不登校生徒がいる計算となり、さらに統計グレーゾーン例え欠席理由病気として数えるなど)も含めて考えると、実態はより深刻である。

フリースクールなどの登場もあり、一律に義務化している学校教育あり方を見つめる一つ機会であると言える

(2000.08.06更新


不登校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/14 10:14 UTC 版)

不登校(ふとうこう)は、学校登校していない状態を指す。登校拒否(とうこうきょひ)とも言う。日本における「不登校」の語については、研究者、専門家、教育関係者らの間に全国的に統一した定義がなく多義的である。




「不登校」の続きの解説一覧

不登校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/24 14:50 UTC 版)

理由別長期欠席者数」の記事における「不登校」の解説

詳しくは、「不登校 (理由別長期欠席者数)」の項目を参照のこと。

※この「不登校」の解説は、「理由別長期欠席者数」の解説の一部です。
「不登校」を含む「理由別長期欠席者数」の記事については、「理由別長期欠席者数」の概要を参照ください。

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不登校

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 05:56 UTC 版)

名詞

(ふとうこう)

  1. 学校通っていないこと。
  2. 何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会要因背景により、児童生徒登校しないあるいはしたくともできない状況にあること (ただし、病気経済的な理由よるもの除く)。

「不登校」の例文・使い方・用例・文例

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