キズキ共育塾とは? わかりやすく解説

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キズキ共育塾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 10:26 UTC 版)

キズキ共育塾(きずききょういくじゅく)は、株式会社キズキの運営する日本の学習塾である。不登校や中退、発達障害、引きこもりなどの人々に対して学び直し支援を提供している[1][2]

基本情報

  • 名称 = キズキ共育塾
  • 設立 = 2010年
  • 種類 = 個別指導塾(民間教育支援組織)
  • 本部 = 東京都渋谷区代々木
  • 創設者 = 安田祐輔
  • 代表者 = 安田祐輔(代表取締役社長)
  • 活動地域 = 日本全国(校舎16+オンライン)
  • 目的 = 不登校・中退・発達障害など多様な背景のある方々の学び直し支援
  • 親組織 = 株式会社キズキ
  • ウェブサイト = kizuki.or.jp

概要

創業者の安田祐輔は発達障害(ASD/ADHD)によるいじめや家庭の崩壊など、困難な少年時代を過ごした。高校時代には偏差値30台からの学び直しを経て、20歳で国際基督教大学(ICU)教養学部国際関係学科に入学。卒業後は総合商社に入社するも、うつ病を発症し退職。その後、引きこもり生活を経験した。2011年、自身の経験をもとに、同様の困難を抱える若者を支援するため、「キズキ共育塾」を開塾。開塾当初はNPO法人キズキが、2015年からは株式会社キズキが運営を行っている[3]。完全1対1の個別指導によって、不登校・中退・発達障害などの当事者を対象に、学び直しや進学支援を行っている[4]

沿革

  • 2010年 - 代表安田が、横浜市/内閣府からの創業支援によって[要出典]、不登校・ひきこもりの若者支援(キズキ共育塾)をスタート
  • 2011年 - NPO法人キズキ設立、運営を移管[5]
  • 2015年 - 株式会社キズキ設立、運営を移管[6]
  • 2019年7月 - 吉祥寺校(東京都武蔵野市)開校[7]
  • 2021年6月 - 京都校(京都市下京区)開校[8]
  • 2021年8月 - 名古屋校(愛知県名古屋市)開校[9]
  • 2024年10月 - 神戸校(神戸市中央区)開校[10]
  • 2024年11月 - 大宮校(さいたま市)開校[11]
  • 2024年11月 - 三軒茶屋校(東京都世田谷区)開校[12]

校舎

2025年5月時点で、以下の校舎を展開している[13][14]

  • 大宮校(埼玉県さいたま市大宮区)
  • 西新宿校(東京都新宿区)
  • 代々木校(東京都渋谷区)
  • 秋葉原校(東京都台東区)
  • 池袋校(東京都豊島区)
  • 吉祥寺校(東京都武蔵野市)
  • 町田校(東京都町田市)
  • 横浜校(神奈川県横浜市西区)
  • 武蔵小杉校(神奈川県川崎市中原区)
  • 名古屋校(愛知県名古屋市中村区)
  • 安城駅前校(愛知県安城市)
  • 京都校(京都府京都市下京区)
  • 大阪校(大阪府大阪市北区)
  • 天王寺校(大阪府大阪市阿倍野区)
  • 神戸校(兵庫県神戸市中央区)
  • オンライン校(全国対応)

メディア掲載

  • 2019年6月:BuzzFeed Japanにて、代表・安田祐輔の半生と起業に至るまでの経緯が紹介された。[15]
  • 2021年12月:NHK Eテレ「ハートネットTV」にて、発達障害のある若者の学び直し支援事例として紹介された。[16][出典無効]
  • 2022年6月:朝日新聞EduAにて、2日連続の特集記事として、塾の活動と代表へのインタビューが掲載された。[17][18]
  • 2023年12月:産経新聞にて、不登校相談員・半村進のコメントが掲載された。[19]
  • 2024年11月:日本経済新聞にて、不登校相談員・半村進の取材記事が掲載された。[20]
  • 2024年11月:産経新聞にて、不登校相談員・半村進と泉友の取材記事が掲載された。[21]
  • 2025年2月:朝日新聞にて、不登校相談員・半村進の取材記事が掲載された。[22]
  • 2025年2月:『AERA』にて、不登校相談員・泉友の取材記事が掲載された。[23]
  • 2025年3月:朝日新聞にて、不登校相談員・半村進の取材記事が掲載された。[24]
  • 2025年5月:産経新聞にて、不登校相談員・半村進のインタビューが紹介された。[25]
  • 2025年5月:朝日新聞デジタルにて、「連休明けの不登校パーフェクトガイド」が紹介された。[26]
  • 2025年5月:毎日新聞にて、不登校相談員・伊藤真依のインタビューが紹介された。[27]

関連項目

出典

  1. ^ キズキ共育塾”. キズキ共育塾. 2025年5月12日閲覧。
  2. ^ キズキ共育塾(上) 子どもの「学び直し」を支える塾 創設者に聞く自らの挫折体験、学びへの思い|スクールリポート|朝日新聞EduA”. www.asahi.com. 2025年5月12日閲覧。
  3. ^ 講師・職員・ボランティア募集情報サイト”. キズキ. 2025年5月12日閲覧。
  4. ^ キズキについて”. キズキ共育塾. 2025年5月12日閲覧。
  5. ^ キズキについて”. キズキ共育塾. 2025年5月12日閲覧。
  6. ^ 講師・職員・ボランティア募集情報サイト”. キズキ. 2025年5月12日閲覧。
  7. ^ 不登校・ひきこもりの方々の学び直しのために。『キズキ共育塾 吉祥寺校』開校”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2019年7月24日). 2025年5月12日閲覧。
  8. ^ 不登校・ひきこもり・中退の方々の学び直しのために。『キズキ共育塾 京都校』開校”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2021年5月20日). 2025年5月12日閲覧。
  9. ^ 累計3,000名以上が次の一歩へ!不登校・ひきこもり・中退の方々の学び直しの塾『キズキ共育塾 名古屋校』8月に開校”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2021年8月11日). 2025年5月12日閲覧。
  10. ^ 一人ひとりの困りごとに寄り添い、自分に合った学び方を見つけていく塾『キズキ共育塾 神戸校』開校”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2024年9月26日). 2025年5月12日閲覧。
  11. ^ 一人ひとりの困りごとに寄り添い、自分に合った学び方を見つけていく塾『キズキ共育塾 大宮校』開校”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2024年11月1日). 2025年5月12日閲覧。
  12. ^ 一人ひとりの困りごとに寄り添い、自分に合った学び方を見つけていく塾『キズキ共育塾 三軒茶屋校』開校”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2024年11月1日). 2025年5月12日閲覧。
  13. ^ 学校を休む連絡がしんどいあなたへ 欠席連絡の例文を紹介”. キズキ共育塾 (2025年1月20日). 2025年5月12日閲覧。
  14. ^ 一人ひとりの困りごとに寄り添い、自分に合った学び方を見つけていく塾『キズキ共育塾 大宮校』開校”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2024年11月1日). 2025年5月12日閲覧。
  15. ^ Ibuki, Saori (2018年8月30日). “ヤンキーのパシリだった僕は、ただ生まれ変わりたかった。”. BuzzFeed. 2025年5月12日閲覧。
  16. ^ https://www.nhk.or.jp/heart-net/
  17. ^ キズキ共育塾(上) 子どもの「学び直し」を支える塾 創設者に聞く自らの挫折体験、学びへの思い|スクールリポート|朝日新聞EduA”. www.asahi.com. 2025年5月12日閲覧。
  18. ^ キズキ共育塾(下) 発達障害がある人の学び、学校選び 引きこもり経験がある東大卒スタッフに聞く”. 朝日新聞 (2022年6月22日). 2025年5月12日閲覧。
  19. ^ 万紀, 田中 (2023年12月14日). “不登校につながるいじめ、大半が見過ごしか 学校と本人の認識にずれ”. 産経新聞:産経ニュース. 2025年5月12日閲覧。
  20. ^ 子が不登校、仕事どうする? 企業が支援・介護休業も”. 日本経済新聞 (2024年11月21日). 2025年5月12日閲覧。
  21. ^ 玲, 堀川 (2024年11月24日). “小中生不登校34万人 大学進学などキャリアパスどう描く 塾相談員になった経験者の思い”. 産経新聞:産経ニュース. 2025年5月12日閲覧。
  22. ^ 子どもが不登校、仕事は? 相談員「大きな決断すぐにはしないで」:朝日新聞”. 朝日新聞 (2025年2月6日). 2025年5月12日閲覧。
  23. ^ 朝日新聞出版 最新刊行物:AERA:AERA 2025年3月3日号https://publications.asahi.com/product/25257.html 
  24. ^ (不登校離職:下)仕事どうしよう…決断いそがずに:朝日新聞”. 朝日新聞 (2025年3月11日). 2025年5月12日閲覧。
  25. ^ 長谷川 毬子, 佐藤 侑歩 (2025年5月4日). “登校に対する「心のハードル」を下げるために 連休明け、親に出来ることとは”. 産経新聞:産経ニュース. 2025年5月12日閲覧。
  26. ^ 連休明けに増える不登校、親子の「備え」 塾会社がガイドブック作成:朝日新聞”. 朝日新聞 (2025年5月3日). 2025年5月12日閲覧。
  27. ^ GW明け「学校へ行きたくない」 特にストレスが大きい学年は?”. 毎日新聞. 2025年5月12日閲覧。

外部リンク




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