暴走族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 06:49 UTC 版)
暴走族(ぼうそうぞく)は、自動車、オートバイなどを乗り回し、騒音をまき散らしたり無謀な運転をする集団。[1][2][3]
注釈
- ^
警察庁資料(1975年) 年齢構成 職業構成 年齢 東京 神奈川 秋田 大阪 職業 東京 秋田 15歳以下 ― 0.3% 0.5% ― 高校生 45.0% 9.0% 16歳 19.3% 10.8% 1.3% 大学生 5.4% 1.5% 17歳 35.4% 24.2% 10.0% 公務員 0.5% 1.3% 18歳 13.5% 20.8% 15.1% 8.8% 会社員 12.8% 15.8% 19歳 12.2% 13.8% 15.1% 31.6% 店員 11.4% 17.6% 小計 80.4% 69.9% 41.9% 40.3% 運転手 3.9% 5.6% 20歳 9.8% 13.7% 23.8% 21.6% 自動車修理 ― 21歳 4.3% 7.6% 17.9% 10.0% 工員 9.2% 22歳 1.4% 3.3% 7.9% 9.1% 土建業 3.6% 12.8% 23歳 2.0% 2.8% 4.9% 4.1% 農業 ― 11.8% 24歳 0.7% 1.5% 1.5% 2.8% 家事手伝い 6.4% ― 25歳 1.2% 0.5% 2.0% 2.2%(※) 無職 2.0% 11.8% 26歳以上 0.7% ― その他 ― 6.1% サンプル数 4,994名 1,201名 391名 320名 サンプル数 4,994名 391名 ※25 - 29歳まで
- ^ 特に大規模な抗争の例として、1975年6月8日に国道134号で、東京の暴走族(ブラックエンペラー、ルート20、スペクター、アーリーキャッツなど)400名と、神奈川と横須賀の暴走族(ピエロ、ホワイトナックル、崇族、邪道会など)の連盟200名が、同年5月8日に起こった傘下グループ間の諍いを理由に大乱闘を行った。4台の車両が炎上、21台が大破、相当数の負傷者を出した。のちに神奈川県警の鎌倉警察署はこの件に関する捜査本部を設置し、抗争に関与した者の一部を逮捕した。
- ^ 特に大規模な暴動の例として、1975年5月17日に兵庫県神戸市で、約3,000名の群衆が250台の暴走族車両と合流しフラワーロードを占拠した。タクシーを横転させ、立看板に放火、建物の窓ガラスを割り、警察官や派出所へ投石し44名の警察官を負傷させた。また同日には愛知県岡崎市でも、約500名の暴走族と約1,000名の群集が国道を占拠し、愛知県警の警察部隊と衝突する事件があった。
- ^ キャロルやクールス、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、1980年にデビューした横浜銀蝿など。
- ^ 広島市では、暴走族が「えびす講祭り」を幹部卒業式と位置づけて、集団で練り歩くなどの示威活動を行って来た背景があり、祭り自体の治安悪化が問題となっていた。この条例制定以降はえびす講期間中における暴走族のトラブルは激減した。→参考:1999年胡子講暴挙事件、広島市暴走族追放条例事件
- ^ なお、スポーツ需要に関しては国産車のラインナップが壊滅的である(かつ2020年代では人気中古車の高騰が止まらない)ことから販売台数の多い中古輸入車をベースにする動きもあった。
- ^ 消音器がない直管、特殊構造でメガホン化し騒音を増幅する。
- ^ 特徴的な重低音が好まれる。
- ^ 当時ビキニカウルは一般的ではなく、布とプラスチックシールドのいわゆる「風防」である。
出典
- ^ 『精選版 日本国語大辞典』「暴走族」
- ^ “暴走族とは|大阪府警本部”. www.police.pref.osaka.lg.jp. 2023年1月28日閲覧。
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- ^ 『昭和50年 警察白書>図4-31 性犯少年の人員と人口比』 1975年 警察庁
- ^ 迷惑!暴走族の季節 大群で集結通行規制に 渋谷『朝日新聞』1977年(昭和52年)4月18日、13版、23面
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- ^ MSN産経ニュース - 2012.11.3 - 【衝撃事件の核心】暴走族を自滅させた6つの掟 総長らが憧れた硬派な姿とは(3/4ページ) - データなし(2013年11月27日のアーカイブ)
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- ^ a b c J-CASTテレビウォッチ 2007/8/17 日本の暴走族マネる韓国若者「愛国心は関係ねぇ!」 - J-CAST(2014年6月15日閲覧)
- ^ 聯合ニュース 2010/08/06 光復節の暴走族、警察は常習者のオートバイ没収方針 - 聯合ニュース(2014年6月15日閲覧)
- ^ サーチナ 2012-06-13(水) 北朝鮮で暴走族が増加か、追跡車両なく取り締まりは困難=韓国(2012年6月20日時点のアーカイブ) - サーチナ、2014年6月15日閲覧。
- ^ サーチナ 2009-05-25(月) 暴走族が社会問題化する中国、法律と市民の生命権に挑戦 (2009年7月24日時点のアーカイブ) - サーチナ、2014年6月15日閲覧。
- ^ Nbc6 • • (2024年1月13日). “‘Will not be tolerated': Police prepare to crack down on MLK Day rideouts” (英語). NBC 6 South Florida. 2024年4月19日閲覧。
暴走族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/10 05:24 UTC 版)
夢ヶ丘市にも存在するが、スクーターにヘルメットをかぶり、集団でまったく気合いの入っていない運転をしているだけで、暴走族の全盛期に比べれば大人しい。
※この「暴走族」の解説は、「夢ヶ丘市」の解説の一部です。
「暴走族」を含む「夢ヶ丘市」の記事については、「夢ヶ丘市」の概要を参照ください。
暴走族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 10:15 UTC 版)
ヒューマンガス / The Humungus 演 - ケル・ニルソン 配下から「Lord(君主)」「ロックンローラーのアヤトラ(伝道師)」と称され、精製所の石油をつけ狙う暴走族の首領。半裸で筋骨隆々、命令を無視して単独行動に出るウェズを絞め落とす腕力を持つ。Cooper HM6 ホッケーマスクで顔面を覆い、劇中で素顔が晒されることはない。演説に長け、強力なカリスマを発揮し、石油精製所の一部の面々からも「話の通じる相手(a reasonable man)」と認められてもいる。スコープ付きS&W M29と実弾5発入りケースを所持、ケース内には何らかの家族と思しき集合写真も同梱されているが本人との相関関係は劇中では不明。 マックス達の脱出作戦では自身の乗るトラックに備えていた槍を使ってパッパガーロを討ち取り、マックスにも槍を投げようとしたがジャイロ・キャプテンの火炎瓶攻撃に遭い、戦線から一時離れてしまう。亜酸化窒素ボンベで加速してトレーラーに追いつこうとしたところ、Uターンしてきたトレーラーと正面衝突して、トレーラーのフロントバンパーにしがみついていたウェズもろとも木っ端微塵に吹き飛んでしまう。 ウェズ・ジョーンズ / Wez 演 - ヴァーノン・ウェルズ 族の中で際立って好戦的で凶悪な一員。常にゴールデン・ユースをオートバイ後部座席に乗せ、黒い羽毛で装飾した衣装を纏い、頭髪を赤く染めたモヒカン刈りの暴徒。一味のボスにあたるヒューマンガスですら手を焼くほど凶暴な性格でヒューマンガスの制止を振り切り単独行動に出た事により鎖で拘束され行動を制限される。 マックス達の脱出作戦の際に戒めであった鎖の捕縛を解かれ追撃に加わり、水平4連ダートガンで女戦士を射殺。マックスが運転するトレーラーの走行阻止と殺害を謀るべく朝星球を振り回し窮地に追いやるも最後はトレーラーとヒューマンガスのトラックの正面衝突の間に挟まれ激突死する。 「革鎧を身につけたモヒカン頭の凶悪なバイク乗り」という造形は、以降のサブカルチャーにおける世紀末的世界観に大きな影響を与えた。イギリスの映画雑誌エンパイアによって、「映画史上最高の、悪の手下(henchman)」に選ばれている。また、ウェズを演じたヴァーノン・ウェルズも本作がきっかけで脚光を浴び、後に「コマンドー」でベネットの役を熱演する事にもなった。 トーディー / The Toadie 演 - マックス・フィップス) 暴走族のメンバー。ウェズが投げた鋼鉄製のブーメランを、素手でキャッチしようとして右手の指を4本失う。マックスがインターセプターで石油精製所を離れた際、ウェズと共にこれを追跡、インターセプターを大破させてガソリンを奪おうとするも、インターセプターに搭載されていた自爆装置を作動させてしまい、爆死する。 端役ではあるが出演者としてはギブソン、スペンス、プレストンの次(4番目、5番目はウェルズ)という順のクレジット表記となっている。 ゴールデン・ユース / The Golden Youth 演 - ジェリー・オサリバン ウェズが運転するオートバイ後部座席に搭乗する無口で金髪の青年。フェラル・キッドが投げた鋼鉄製のブーメランが頭に当たり死亡した。 ウェズを演じたヴァーノン・ウェルズによると、もとはウェズに拾われた孤児という設定だという。 当初の設定では女性になるはずであったが、男性に変更された。 なお、「ゴールデン・ユース(The Golden Youth)」は「(髪が)金色の青年」という意味。 グリニング・モホーカー / Bearclaw Mohawk 演 - トニー・ディアリー 暴走族のメンバーの戦士。にやりとした顔が特徴。ネイサンらを殺した後、その場に現れたマックスに殴り倒される。 ベアクロウ・モホーク / Bearclaw Mohawk 演 - ガイ・ノリス 暴走族のメンバーの戦士。モヒカンにマスクをし、手に鋭い爪とボウガンを装備してる。終盤のトレーラーとのカーチェイスではサイドカーバイクに乗り込み、ボウガンでメカニックの火炎瓶攻撃を妨害、逆に女戦士のボウガンで負傷するも致命傷には至らず、トレーラーの運転席の後部ガラスを破ってマックスを右手の鉤爪で負傷させるも、フェラル・キッドの攻撃と女戦士のボウガンによる傷が原因でマックスの肩に右手を喰い込ませた状態で気絶、そのままトレーラーの横転に巻き込まれて死亡する。 テント・ラヴァー / Tent Lover 演 - アン・ジョーンズ、ジェームズ・マッカーデル テント内でセックスをしていた女性と男性戦士。男性戦士の方はトレーラーとのカーチェイスの際に、トレーラーのタイヤをボウガンで狙おうとするもタイヤに巻き込まれ死亡した。
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暴走族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 04:39 UTC 版)
東京都港区で行われた極道会の決起集会に参加したグループ。それにより直属組織であることが判明。集会時に同会の構成員と共に捜査員の襲撃を試みたが、応戦により参加者全員が逮捕される。
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暴走族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 06:23 UTC 版)
剣之介たちが歩いていると恐喝してきたバイクに乗った柄の悪い連中。原作では2人組だが、アニメでは3人組に増えており、剣之介との対決シーンが増えている。
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暴走族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:28 UTC 版)
「LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶」の記事における「暴走族」の解説
3年生の周防遊馬という生徒が、一夜にして暴走族集団「メイド・イン・ヘブン」の総代になってしまった。品行方正な生徒として知られていた周防のあまりにも極端な変貌ぶりに、天沢は彼の変貌にプロフェッサーが関わっている可能性を疑う。 周防 遊馬(すおう ゆうま) 声 - 下鶴直幸 誠稜高校3年生で、メイド・イン・ヘブンの3代目総代。元文化祭実行委員でもある。 かつては風紀委員長を務めており、成績優秀かつ品行方正な生徒として知られていた。校則遵守に厳しく、校則違反を苛烈に取り締まっていたことから「風紀ハンター」と呼ばれ恐れられていた。 ところが、メイド・イン・ヘブンに所属する誠陵高校の生徒を脱退させるべく総代の赤塚に直談判しに行ったところ、デスレースで幹部達や赤塚に瞬く間に勝利し、一夜にしてメイド・イン・ヘブンの3代目総代に上り詰めた。 「より速い奴、より度胸のある奴に従え」というメイド・イン・ヘブンの唯一のルールを絶対のもとし、部下達に忠実に守らせている。 中学の頃はモトクロスをやっており、類まれなる実力で少年チャンピオンにまでなった。 村崎 レイジ(むらさき) メイド・イン・ヘブンの初代総代。異人町にあった複数の暴走族集団を1つにまとめあげた男で、その圧倒的なカリスマ性から不良たちに神格化されている。1年前に交通課とチェイスの末に事故死した。 事故死する前日、瀬山にメイド・イン・ヘブン解散をほのめかしていた。 赤塚 まさる(あかつか) メイド・イン・ヘブンの2代目総代。周防が総代となってからは副総代を務めている。 花咲 純平(はなさき じゅんぺい) 声 - 鉄平 メイド・イン・ヘブンの内部派閥「爆音雷龍」のヘッド。花火師の父親から勘当されているが、花火師としての技術は教え込まれており、レースになると盛大に打ち上げ、レース中も花火を使って妨害する。 八神の最初の強敵として立ち塞がるが、次々に部下たちが敗れて離反。さらに、交際している彼女のひよりから別れを突きつけられた事を目撃した八神は花咲を暴走族を止めさせることを決意し、レースで花咲を打ち負かし、さらに瀬山が連れてきた父親と和解。暴走族も辞めたことで交際を再開し、高校にも通っていることをのちに八神に話している。 顔に似合わず花が好きで、花の種類や花言葉に詳しい。 美奈川 リナ(みながわ) 声 - 天沢カンナ メイド・イン・ヘブンの内部派閥「レイジー・エンジェルズ」のヘッド。女性のみで構成された派閥であり、耳がいかれそうなほどの爆音を轟かせる。死を恐れておらず、デスレースでの高尚な死こそがレーサーたちの天国「羽流原(バルハラ)」に至る道だと主張する。 レイジに好意を抱いており、その死に絶望し彼と同じ所に行きたいと願った事が派閥の思想の原点となった。 ゴースト / 村崎 弾(むらさき だん) 声 - 眞對友樹也 メイド・イン・ヘブンの内部派閥「ゴースト派」のヘッド。常にフルフェイスヘルメットを着用しており、その素顔や正体は誰も知らない。 「より速い奴、より度胸のある奴に従え」というメイド・イン・ヘブンの唯一のルールに反感を持っており、暴力こそがチームを支配すると主張する。 そのため、レース中に躊躇なく暴力を行使する。チーム内でも恐れられている存在だが、彼を慕う者もいる。 その正体は、村崎レイジの弟の村崎弾。兄と瓜二つの顔立ちをしており、周囲から兄を重ねて見られる事を嫌って顔を隠していた。 浅間 花流太(あさま かるた) 声 - 夕月ひろ 八神がメイド・イン・ヘブンに加入する時に知り合い、共に加入した男。気さくな性格で、八神を「八神っち」と呼ぶ。 榛名 耕一郎(はるな こういちろう) 八神がメイド・イン・ヘブンに加入する時に知り合い、共に加入した男。浅間花流太の友人。 キム・ウォンスン 前作にも登場した、神室町の焼肉屋「牛遊宴」の店主。今作ではメイド・イン・ヘブンのメンバーになっており、八神の対戦相手の一人として登場する。 若い頃は赤髪のリーゼントで決めて、盗んだバイクで暴走行為をしていた。伝説の走り屋と呼ばれるほど実力は高く、「ぶっこみのキム」の二つ名で知られていたという。 引退して久しいが、引退した大人の暴走族のコミュニティでゴースト派の求道と知り合って誘われ、最近メイド・イン・ヘブンに入って再デビューした。 瀬山 幸太郎(せやま こうたろう) NPO法人「暴走族をやめさせる会」の代表で、元神奈川県警交通課長。村崎レイジの事故死をきっかけに無力感を感じ、警察を退官して「暴走族をやめさせる会」を立ち上げた。 メイド・イン・ヘブンの少年達を更生させるべく、日々声掛け活動を行っている。強硬なやり方は好まず、対話によって少年達を更生させようとしている。 大月 聖人(おおつき まさと) 声 - 安齋龍太 「暴走族をやめさせる会」の副代表で、県議会議員。対話重視の瀬山のやり方に対し、「甘っちょろい」と反感を抱いている。選挙の時に暴走族撲滅を公約に掲げており、公約実現のために暴走族を社会の敵として、徹底的に弾圧し撲滅しようとする。 ひより 花咲純平の彼女。ガラの悪い男達に絡まれていたところを花咲に助けられ、そのお礼に誘った食事の席で告白されたことで付き合うようになった。いつか2人で花畑にピクニックに行くのを楽しみにしていた。 花咲への想いは本物だが、親が議員で警察にも顔が利くため、暴走族の男と付き合うことに猛反対され「これ以上交際を続けるなら警察に花咲を逮捕させる」とまで言われている。 周防の母 周防の母親。息子が暴走族の一員である事は認めておらず、何度も直談判してくる大月を鬱陶しく思っている。
※この「暴走族」の解説は、「LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶」の解説の一部です。
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暴走族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 08:59 UTC 版)
バイク事故で亡くなった。悪気はなかったが後ろに乗せていた彼女も殺してしまったため、グレーのパスポートを与えられ霊界空港で働いている。部長やヤクザといつもつるんでいる。
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暴走族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 14:51 UTC 版)
観念論と並んでニヒリスティックなヴァイタリズムは新ナショナリストの大きな特徴である。軟派であれ硬派であろうと、ヴァイマール時代の人々は徹底的に生きることを選んだ。生きるということはそれだけで価値のあることだった。旧保守主義者と違って「保守革命」は、19世紀世界に対する歴史の断絶意識から激しいヴァイタリズムに走る「一種の絶望行為」であり、保守主義の自爆行為「保守のハラキリ」である。革命的エネルギーを燃焼させ暴発させることによってユンガーの所謂「魔術的零点」としての創造的根源に復帰しようとする彼らは、その力点を具体的な政策よりも運動の火種そのものを絶やさぬところにおいた。運動そのものが彼らにとっての価値であった。定かな目標、目的を知らぬその即物的で人間的感情を持たぬ能動的ニヒリズムは、一面的で直線的であり、ニュアンスに富んだアイロニーを知らない。ユーモアを知らぬ精神的自己陶酔型のこの「保守革命」の思想家たちは、将来の青写真を知らぬヒロイックでニヒリスティックな決断をとるユンガーの「決断主義」そのものに徹しようとする姿勢を示した。ブルジョア自身の「イデオロギー階級的自殺」の表現であり、ブルジョア社会の客観的法則に反発、挑戦するロマン的、即ち主観主義的な試みである。その心情は、客観的行動規準を見失った主体の、ユンガーがいう所謂「冒険心」そのものにあった。彼らは「暴走族」である。ここにおいて、ブルジョア文明のもつあらゆる客観的な原理や規準から取り残された主体が、怒号し、暴走を始める。しかし、こうした決断主義は、決断への追求であると同時に決断からの逃避でもある。何故なら、抽象的な全一性や結束や連帯や共同体を求めるという意味ではそれは確かに決断への追求であるが、全ての内容をもった決断がなされるためには、何に対して、何のためにという多くの可能性が明確に限定されていることが前提となる限り、これを回避するという意味では真の決断の回避となるからである。「決断主義」は、実質的なリアルをもった決断ではなく、あらゆる意味や目的を捨象した抽象的でニヒリスティックな決断であり、それ故、ナチズムの勝利という現実の歴史的決断が下されたとき、ユンガーやエルンスト・フォン・ザロモンの「決断主義」は無力化し、彼らは観照の世界に逃避せざるを得なかった。 多くの点でナチズムの思想を先取りしていたにも関わらず、ナチ時代の彼らは決してナチの積極的協力者ではなかった。暴走族は思想や行動の暴走をやめた。ユンガーやザロモンと同じく「決断主義」の立場からロマン主義を批判したカール・シュミットによるロマン派断罪論は、ロマン派よりもシュミット自身の「自己嫌悪の投影」として彼自身の「決断主義」によりよくあてはまるものであった。庭園での瞑想を愛したユンガーが「即物性」を説き、神経症に悩まされて自殺したひ弱な文学的ボヘミアンのメラーがプロイセン気風に傾倒し、偏頭痛に悩まされた非政治的人間のシュペングラーが「不屈」の政治性を説いた例が明瞭に示しているように、ロマン的体質をもつ自分自身に向かって、ロマン性の克服を説ききかせ、「即物性」や「不屈性」を強要する多くの「保守革命」の思想家たちの自己催眠的マゾヒズムのなかに、ブルジョア出身者自身によるブルジョア否定としてのヴァンダーフォーゲル運動と同じく、近代ブルジョア社会におけるブルジョア自身の自己嫌悪、「イデオロギー階級的自殺」の姿が端的に象徴されているのである。
※この「暴走族」の解説は、「保守革命」の解説の一部です。
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暴走族
「暴走族」の例文・使い方・用例・文例
- 暴走族のふるまいには我慢できないよ
- 暴走族
- あの暴走族の若者たちはみな髪を後ろになでつけていた。
- 彼等はいわゆる暴走族です。
- 彼は今では、以前のような手に負えない暴走族ではありません。
- 私は妹が暴走族のリーダーと付き合うのを思いとどまらせた。
- 警察は暴走族を躍起になって鎮圧しようとしている。
- 何年か前、彼女は暴走族の連中と付き合っていた。
- 暴走族.
- 彼は暴走族と掛かり合いをもつようになった.
- このあたりでは暴走族がのさばっている.
- 警察は暴力団[過激派, 暴走族]をびしびし取り締まった.
- 暴走族を取り締まるよう付近の住民が警察に申し入れを行なった.
暴走族と同じ種類の言葉
- 暴走族のページへのリンク